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2015/12/20(日)
本物・・・それは絢香
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2015’12.19 僕は本物になったあやっぺを垣間見ました。 あれから約11年以上が過ぎました。 最後にあやっぺの生の歌声を聞いたのは二人でスタジオワークに励んでいた時だと記憶しています。 そして時間は宇宙空間をさまよっていたかのように感じます。
大阪城ホール・・・正直僕はなかなか会場には入ることができませんでした。
意味はよく分からない、だけどそういう気持ちになっていたのです。
列をなす人々の姿・・・それはすべて絢香というアーティストの歌声を聞くための人々であり、絢香を観たいというなにものでもない列だったと思います。 その数、約16,000人・・・僕はその姿を見たとたんに『なんで?どうして?』ということしか脳裏には浮かびませんでした。 しかしそのことは夢でもなく、妄想でもなかった・・・現実でした。
17時過ぎ・・・場内は真っ暗になると同時にバックバンドの演奏が始まりました。素晴らしいバック演奏でした。 そして11年ぶりに見るあやっぺがステージ中央に登場したのです。
パワフル且つ潔い登場でした。 場内は一瞬として立ち上がり絢香一点に視線が注がれていました。
伸びやかな・・・そして中音域から高音域へと奏でられる絢香の声・・・そして完全なるピッチとファルセット・・・。 それは誰にも真似することができない、絢香のすべての奏法でした。 これほどまでに成長を遂げたあやっぺ・・・ 恐ろしいほどに歌唱とオーラを見せつけるあやっぺ・・・ その姿は僕にとって理想そのものでした。
スタジオワークで指摘したこともありました・・・ここをもう少しこんな風に歌わないとだめだ!とアドバイスしたこともありました。 しかし・・・もうそういうことは完ぺきに超越していたのです。
涙が出そうになりました。
あやっぺはもうあやっぺではない・・・僕の知っているあやっぺではない!悔しいのやら嬉しいのやら・・・そういう次元の感覚ではいられなくなっていました。
あやっぺの歌声は確実に世界を轟かせています。それは僕だけが感じることではないと確信しました。
もうあやっぺにはなにも望まない・・・望むことなどできない。 それが今の僕の本当の気持ちです。
aporonと共に・・・絢香はすごい存在になりました。 やはり本物に、本当のアーティストになりました。
いま僕はその嬉しさと彼女を見つめてよかったと感じています。
今日、あやっぺは最後のMCで語っていました・・・ それが僕にはとても印象的でした。 『これから10年、20年・・・私はみんなのために歌い続けます』と・・・♪
僕はレッスン中に言った言葉が蘇りました。
『誰のために歌うかを考えるんだ、そして聞く人にあやっぺのオーラを放て』と・・・。
今夜の彼女の言葉は僕に返してくれるようでした。 本当に嬉しかった・・・。
絢香は本物になりました。 僕はもう彼女を精一杯見守るだけです。 そしていつもいつまでも絢香を応援していくだけです。
影の中で・・・
あやっぺ・・・本当によかった あやっぺ・・・本当に素晴らしかった。 あやっぺ・・・ ありがとう。
aporonと共には・・・ これで最後にします。
あやっぺ・・・いや 絢香・・・僕もあなたの一ファンです。
ありがとう ありがとう
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