深夜特急2004 DIARY
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2004/11/30(火) シーク教の聖地・アムトリサルへ
夜中うとうとしていたら女の人の悲鳴で目が覚める。車輌内は騒然
となる。何?火事?一瞬頭パニックになる。と同時に暗闇の通路を
人がドタバタと走り抜けていく。どろぼう??このまま電車をとびおりて
もうつかまらないだろうなぁと考えていたら、あっさりポリスに
つかまえられボコボコにされている。扉のところも人が地べたでいっぱい
寝てるのに逃げ道も確保せずその場の思いつきでやるなんて本当におバカ
などろぼうさんだった。しばらくドキドキしていたがいつのまにかグーッ
と寝て朝到着と起こされる。
AM6:30だというのにまだ暗い。しかも雨・・・。同じ車輌の日本人が
「たばこ吸いたい」だの「チャイ飲もう」だのペース崩されムカつく。
とりあえずシーク教信者以外でも泊めてくれるという巡礼宿へ。ちょうど
朝食の時間でいただく。チャパティとダルと麦ご飯。ハッキリ言ってまずい。
ついでにゴールデンテンプルを見学。シーク教は男性は髪をすっぽり
ターバンで巻かないといけないのでひろしもレンタルバンダナで髪をかくす。
独身男性はくるっと巻いておでこにおだんごを作り、結婚するとターバンを
巻けるらしい。
池に囲まれた本殿ではえんえんと歌ってる人がいる。インドのテレビ局の
ひとつはこの歌(多分ここで撮影されてると思う)の様子を1日24時間
流している局もある。シーク教はヒンドゥーと違いカーストがないので
チャンスがあれば海外へ出て行く人も多く、インドといえばターバン
巻いた人というイメージがあるのはその理由かららしい。巡礼宿は外人用
スペースがありベッドが20個ぐらいガーッと並んでるところと4人部屋
が2〜3部屋あるみたいで、4人部屋を2人で使わしてくれて快適だった。
さっきの日本人のリュックがめちゃくちゃ小さく
「なんでそんなに小さいの?」
と何気なく聞いたのに「なんでそんなにでかいのかこっちが聞きたいくらい
ですよ」とまじレスされてムカッとくる。庭に洗い場がありホットでないと
思うが体洗えるぬるさなのでシャワーあびておく。どこぞのインドの
自称24hホットシャワー宿よりよっぽどまし。
シーク博物館では宗教戦争の虐殺の絵や、そのまんま写真を展示してあり
ゾッとする。なんでこんなに宗教でもめるのかしらね。夕暮れのゴールデン
テンプルを見る。夕日に輝きをましインド最終日を感傷的にひたる。
ただ素足に大理石は冷たい!!夕食もでるが、あまりにまずくて、でも
残せないのでがんばって食べるがあまりのまずさに涙目になってしまった。

2004/11/29(月) 今度こそ本当にさよならデリー 
やっぱこのへん空気が悪いのかとたんに咳がひどくなる。
荷物を減らすために長い間お世話になった人民バッグ、麻の
ペットボトル入れ(ひろし作)をカズ君に託す。
これだけ整理しても荷物はパンパン・・・一体何が悪いの??
