aporonと共に・・・
(aporon)飯田絢香〜メジャーデビューの足跡と奇跡を綴ります。
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2008年4月
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2008/04/06(日) 4年経って・・・  音生より
昨日のKinPouGeライブで、合間に”message”が流れました。
早いものでaporonとの出会い、そしてレコーディングから4年が過ぎたわけです。
夢をかなえ見事メジャーデビューを果たした絢香。
毎日がんばっているんだろうなと思います。

まえちゃんと絢香に関していろいろ取りざたされることもあります。
絢香自身の中にも彼に対する誤解があるかもしれません。

一つ言いたいのは、彼は絢香にいつもせいいっぱいのエールを送っているということです。
それは守口のミスドで話をしたあの日から何一つ変わってはいません。
ただ間に入った人に問題があって、このような結果になってしまったのだと思います。

早い時期からMP3で音楽を流していたまえちゃんのところに、塾生のCDを次々と送ってきたNさん。
当時MP3の3分の2がヴォイス関係の曲で、彼は何年もの間サーバーに使用料を払いながら塾生の曲を流し応援し続けました。

”MISIAを育てたえらい先生”という触れ込みでしたが……本当に本当だったんでしょうか?
まえちゃんは信じていたようです。
なぜなら当時のバンドメンバーにも、絢香にもそう伝えていましたから。
そしてそれがNさんの信任状になったわけです。

4年前の今頃ひどく落ち込んでいたNさん。
メールを受けた私たちは不思議に思いました。
なぜってその時塾生が2組もデビューすることになっていたのですから。
一番いい時なのになぜ?空の巣症候群かもしれないって心配しました。

でも後になってそのわけを彼自身がまえちゃんに話したそうです。
それはデビューするYが「自分の歌を歌いたい」と言ってNさんの楽曲提供を拒否したから。
なぜ?それで当然ではないですか。
むしろ指導者として喜ぶべきことではないのでしょうか。

でも、今にして思えばすべてはここに始まったわけですね。
まえちゃんの方はひたすらNさんに同情するばかりでした。

私は話を聞いてすぐに金勘定だと思いました。
作曲の印税は3%。それが入るか入らないかで大きな違いがあります。
今絢香が歌っているのはNさんの曲ばかり。
それも契約条件の中に入っているのでしょうか?

リスナーとしてはもっといろいろな人から楽曲提供を受けてほしいと思います。
様々な才能の生み出す作品を絢香に歌わせてみたら……その方が楽しいじゃないですか。

絢香を福岡に連れて行った時、まえちゃんを待たせてNさんと絢香だけで一室に入ったそうです。
それはかなり長い時間で、まえちゃんは塾生の歌を聞いてほしいと言われ、次から次へと聞かされたとのことでした。
その時中でどのような話があったのか…… ある程度想像できます。

福岡行きが絢香にとって初めての新幹線乗車だったようです。
「歌手になりたい」という思いは彼女と家族の厳しい現実を背負っていたはずです。
まえちゃんと私はそのことを十分理解しているつもりです。

絢香が彼のことを「恐い」と言っているとNさんから聞きました。
「だからもう近づくな。一切連絡を取るな。」と命令されました。
もしかしたら「Mといたらメジャーになんかなれない。悪い癖がついたり潰されてしまう。」的なことを言われたのかもしれません。
結果それを信じた16歳の少女を責めるつもりはありません。

でも本当に「恐い」と思う人と二人きりで新幹線になど乗るでしょうか?

理解できないのはNさんの豹変ぶりです。
まえちゃんは最初からNさんに託すつもりだったわけで、他のオファーも断り、長い付き合いのNさんの元に連れて行ったのです。
当時絢香は高2になったばかりで、お母さんと妹さんとの3人暮らし。
すぐに福岡に移れるとは思いませんでした。
だから大阪にいる間自分が見ていこうと考えたわけです。
実際Nさんから言われたメニューで彼女の指導をしていたのですから……

それが突然じゃまだと言われ、ホームページからaporonに関する一切を削除するように指示されました。
(ついでにヴォイスの塾生のMP3も止めろと言われましたが、別にこっちが頼んでやってるわけでもないのにと笑止千万でした。)
またaporonのサイトからもまえちゃんに関する内容がすべて消されていきました。
管理人のSちゃんは何と言われてその作業をしたのでしょう。
Nさんは(もしくは指示を受けた絢香は)いったいどういう説明をしたのでしょう。
                      
他にもいろいろなことがありましたが、背後に、ある意志を持って関与する人間を感じました。

ヴォイスのスタッフから長文のメールが送られたこともあります。
デビューが本決まりになって後顧の憂いをなくしたいという意図でしょう。
「Nも絢香もMさんには本当に感謝しています。」
とありましたが、ではなぜ本人が直接言ってこないのですか。
たった一行のメールでも、そこに心があれば十分ではないですか。

解せません。
Nさんの性格云々という言い訳がありましたが、そういう問題ではないと思います。
要するにNさん本人には「すまないことをした」とか「ありがとう」等々の気持ちはないということです。
一人の人間の心がどれほど傷を受けたか、想像できないほど感受性が鈍いのですか。


今願うのはNさんがいつか約束したように、絢香をしっかり育ててほしいということだけです。
真の師たる者、決して自分の利得に基づいて動くべきではありません。
彼女にとってマイナスだと思ったら潔く身を引いてください。


私たちはこれからも絢香を見守っていきたいと思っています。
絢香自身の”message”を忘れないで。
 


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