|
2005/07/13(水)
初心は忘れない
|
|
|
なにかに意味があると思うのは言い訳みたいで好きじゃないです。 リングに上がる理由は人それぞれですが、リングに上がる意味をもたせるのには抵抗があります。 ただ戦うだけ。ってのがいーなぁ。 つまんない日常からの現実逃避だったり、思い出作りだったり、自己表現だったりだったら、なんか「戦う」ことに失礼な気がして。 空手をはじめたのはきっと現実逃避で、強くなるよりもギリギリの状況で殴り合うのが楽しかった。 労せず非日常にいけるから。ちょっと特別なことやって特別な人間だと思いたかったのかなぁ。 一時期、「普通の人」になるのが嫌だった。プロレスやめて、「普通の人」に戻るのが嫌だった。 プロレスラーとか格闘家って肩書きは心地よかった。それで何が変わるわけでもないのにね プロレスはそのまま非日常を味わいたくて、プラス自己表現してみたかった。 リングに上がりたい一心で格闘技をその延長で始めてしまった。その気持ちは純粋だったけど、私の気持ちを晴らすためにリングはなかったと今は思います。 今は格闘技を尊敬していて、努力してるプロの方を尊敬しています。
気分をすっきりさせたいから練習したり試合するんじゃない。むしろストレスはたまります。できないことのほうが多い。 またなんとなく練習してる自分に気付く。道場に行くのが練習じゃなくて、道場で成長するのが練習なのに、行っただけで満足しちゃダメだなぁ。 ときどき、初心を思い出さないといけないですね。
|
|
|