チエックアウトぎりぎりまで大好きなインド映画の予告編チャンネル
みまくる。夕方まで時間あるので病院へ行く。
らくだサファリの時、砂漠でふとももの裏側を何かに刺されたみたい
でそこがぼっこーと腫れ上がっている。
ドクター「感染症」また同じ病名かい??たらふく薬くれる。
カズ君と最後にバナナラッシー飲む。カズ君は今日の夜行でネパールへ
行くので先にみおくる。久々の気をつかわなくていい気が合う人と
旅ができて楽しかったよ。アリガト。カズ君。
はじめはだまされまくってたみたいやけど、後半すっかりベテラン
パッカーになっててこれからブイブイがんばってね。それから
CD画像が消えてしまい困ってたのでこのひろしHP運営管理してくれ
てるひでちゃんにようやく電話がつながり一方的に話して一方的に
切れてしまう。ごめん。汗。
ひろしも荷物をピックアップして一人デリー駅へ向かう。まわりの
普段はうるさい客引きも「本当に行くのか?またこいよ」「気をつけろ。
インド人は悪いヤツもいるよ」お前もやがなと心で思いつつ
イヤだったデリーもなんか長くいたなあ・・・と感傷にひたる。
そしてアムリトサル行きの夜行電車の同じ席に日本人男子が
やってくる。疲れたので話もそこそこに自分のシートで寝るのであった。

2004/11/28(日) またまたデリーへ。
デリーはもう冬だ。寒いっ。朝10時30分着があいかわらず12時頃の
到着なる。そしてニューデリー駅ではなくサラーイロヒー駅というとんでも
なくローカルな駅の到着となる。
ニューデリーまでバスで行くが、チケット売りに「10RP」と言われる。
バーンとはっ倒して「5RPて知ってんねん」ゆうたら5RPになる。
このバスも「ニューデリーね」と言ったのにとっくに通りすぎた
オールドデリー側についてから教えてくれるとっても親切な人たち・・・。
宿はもう前回のアショカオーシャン(ノー)デラックス」はコリゴリなので
新しいところを開拓しようとうろうろしていると客引きが「テレビ・
ホットシャワー付で250RP」「リアリー?シェアー?」「イエスイエス」
ゆうので行くと「それは今フルになった。350ならある」とお約束のことを
言われる。客引きの腕をムンズとつかんで「ちょっと待ちなさいよ。約束が
違うじゃない。時間もロスでどうにかしなさい」言うとホテルのおやじに
「君たちに部屋はない。ゴーアウト」かっちーん。さすがデリー。
ガイドブックのまんま・・・。結局適当なところで決めるが、また従業員の
態度の悪いこと!!「ホットシャワーを確認したい」ゆうてもテレビに
くぎづけ。内線電話で説明するだけ。「今スイッチ入れたから10分後
に出るから」という言葉を信じてチェックインしたが、はじめ熱湯で
後半は水。・・・おかげでまた咳がひどくなった。イランで画像やけない
みたいなのでデジカメのメモリーカード買い足すことにする。かいものも
「あるよ」ゆって待たせておいて「やっぱない」他のところではよびこみが
「あるよー店内で詳しく聞いて」「うちはないよ」キーッ!!
寝袋も買う。180まで値切って、さらに170ゆうたら「ダメダメ」
言われたが入り口店主が「いいよいいよ」店員は「ダメですよ!!」
ゆうてるのにまけてくれてめちゃくちゃ感じのいい店主だった。
夕食は小川王子おすすめ日本食「タムラ」へ行きたかったが遠すぎて
断念。電話屋もつながってなくてもお金請求され、やっぱデリー
ダメダメだわあ。

2004/11/27(土) カズ君殴られる
ぐっすりベッドで寝て、9時にチェックアウトにも関わらず10時に
なってもにっこり。夕方まで荷物まで預かってくれる。気持ち悪い・・・
朝食を食べに行くが高い。ジャイサルメールは宿は安いが食事が高い。
ただ同然の土地やけど物資の運搬が大変なんだろうなぁ。ジャイサル
メールの町を散歩する。城壁に囲まれ、インドでなくて中世の
ヨーロッパって感じである。ハーブェリー(注:イスラム教徒の
伝統技術の建築だが印パ戦争の際、パキスタンに帰り今後このような
建築はインドではできない)、現在も貴族や富豪の邸宅として使われ
