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2004/03/12(金)
玄宗と楊貴妃のロマンスの地 華清池
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中国の宿はどんな安い宿、ドミに泊まってもポットでお湯はくれる。 朝お湯をくみに行ってなんとなく足でけってしまったらばたーんと倒れて割れてしまう。魔法瓶が割れるなんて信じられへん。 宿のシャオジェをよんで事情を説明したら、ナニゆってるか、まさか「怪我はないですか?」なんていわんとは思うがわからんので紙に書いてもらったら、「賠償」って書きよる。こんなぼろ魔法瓶に20元なんてふざけたことゆうから「英語話せる奴つれてこい!」ゆうてつれてこさす。 でもそいつも「中国人でも弁償してもらいます」ってわけないやん? せいぜい持って帰ったりするくらいやろ。「持ってかえるわけじゃないし、不慮の事故や。こんなおんぼろ魔法瓶に払う必要なんかない」と主張したがむこうも折れない。「それならチェックインの保証金から引きます」 いいよるんで、とにかく話あって半分の10元でおちつく。 なんであんなぼろ魔法瓶にお金はらわなあかんのよ!納得いかんわ〜 くそ。負けた。
気を取り直し、出かける。今回西安にくるまでに司馬遼太郎の「空海の風景」という小説を読んだ。西安の近くに玄宗と楊貴妃のロマンスの地、華清池という温泉の有名なとこがあるらしい。しかしここは中国。そんな簡単に行けないと思ったが簡単に行けてしまった。 観光地になってて、玄宗や楊貴妃がはいったお風呂が遺跡みたいな感じで残ってた。 ここでも楊貴妃スペクタクルショーがあって、宝塚歌劇団真っ青の素敵なショー。楊貴妃役のお姉さん、ショーはじまるまで自分の子供抱っこしてたんみたもんね〜。上品な中国人の紳士はダンサーが顔真っ赤にして怒る様な野次とばしてらっしゃる。しかしひろしも途中であきてしまう。 そしてここのメインイベント、なんと楊貴妃がはいったと同じ源泉でお風呂にはいれるのだ。 しかも個室で新しくお湯もいれれて、自分のペースではいれるし超最高!もうゆっくりはいった。温泉は入った後に体洗ったらあかん(温泉評論家ウスイマサカヅ氏談)らしいので洗ったあともまたお湯ためてはぁ〜幸せ。ゆっくりはいれました。まじお肌がぷるんとしました。 西安にきたらツアーでなく是非個人で半日でもいいんで行くことおすすめです。 ゆっくりはいりすぎたみたいでした。外にでるとツアーの観光客はまったく誰もいず、いりぐちのおばちゃんも寝てる始末。 帰りの定期バスもなくなったみたいでローカルミニバスで帰る。満席で運転席と助手席の真ん中に他のお客様の方に向かって座らされる。 テイクオフ前のスチュワーデスの気分。意識しすぎだと思われるかもしれないがほんとうに穴があくほど、煙がでるほど見てる。 何?なんなん?っていいたいくらい。あんまり視線があつくて煙でたくらい。(嘘)
夜は洗面台で洗濯してたら西洋人のお姉ちゃんが歯みがいてるんでゆずってあげたら「謝謝」いわれた。 お願い。中国人にだけは間違えないで〜〜〜〜
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