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2005/09/04(日)
ご心配おかけしました
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んー、ご心配かけてるかな?今やっと更新です。
試合に負けてしまいました。
あの去年の復帰戦の時に感じた情けない気持ちでいっぱいです。 格闘技界では、練習のときできて試合で弱い人がたくさんいる。 練習ではリラックスしてるし落ち着いてるし、知った相手だし、なにより「練習だし」。 逆に試合では強い人もいます。思い切りがよくて、試合によってでたアドレナリンをうまく使える人なのかな。 練習ではできるのに。練習ではいい動きなのに。そんなことは関係ない。試合はすべて。試合の結果が実力です。 六月の後楽園ホールから、試合中のモチベーションがだんだんあがらない自分に気付きはじめ、今回はっきりとわかった。 「勝ちたいな」から「負けられないよね」に変わってきて試合中に安全策をとろうとする自分。 試合中は余計なことばっかり頭に浮かぶ。相手のセコンドの声ばっかり聞こえるし、自分の技はかからないような気がするし打撃は効かないんじゃないか。逆に相手のしたいことはなんでもされちゃうように感じた。 打撃もあたったし、アームロックもとりかけた。なのに常に後手後手に回った。 試合終了でもう負けたことはわかった。 悔しさというよりも、「なにやってるんだろう、私」って。 団体とか、無敗の人とか、ベルトとか、いろいろ背負って、それでも立派に戦ってる人なんてたくさんいるのに、私はスマック代表、山田トレーナーの支持、ファンの期待を勝手に背負って、こんな気持ちでリングあがってる。
また試合決まったら、また負けられないといって、負けたらただ謝って勝ったら喜んでスペシャルサンクスして、そんなことを続けていくのかな?
試合後、まだ何ラウンドでもできそうで息も上がりきってない体なのにハートが折れてる。筋肉痛にさえなってない今。 身体能力とは違うところで「格闘技むいてないのかな」と思う。 自分を信じたい。言い聞かせるんじゃなくて心から自信満々になりたい。 復帰戦の後、私は変わったと思った。もう一回、変わらなきゃいけないみたいです。このままじゃいけないです。
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