博物館になっているところを見学する。もち有料。お化けのでるという
ハーブェリーもあり、ホテルになっててお茶だけして帰る。今度泊まって
みたいかも。笑。
夜行電車に乗るので荷物を宿へ取りに行く。ブッキングした時のおやじ
がでてきて「デポジット入場料の未払い100RP払え」という。
「名所どう100よ?30にしかならへんやん。もし何か言ったことと
違う事あればこれは払わないでいいて約束だよね」
ゆうと腕ガッとつかまれ荷物小屋におしこまれそうになる。やばい。
ブライアンも戻ってたので「キャ〜〜〜、ヘルプミ〜〜」と大きな声
で叫ぶ。ブライアンが「どうした?」と出てきて説明する。
「とにかく約束と違えば50%返金するいうた上にさらに100RP
払えなんて絶対おかしい」というとどーんとつきとばされる。
殴りかかろうとしてくるが、とりまきも多いので「殴れるもんなら
殴ってみなさいよ」と言ってやるが殴ってこない。和くんも
「殴れよ殴ってみろよ」ゆってるとまさか殴られてしまう。カズ君は
殴り返しおやじは鼻血だらだら・・・こりゃやばい。とりまきに
「ポリス呼んで」ゆうてもだーれもしらんぷり。一人でポリスまで
走る。宿の人がしれっと様子見にきてるので「あいつよ!あいつ。
つかまえて」ゆうてもTVに釘づけ、髪の毛なおして小便までしてる。
ポリスにいる人が「どうした?」と聞いてくるが事情説明してとにかく
「捕まえて」ゆえば「ポリスじゃないから」なら聞くなよ。まぎらわしい
ねん!!制服きてるポリスは「早く」と言えば反抗しやがるし、
「リクシャーじゃないと行かない」もういいかげんにしろ!!つーの。
結局電車の時間もあるし、ポリスはあてにならんし、やつらはいないので
どうにもならない。仕方ないので予定通りの電車でデリーへ向かうことに。
やっぱりうわさどおりのジャイサルメールであった。
信用とかリピーターとか何も考えてないのよねえ。
(おことわり:今回の揉め事は、はじめにツアー代と別に名所入場料を
別途はじめに100RP請求される。だいたい込みが多いので本当に
100RPか確かめて本当なら帰ってから払う。もし嘘なら1RPも
払わないという約束をしていたのに、やはり入場料はほとんどただ
同然だったのでそれをまた請求されたため、こうゆう状況になって
しまいました。

2004/11/25(木) インドでやりたかったラクダサファリツアーへ
今の宿を出て、ツアーへ行く宿へ朝から引っ越す。絶対宿の奴にイヤミ
や引き止められると思ったが案外と何も言われなく少し拍子抜け。
サファリのメンバーはアイルランド人のブライアン、オランダ人の
カップルで出発。はじめにジープで名所を回る。ここでも「名所の
入場料がトータルで100RP」とゆうてたがどう計算しても30RP
にしかならない。やられた。村へ行くと「パーペン」「ハロールピー」
・・・子供の写真とると「10RP」「ノー」言うと親につきとばされ
なんだかなあ・・・
暑い。とにかく暑い。じりじりと肌がやける音が聞こえてきそう。
ようやくらくだと対面。らくだて思ったよりでかくてのってる時に
らくだの立ち座りがかなり高低差高くてまじボッとしてたら
落とされそうになる。鞍が硬くてめちゃくちゃお尻痛い・・・
のり心地あんまりよくないのね・・・昼食はそのへんの木陰でらくだ
使いがパパッと作ってくれる。ザブジという野菜カレーとチャパティ。
オランダ男が「ノースパイス」いうんで味なし。まずい。しかも皿が
足りないからってひろしとカズ君で1プレート。手で食べるのに同じ
皿つっつくなんて考えられない。砂漠の王様(自称)がやってきて
「男だ」つってんのに「いや君はガールだ。デザートオブプリンセスに
してやろう」なかなか見る目の高い王様である。昼食後はまたらくだ。
えんえんと荒野をすすみ拷問みたい。走ったりなんかするとバウンド
すごいわ尻は痛いわでSM状態・・・。
そして夕暮れに本日の宿泊場の砂漠へ到着。一部分だけ砂漠でまわりは
荒野であれ?て感じ。夕食もまたカズ君と1プレートゆうので、
さすがに「ノー」とゆう。静かな夜を期待していたら、あちこちに
グループがいて韓国人グループなんか居酒屋ノリでもりあがってる。
