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2004/10/22(金)
木蓮の涙。
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今日かっちゃんに貸してもらいました。
もともとはスターダストレビューの曲なんよね？
小田和正のクリスマスライブで
コラボして歌ってたのを見たことあるから。
そのときは、ただ感動しただけやったんやけど、
そのときは、大事な人を亡くしたことがなかったから、
うわべだけの感動だったんだと思う。
後になって、８０２から、
佐藤竹善withコブクロがこの曲歌ってるの聴いて、
電車の中で体が動かなくなった。
そのとき心んなかにいたのは、
もう言わんでも分かってくれると思う。
この歌は、恋人を亡くした気持ちを歌ってる
と私は感じたんやけど、
誰を亡くしたとしても、
同じ気持ちになると思う。
会いたくて会いたくて
この胸のささやきが
あなたを探している
あなたを呼んでいる
いつまでもいつまでも
そばにいると言ってた
あなたは嘘つきだね
私を置き去りに
歌の中には、
スキマスイッチの曲みたいに、
好きだから迷わず聴ける曲と、
好きだけど聴くのに勇気がいる曲がある。
その一つが、The love の「再会」で、
今は「木蓮の涙」が加わった。
人間の記憶って、
時間がたつほど薄れていくけど、
少しのきっかけで
何倍何十倍にも膨れ上がって蘇る。
自分の気持ちと重なり合う曲ほど、
CDの再生ボタンは押せなくなる。
今私の横で流れてるけど、
やっぱりまだ泣きそうになるね。
まだ・・・というか、ずっとそうなんだと思うけど。
歌の力はすごいね。
人間の記憶を蘇らせるんだから。
一日だって忘れたことはないけど、
深く深く思い出すことからは自然に逃げてて。
でもこの曲聴くと逃げられなくなる。
向かい合うことは逃げるより難しいけど、
逃げることは向かい合うことより悲しいから、
この曲は私には必要なんだと思う。
「木蓮の涙」
逢いたくて逢いたくて この胸のささやきが
あなたを探している あなたを呼んでいる
いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた
あなたは嘘つきだね 心は置き去りに
愛しさの花籠 抱えては微笑んだ
あなたを見つめてた 遠い春の日々
やさしさを紡いで 織りあげた 恋の羽根
緑の風が吹く 丘によりそって
やがて時はゆき過ぎ 幾度目かの春の日
あなたは眠る様に 空へと旅立った
いつまでもいつまでも側にいると言ってた
あなたは嘘つきだね わたしを置き去りに
木蓮のつぼみが開くのを見るたびに
あふれだす涙は 夢のあとさきに
あなたが 来たがってた この丘にひとりきり
さよならと言いかけて 何度も振り返る
逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが
あなたを探している あなたを呼んでいる
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