深夜特急2004 DIARY
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2004/11/30(火) シーク教の聖地・アムトリサルへ
夜中うとうとしていたら女の人の悲鳴で目が覚める。車輌内は騒然
となる。何?火事?一瞬頭パニックになる。と同時に暗闇の通路を
人がドタバタと走り抜けていく。どろぼう??このまま電車をとびおりて
もうつかまらないだろうなぁと考えていたら、あっさりポリスに
つかまえられボコボコにされている。扉のところも人が地べたでいっぱい
寝てるのに逃げ道も確保せずその場の思いつきでやるなんて本当におバカ
などろぼうさんだった。しばらくドキドキしていたがいつのまにかグーッ
と寝て朝到着と起こされる。
AM6:30だというのにまだ暗い。しかも雨・・・。同じ車輌の日本人が
「たばこ吸いたい」だの「チャイ飲もう」だのペース崩されムカつく。
とりあえずシーク教信者以外でも泊めてくれるという巡礼宿へ。ちょうど
朝食の時間でいただく。チャパティとダルと麦ご飯。ハッキリ言ってまずい。
ついでにゴールデンテンプルを見学。シーク教は男性は髪をすっぽり
ターバンで巻かないといけないのでひろしもレンタルバンダナで髪をかくす。
独身男性はくるっと巻いておでこにおだんごを作り、結婚するとターバンを
巻けるらしい。
池に囲まれた本殿ではえんえんと歌ってる人がいる。インドのテレビ局の
ひとつはこの歌(多分ここで撮影されてると思う)の様子を1日24時間
流している局もある。シーク教はヒンドゥーと違いカーストがないので
チャンスがあれば海外へ出て行く人も多く、インドといえばターバン
巻いた人というイメージがあるのはその理由かららしい。巡礼宿は外人用
スペースがありベッドが20個ぐらいガーッと並んでるところと4人部屋
が2〜3部屋あるみたいで、4人部屋を2人で使わしてくれて快適だった。
さっきの日本人のリュックがめちゃくちゃ小さく
「なんでそんなに小さいの?」
と何気なく聞いたのに「なんでそんなにでかいのかこっちが聞きたいくらい
ですよ」とまじレスされてムカッとくる。庭に洗い場がありホットでないと
思うが体洗えるぬるさなのでシャワーあびておく。どこぞのインドの
自称24hホットシャワー宿よりよっぽどまし。
シーク博物館では宗教戦争の虐殺の絵や、そのまんま写真を展示してあり
ゾッとする。なんでこんなに宗教でもめるのかしらね。夕暮れのゴールデン
テンプルを見る。夕日に輝きをましインド最終日を感傷的にひたる。
ただ素足に大理石は冷たい!!夕食もでるが、あまりにまずくて、でも
残せないのでがんばって食べるがあまりのまずさに涙目になってしまった。


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