ひろしらのらくだ使いのガキ共もそっちのグループでもりあがってる。
こちらはアダルトさんなのでしれーっとしたムード。
一人のらくだ使いが「キャンプファイアーでもする?」ゆうので
こちらは火を囲んで大人の時間を過ごす。夜は遊牧民が〜太鼓で〜
伝統的な歌を披露する〜みたいなを期待してたら、さっきのガキ共も
戻ってきてキーキー歌いはじめオランダ人男に「やかましい」言われて
しらける。また一人のらくだ使い「ピル」に「ひげはどうした?」
「部屋においてきた」「そんなつるつるだと女だ。今夜のデザート
オブクイーンは君だ」オランダ人女にムッとされる。
「いやいや彼女やってー」とフォローしてるのにピルは真顔で
「君だ!!」とゆう。オランダ人カップルの目が怖いんですけど・・・
そして就寝・・・あれ?寝袋なんかいらんゆううてたのにみんな持参。
毛布を砂の上にしいて毛布1枚かけるだけ?フンコロガシ(デカイゴキブリ
みたい)はつっこんでくるし・・・ウソ?寒い・・・っ

11/26 キャメルサファリの悪夢・・・ はれ
“満天の星を見てー砂漠で寝てーキャピ”の夢無残につぶれる。
空は月が満月のため(?)ひとつも見えず、寒くて毛布にくるまり
星を見てる余裕なんてまったくナシ!!とにかく寒いし地獄。勢いで
寝る。夜中に目が覚める。「夢なら早く覚めてくれ」と思う。
早朝は霧がたちこめしっとりと濡れ、もう悲惨。早く夜が明けてくれ
と願ってしまう。ようやく朝。あまりのショックでボー然として
しまう・・・。
朝食食べて、ようやく出発。ラクダのコビンダもなついてきたのか
他の人には「ギィー」と怒るがひろしがなでるとおとなしくて
なんか愛着わく。他のメンバーはらくだののり心地の悪さに
リタイアして歩き出す。カズ君までも。ひろしは意地でも最後まで
のってやる。運転もできるようになってきたし。らくだ使いの一人
アリは英語は読み書きできないがツーリスト相手に仕事をしてフツー
にネイティブと会話してる。
ひろしは何年も勉強してもこの程度、向上心ゆうかハングリー
精神がすごいんだろうなぁ。ランチでいよいよゴビンダとはお別れ。
ブライアンは2泊3日のツアーのためまたらくだで去って行く・・・。
少し2泊3日は長すぎたようね。フフ。ひろし達はジープの
お出迎えで町まで戻る。
オランダ人カップルは宿の人に「宿はフル」「え?」「屋上ならねて
いいよ」ひろしらも宿へ帰れば絶対やられる!と宿へ戻れば約束の
部屋へ案内される。ウソつかれた入場料100RPの請求もなし。
(デポジットで戻ったら払うと言ったから)夕食は町一番のイタリヤン、
そしてケーキと、チャイのおやつ。天国と地獄、生き返ったわー。
何を好き好んで高いお金払ってらくだSMに野宿なんかしちゃった
のかしらねー。しかしらくだサファリ、いろんなところで経費をぬき、
らくだ使いまで食材くすねるから結局お客様のひろし達にしわ寄せ
くんのよねー。フーッ。次(ないと思うが)は高級テント付きツアーで
行きましょ。

2004/11/24(水) 今度はゴールデンシティ・ジャイサルメールへ
安い部屋ははじめはスペインの洞窟みたーいとか思ったが、
縦長(うなぎの寝床?)のベッドの縦の窓なしの窮屈な部屋だったわー。
ジャイサルメールへ移動のためバスターミナルへ。なんとバスはちゃんと
予約したのに「君たちののるバスはもうでた。だから一番うしろだ」
「だからー一番うしろはシートが倒れないし、バウンドすごいからイヤ
だから前の席予約したのにー」と抗議すればバカが「のれるから
いいじゃない」・・・リュックをあずけるのにまた「チャージ」とか
ゆうので「そんなもんいるか」ゆうと「いつも俺払ってるよ」
・・・バカやこいつ。「じゃ値切ってみてよ」・・・本当にバカ。バスで
寝てたら口の中がじゃりじゃりするので目覚めるとバス内砂だらけ。
ひえーっ。アホがバスの中まで客ひきにきてる奴と話して
「ここにしない?」と言われ「むこうで見てから決める」いえば
「宿探しに時間とられたくないんだよね」・・・あまりにうざいのでさすがに
ムシしてたら「そう冷たくすんなよ・・・」言われてもねえ・・・。
