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2012/12/22(土)
何かが違う
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昨夜、久しぶりに彼女の歌うテレビ番組を見た。(聞いた) 表情は元気だったように思う。
歌が流れ出した・・・ 聞き入った・・・
プロのバッキング(バンドマン)はどうでもいい・・・ 彼女の歌に集中した。
違う、何かが違う。
彼女にレッスンしていた時の一番悪い時のように聞こえた。 『あやっぺ、今日は無理だ、ここまでにしておこう・・・』
テレビを集中しながらあの時の場面が如実に現れた。
一体何がちがうのか、 その答えは簡単だ。
・・・技術的な面ではない。
歌(曲)から現れる表情・・・メンタル・・・ そして何よりも大切な「オーラ」だ。
彼女のデビューのきっかけとなった「message」 もしも万人が僕のプロデュースした彼女のこの曲を聞いたとき、 その答えははっきりするだろう。
機材やバッキングはどうでもいい・・・ 要は彼女の「本来の姿」がどれだけ聞く側へオーラとして放たれ魅了させられるかなのだ。
「message」があったからこそ今の「絢香」がある。 何度も何度もコンテストで認められなかった当時の彼女・・・ 審査員は一体何を見て聞いていたのだろうか。
しかし僕は信じた・・・ 彼女は必ず大きな星を掴むであろうと・・・
8年以上前からそう信じていた。
その時の「message」は僕の誇りであり、「絢香」の原点でもある。 素晴らしい曲であり、絢香のすべてのオーラが放たれている曲である。
彼女自身がメインヴォーカル&バッキングコーラスを奏で歌い上げてる曲・・・。 しかも複雑なファルセットフレーズで。
彼女の歌声は素晴らしいバッキングでもあるのだ。 ソウルフル且つ、メロディアスなのだ。
本来の「絢香」の姿(歌) その姿が現れたとき、彼女は不死鳥のように羽ばたくだろう。
「message」・・・それは絢香を蘇らす言葉であり、彼女を不動のものとさせるメッセージであろう。
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