深夜特急2004 DIARY
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2004/05/13(木) 鳥葬・・・
昨晩は早く寝てしまわないと寒さで眠れなくなりそうなので勢いで寝る。
ふとんがまじ重たく金縛りにあってもきずかないくらい重かった・・・星もみたいし、トイレもいきたかったが、あまりの寒さに起きれなかった。明け方一度トイレに行ったが、明るくなっても一度いったらひっくりかえりそうな芸術的汚さであった。
朝起きるの辛かった〜
そしていよいよ車で鳥葬のあるディクンティゴンパへ
そこから1時間ほど歩いて山の上の鳥葬場へ行く。到着したら2体の死体は足の甲と手のひらだけ残してすでにハゲワシに食われ骨だけになっている・・・
せっかくきたから最後まで見る。残りの骨は人間が石で粉々にして小麦粉かなんかで
団子状にしてまた与える。全て食べ尽くさせるみたい。
しばらくみてたら山の下から白い大きな布をしょった人がやってきた。あ、死体や。
次にちゃんと棺にはいった死体もやってきた。ばっさと降ろされ、袋からだし、棺からひっぱりだす。1人はおばあさんで一人はまだ40代くらいだろうか?男性である。これが死臭というもの?匂いがひどい。風下にいるとえずいてしまう・・・服を脱がし、なんと死体を物を扱うように鉤で体を持ち上げ、片方のナイフで肉(脂肪?)や乳房を切り刻む。髪も頭皮ごと剥がす・・・・もっとそのままの体ではげわしに食べさすのかと思ってたが死体をあんな風に切り刻んではっきりいってショックである。合図とともにハゲワシがいっせいに死体を食い尽くす。あっというまに骨だけになってしまった・・・・
遺族は誰かわかんなかったが誰一人泣いていない・・・ないているのは観光客くらいである・・・
チベットでは輪廻転生を信じており、亡くなった遺体はただの抜け殻として考え、現世の肉体には執着せず逆に鳥に食べてもらうことによって徳をつむと考えられるらしい。
しかもここの鳥葬場はチベットの中でも位が高くお金も高いので遺族としては逆にいいことをしたと思っているんだろう・・・国が変われば弔い方もかわるが、日本人的感覚では死体に傷つけるなんてありえないことであり、ひろしの知り合いがあんな弔い方されたら気が狂うと思った・・・
でも否定する気はない。ほんといいものみせてもらったと思う。伝統は受け継がれるべきだと思う。ただやはりこれからどんどん鳥葬もなくなっていくのが現実みたい・・・
 そして気を取り直しお昼を食べ、最後のお寺ガンデン寺を見学。有無を言わさず35元なり。
なまくら坊主の巣窟であった。
帰りの車内ではみほちゃんとペドロはゲイか賭ける。ひろしは絶対ゲイ、みほちゃんはノーマル。いろいろしゃべってたらやっぱゲイだった。やったー晩御飯ゲッツ!!
で「どんなんがタイプなんですか?」と聞いたら「難しい質問だわー」と返ってきた。
めちゃくちゃわかりやすいんですけど・・・「顔は好みでもフィーリングがねー」なんて真剣に答えられてしまった。
 ラサに帰ってきて今度はうるさい宿を変えることにした。今度は日本人がまったくいない
雰囲気のいい宿。チェックインして指定の部屋にいけば既に人がいる。
こっちかな?いや、こっちですとさんざんたらいまわしにされて「他の宿行きますか?」なんていいやがる。「あほか、ぼけー」ゆうたら「オーナーの友達が泊まってる部屋にしてください」とやっとこ部屋みつかる。しかし漢民族ではありませんか!!タバコは吸う、物くいちらかす。
友達も連れ込んでて「たばこは外で!!」と二人おいだしてやる。
ぶっちゃけチベタンて少し頭悪いかしら??計算できないし、ドミの部屋も管理できないなんて?疲れてるのにむかついてくる・・・
 夕食はもうチベタン料理に飽きたんでツーリストカフェでラビオリ頼む。
そしたらモモ(チベタン餃子)にトマトソースかけただけ!!!!気の弱いひろしは黙って食べるのでした・・・くそ、2度とくるか!!


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