このバカ、実はガイドブックとかにもよくのってるインドで日本人をカモ
にする日本人だったらしい。仲良くなった(?)インド人に頼まれて、
日本人に声かけて高いツアーを信用して買わせる・・・「俺は日本人に声
かけるだけで、あとはインド人がやるから、俺は悪くない」イヤイヤー、
一番たち悪いでしょ。
「そのインド人もいいやつでさー。毎日遊んでてさー。ポーカーしたら
めちゃ強くて600$負けちゃったー」それグルになってやるギャンブル
サギやん!!めじめでたい奴。ジャイサルメールにやっと到着。バカたれ
はさっきの客引きと去って行きようやく別れることができた。
ひろし達はジョードプルで泊まった宿のブランチ・ナマステGHに決める。
つくなりキャメルサファリの執拗な押し売り。「今決めないとブッキングは
難しいぞ!!」「他見たいし、だめならここは縁がなかったということで」
というとツインの部屋50で(←超破格!!)さっきのバカが「フルだった」
とこっちへやってきた。サファリへ行かないとなると追い出されたみたい。
この宿もゴミ置き場みたいな部屋で40だって。サファリ行かないとこれ
なのね。こわいわ。
町は本当に黄金色に輝いてるわぁ。おとぎの世界みたい・・・と感動して
乙女ちっくにひたっているとばたバッタリバカと会う。
「フルだった宿の人にさぁ、あの2人組日本人とれてきたら、今の
宿より安くでツアーしたげるし、俺の宿もただなんだってー」
と言いよる。こいつがただになるのは納得いかないが一応
話聞いてみる。もう予約は行ってるツアーなんで安くでも人数
多いほうがいいみたいなのではじめから安いらしいが、7時間
ねばって納得いく金額にしてもらった。
宿へ戻れば「君たちが帰るころにはブッキングは間に合わないからな」
と言うてたくせに「まだ今なら間にあう」やっぱりほれ見たことか。
行く日の朝でもOKのハズ!!「疲れたのでまた明日」ゆうたとたん
「24hのホットシャワー」が「水がないから今日はムリ」
「じゃバケツでもいいから」いえば「1個を半分こしろ」
・・・サファリツアー行く行かないでこんなに対応が変わる。恐るべし
ジャイサルメール。

2004/11/23(火) ブルーシティに感動・バカ日本人に幻滅
昨晩はあまりに疲れすぎて、2人して電気もテレビも消さずに
寝ていた。今の部屋は「今日からは350」ゆうので安い部屋に
引っ越す。日本人男子がいて「一緒にいい?」と観光ついてくる。
ひろし達が「明日はジャイサルメールへいく」とゆったら
「じゃ俺も行こっかな。条件として・・・」条件?
なんでついてくるあんたに条件だされなあかんの?お茶休憩してたら
ハッパ(ガンジャ)について熱く語られる。「ハッパはね、常用性
がないからいいんだよ」じゃそんなにたんまりなんで買い込んでるの??
こんなバカはほっといて、目にも鮮やかなブルーシティに感動する。
夕暮れなんかもっといい感じ。
明日のバスチケット買いに行けば「ローカルはいやだー」とわがまま
いう。プライベートバスチケット売り場が「はっきりわからんでー」
ゆえば「行ってみなきゃわかんないじゃん・・・」かっちーん。
結局ひろしたちはローカルで全くOKなんやけどほとんど強引に
民間のプライベートバスチケット買うハメに・・・
帰りのリクシャーもカズ君と2人で値段交渉してたら「いいよ。俺が
多めにだすから」・・・そうじゃなくて外人やからぼられるのもムカつくし
この値段交渉も結構楽しんでやってるんだけどなー。なんかつーって
気が抜ける。宿に戻れば明日の精算される。
スモールチャイがビッグチャイになってるので「スモールなんですけど」
ゆうとくそババァに「プロミス?」いわれかっちーん。
「あのね、私は日本人。そんな嘘つくと思って?そっちがミステイクで
何がプロミスよ!!謝れ!!」てがーっとゆってやると1RPぽっち
安くしよる。フンッ。強欲ババァめ。

2004/11/22(月) ブルーシティ・ジョードプルへ
エキサイトしすぎたせいか夜中めちゃくちゃ頭痛かった。
エレガンスにルームサービスの朝食。本当は外で食べても同じくらいの
