aporonと共に・・・
(aporon)飯田絢香〜メジャーデビューの足跡と奇跡を綴ります。
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2004/05/04(火) 〜message〜 MP3アップロード!
僕は昨日のレコ収録を終え〜message〜早速MIXダウンを行った。
感覚的にはやはり前回とは遥かに違っていた。
実感した・・・

ミキサーに向かい何度も何度もイコライジング調整、そしてエフェクト処理をした・・・

時間は午前3時に達していた。
前の日はほとんど寝ていなかったがモニターから聞こえるアポロンのサウンドに集中した。

MIXダウンは最終的にオペレーターの感覚で決まる!
誰が聞いても溶け込むような音・・・僕はそういう音を徹底したかった。
特にアポロンの曲はVoを前に出さなければ意味がない・・・
しかし楽器はピアノ(EP)とアコギの2音色だけだ。
そしてTr数はわずか5Tr・・・
そんな数少ないTrの中からすべてのバランスを頭に叩き込まなければすべてが失われる・・・

特に僕の機材はマルチトラック方式・・・デジタル処理はできない・・・すべてアナログの世界だ。
中でも一番難しいのがイコライジングとエフェクト処理・・・

レコ中は硬めの反響音・・・俗に言う”プレート系のリバーブ”をかけながらTrダウンを行った。
その理由はあやっぺの声は広いホール系よりも録りの時は生に近い音声で録った方が後のMIX処理の時に都合がいいと思ったからだ。

イコライジングは僕の耳だけが頼りだった・・・
高音”HI EQ”を上げすぎると声が”キンキン”になる・・・かといって”Lo EQ”をあげすぎると声がレベルオーバーしてうなってしまう・・・またMIXはモニターとヘッドホンからと聞き比べた場合でも全く違う・・・
無難な形をとらなければならない・・・。

あやっぺの声量は低い箇所、伸びる箇所・・・そして訴えるような高音域・・・すべてにイコライジングを必要とする・・・
夜中のMIXは自分との戦いだった。

そしてMIXが終ったのはもうすでに外が明るい光を射した頃だった。。。

”できた!これでいこう!”
早速出来上がったマスターからMP3配信用のCD-rを作成した(ネット配信用)
アップロードをし、正確に配信されるか確認した。
その瞬間ぼくの目から涙がでてきた。

”みんなほんとうによくやったな・・・”と感動したのだ。

夕方アポロンはあしたのLIVEのために今日もスタジオ入りしていた。
その間僕はアポロンに渡すCD〜message〜をダビングしていた。
午後8時前・・・僕はアポロンがいるスタジオへ出かけた。

アポロンのメンバーはすでに練習を終えいつものYAMAHAの受付のところで僕を待っていてくれた・・・
CDを渡すと明るい笑顔でみんな喜んでくれた。

でも後3曲・・・まだ後3曲の収録が残っている・・・
でもこの初CDレコで学んだことは必ずアポロンにとって大きな意味を持つことだろう・・・
それは今までになかった音楽の難しさ・・・そしてメンバーとの友情、絆・・・アポロンは一つ大きな成長をしたに違いない。

次は第二段・・・”会いたい夜”の収録だ・・・。
ますます伸び行くアポロンの成長と未来への可能性にこれからも挑戦していきたい。

  M店長


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