料金やったから・・・。バスでジョードプルへ。
デラックスバスがならぶ中、しょぼいフツーのバスでがっくり・・・
乾燥した砂漠の中を移動してなぜか疲れる。景色も単調で
たまにらくだとすれ違うだけ。
昼の12時半発、夜9時ジョードプル着。お約束、客引きに
わっとかこまれここはとりわけヤングな男子が多くたじろぐ。
最近イケイケゴーゴーになりつつあるカズ君が交渉してくれ
「ひろしさん元気ないですね」と言われる。
10RPでオートリキシャーで適当に宿へ連れてってもらう。
サイクルリキシャーならまだしも三輪オートリクシャーが
10なんて・・・何かあるハズ。と思ったが一応チップを
要求されたが無視したらあっさり引き下がる・・・
目当ての宿は安い部屋がなくTVつき350RPという。
高いのでやめようと思ったら「今晩だけ200でいいわ」
なかなかやり手ババアだわ。
宿のレストランでトマトスパゲティと頼むと「トマトが
ストライキ」と大掛かりなうそをつかれ、どうでもいい
マカロニが出てくる。
ブラっと町へ水を買いに出ると、結婚式のパレードがやっている。
白馬に乗った新郎(でもブサイク)が笑顔で、その後をみんなで
踊り狂ってる。見てたら「参加して踊れ」というので踊る。
が、いつまでも踊りながら行進(あわ踊り状態)でとてもじゃない
けど体力が続かない。
「家までこい」といわれたがさすがにこっそり抜けて帰るのだった。
でも昔ながらのパレードみたいで音楽隊・ライト係とかですごく
大掛かりだった。

2004/11/21(日) エレガンスバックパッカー的映画チケット入手法
宿から見える巨大モール・クリスタルマートというところへ行ってみる。
宿からは、建物は高く、夜中も照明がキラキラと輝いていたのに行って
みると中は薄暗く、店舗もまだ埋まってなく、なんじゃこりゃ?って
感じだだった。せっかく来たのでアメリカンチックなファーストフード
屋で朝食を食べる。セルフサービスやのにTAXとられてムッとくる。
宮殿へ行くと入場料インド人5rp、ツーリスト180rp。やめておく。
もうひとつのショッピングモール・がんパティへリキシャーとばして行く。
が、リキシャー全然わかってないみたいで、ひろしが「ぞっちじゃ
ないわよ、こっちよ」とうしろからバシバシたたいて誘導する。
つうか知らないなら「OK」ゆうなよ。つうかひろしが道知ってたから
よかったものの、知らんかったらどうするつもりよ?
ガンパティは日曜でお店がほとんどクローズ。開いててもきっと
ろくなものはないと思うが。
ファミリーレストランとある店でランチする。がらーんと
だだっぴろい空間にはしっこに何組かのテーブルセット。
学祭みたいだった。ボンベイサンドイッチという高級そう
なの頼むがパンにいもはさんでるだけ。しかも
「あれ、くさってる?」みたいな味。
コーヒーもミルクティーみたいな味・・・がっかり。
夕陽を見にガルタ(展望台)へ行く。展望台へ上る道には
道端に住んでいらっしゃる方がたくさんいらっしゃる。
服をきてなくちんちんほうりだした子供に「パーパー」
とおいかけられる。後10年したらつかまりますわよ。
展望台からピンクに染まるジャイプルの夕陽を見る。そして
夜はシャルク・カーン映画当日券販売1時間前にならぶ。
販売がはじまってもいつまでも列は動かないし、しれーっ
と前へはいって行く人多数・・・ひろしもちょっと考えたが
外人だからってそれはいけないわ、と思いちゃんと並んだ
のに、ブーイングの中やはり前の奴に頼んでチケット買って
もらってる奴がいる。いけないこのままではここまで回って
こないわ。「ちょっと。並んでるんだからちゃんと並んで
買いなさい」と列前でひろしが注意することにする。
きちんと並んでるインド人からひゅーひゅーと歓声が
あがる。カズ君も前に入り込む奴をガードしてくれてる。
インド人がカズ君に「彼はジャッキー・チェンか?」と聞いて
るので「そうだ。彼はクンフーマスターだ。なめるとぼこぼこ
にされるぞ」なかなかのコンビである。
あまりに頼りない警備員に「あんたがきっちりやらないから
こうなるんでしょ」とゲンコツで殴ってやる。
「ごめんなさーい」この人もカースト上、あまりきつくは
言えないみたいなんだけどね。
ひろしがあまりに熱く列整理をしたためか警備員に
「次、どうぞ」と買わせてくれる。「それはいけないわ」
しかし無言でひろしのお金をとりあげ2枚買ってくれる。
あら、そう??悪いわね。ごめんなさーい。
回りから少し反感?そしてひろしにブーイングしたインド人、
警備員に棒で叩かれていた。汗。
そしてギリギリに入場。さっきしれっと来た西洋人はもう
中にいる。買ってもらったハズだ。アンフェアーな奴らだ。
映画館の中はディズニーランドみたいにピンクで統一され、
デコラティブ。シートも下からルビー・エメラルド・
VIPダイヤモンドとランク分けされ、ひろしはもちろん
ダイヤモンド席。(つうかこれしか残ってなかった)
シアターへ入るドアからして違う。オートマチックに
ぐいーんと開く。ロビーもクラシカルなソファーが置いてある。
シートはゆったりして、ダイヤモンドのフロアーだけ
エアコン付き。
映画は大スターシャルク・カーンが登場すると「おー!!」
と大歓声。お安いシートのほうがもりあがって楽しそう
なんだけどね。拍手したり、泣いたり、わめいたりインド人
の素直さがよく感じれて楽しかった。
しかしこのチケット販売法、どうにかならないのかなあ。
インド人やから仕方ないか。
でもここのインド人はかわいくてフレンドリーで憎めないわあ。

2004/11/20(土) 本当に町はピンクでかわいい〜
昨日暗くなってから着いたのでよくわからんかったが、町の城壁が本当
にピンク(少しオレンジっぽいが)でかわいい。コンサートセット
みたい。っっ。ローカルバスに乗ってアンベール城へむかいながら
町の景色にうっとりする。アンベール城では象にゆられながら
マハラジャ気分を味わえるので宿代が高いが、象に乗ってお城まで
のぼって行く。ここの象さんはみんなお化粧していてめちゃくちゃ
キュート。久々観光らしい観光をする。暑くて疲れる。遠足の
子供たちに握手ぜめにあい、一列にずっとならんでる子供たちと
一人一人握手していたら新人アイドルになった気分だった。笑
日系企業スズキでおつとめのインド人「スズキさん」(仮名)
と仲良くなる。観光にきてるインド人はいい人だ。「デリーに来たら
遊びにきてね」って。帰りはチェーンのインディアンコーヒーハウス
を探す。が、リクシャーの人に聞いてもわからずやっとわかると
いう人に会っていく。
ところがやっぱ全然わかってないみたいでカズ君が「あ、ありました」
おいおい。カズ君が見つけてへんかったらどこ行く気だったの?
残念ながらウェイターのコスプレはなかったが、あいかわらず店内は
しぶい内装で落ち着く。町は全然店舗の入ってない大型ショッピング
モールに、な、なんとマクドナルドまで。そしてジャイプル名物宮殿調
の映画館ではインドの大人気スターシャルクカーンの新作公開のため
あさってまでチケット完売・・・しょんぼり。
宿では久々に熱いお湯をおしげもなくバシャバシャあびれてさっぱり
する。(デリーではバケツのお湯を水で増やしながらちびちびあびてた
もんねえ。涙。)
夕食はガイドブックイチ押しの「二ロス」というレストランへ。
店内は日本人団体ツアー客や、西洋人金持ち風・・・。
メニュー見て「ごめんなさい。またきます・・・」かなりの予算オーバー
であった。その隣の店へ。ちょっと金持ちインド人が集まるファミリー
レストランって感じでよかった。帰りにアイスクリームショップで
サンデーなんか食ってみる。ちょっとOLちっくな旅になってきた。笑。
それより映画より宮殿風映画館の内装が気になりもしかしたら
当日券が出てるかもといううわさを期待して映画館へ行くがもうすごい
人。すでにダフ屋さんもでないくらいの完売状態である。
恐るべしシャルクカーン人気・・・。でもジャイプルってリクシャー
もすごく正当な金額になるし、人あたりもいいし、少しジャイプル
好きかも。

11月絵日記の続き


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