深夜特急2004 DIARY

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最新の絵日記ダイジェスト

2006/06/18		旅で会った人との再会の宴
2006/06/13		実録　帰国へと・・・
2006/06/12		地球1周　感動のファイナル♪
2006/05/17		ケベック観光。
2006/05/16		ケベック到着

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	2004/07/31(土) ダライラマ10日間ティーチング・ファイナル

長かった説法も今日で終わり。しかもいつもは９時前スタートだが８時スタート。
さすが最終日セキュリティーチェックが長蛇の列である。
そして今日こそは握手してやろうとかぶりつきで待つ。さーくるぞ。ところがなんともういつのまにか上にいてお経がはじまってしまう。えーなんでー？？
あわてていつもの場所へいくと、てつろー君が昨日セキュリティーオフィスでパスを申請行ったら「明日はいらないから」といわれたらしくもってなく入場できず。残念。
本日はいつもに増してまじめに説法を聞く？？途中ダライラマがトイレに行きたいと一時中断というハプニングもあり。生神でもトイレはするみたいね。笑
今日は赤いハチマキまいて「おー」みたいなことやったり、手ではすの花を作ってお経を唱えたり忙しかった。
そしてとうとう終わってしまった。周りの人と写真とったり、握手したりしてたらなんかうるっときてしまった。説法もすごくよかったけどチベタンの優しさや懐の広さをしることができてホントにいい経験になった。
午後はカルマパ君にあいに行く。今日は退場の時にひろしに（？）なんども手をふっていた。かわい～～

	2004/07/30(金) 地獄の沙汰も金次第

いつも説法がはじまってしばらくしたらバター茶がふるまわれるが、親切に周りの人のカップをまわしてあげていたしんちゃんがやけどしてしまって途中で帰ってしまった。
そして本日も午後の部が決定する。
ところが３時からは台湾人だけ台湾人だけ！！のダライラマとの写真撮影会と握手会がある。いいなー羨ましいなーまさしく「地獄の沙汰も金次第」である。
やっぱ大口スポンサーは違うわ～
出待ちしたらいつもは歩きでかえるが雨がふってきて車で帰っていってしまった・・
そしてしんちゃんの様子を見に行ったらすごい水ぶくれになってた・・
しんちゃんの部屋はすごい景色がよくお茶飲んでまったりする。
しんちゃんの友達、台湾人「李君」がやってきて即席中国語講座になってしまう。
どうして中国人は日本語話し手も早口なんだろうか？？
そしてガイドブックにも載ってる、ダラムサラの日本人のオアシス「エミエミカフェ」がなんと今日で閉店。ささきさんに「今日最後だからみんなくるよ」といわれたんで「行きますね」と返事する。結局エミエミは材料がなくなってしまって最後に食事はできなかった・・・残念。
ルンタへ行ったら、ルンタの子供達が先日の手編みポーチのお返しに手書きランチョンマットとステッカーをくれる。なんか嬉しい。
そして今月でダラムサラを脱出する予定が近日中にダライラマの謁見があるとのことで
もう１週間いることに決める。

	2004/07/29(木) ちゃりん子西川君・元気かぁ～？

今日は寝坊してしまう。遅れていくと周りのチベタンに寝坊やろ？？とばればれ汗
なんと説法が遅れてるため、急遽午後からもやることが決まる。
さすがダライラマ！！サービス満点！！
昼休憩でのんびりコーヒーなんか飲んでたから午後の部も遅刻してしまう・・
１日説法はまじしんどい、ダライラマもかなり疲れてるようで咳こんだりして大丈夫なんだろうか？強欲台湾人がまた無理いってそーとかなり心配になる。
ドミに日本人男子がチェックイン。中央アジアをぬけてきたてつろー君。
みほさんが「西川君とはあわなかった？？」と聞いたら「あ、あの西川君ですか？」みほさん「ＨＰの表紙が少女の写真の・・・」
「あー僕その写真とってるとき隣にいましたよ」
ちゃりん子西川君・・・ほんと世界は狭いのであった・・・

	2004/07/28(水) なおちゃんとの再会

今日は宿で英語の通訳が聞けるＦＭを借りるがまったく何をいってるのかわからず。
汗もうすぐ説法もおわりなんで周りの親切にしてくれた人たちにささっとコインケースを編んで差し上げる。貫禄のお坊さんはこの時ばかりは目を細めて喜んでくれて早速紙幣をいれて「ほら早速使ってるよ」みたいなこといってくれて嬉しい。帰りに女カップルの女の方が「昨日はすいませんでした」ときた。
まだあやまりにきただけでも偉いが、やっぱいいたいこといいたいんで「でも時間過ぎて全然ちがうとこいってたよね？はじめからブッチする気やってんやろ？」
と突っ込むとみほさんに「こんな説法の時なんだからけんかなんかしないでください」とたしなめられてしまった・・・汗
そしてもしかしたら説法が終わったらダライラマの謁見があるとの情報を得、
セキュリティーオフィスに確認へ行くが「知らない」とか「ない」とかそんな応対。
相変わらず不愉快な応対である。謁見はぎりぎりまで内緒にするんで侮れない。
そしてカトマンでしりあったなおちゃんとばったり再会。
重～いタンブラ買ってたけど演奏してしてもらいしばし痺れる・・・
なおちゃんはペドロに酔っ払って「ちんぽ吸わせて～」とからまれた話は爆笑であった。そして久々のなおちゃんと夕食をしてハンガリーで再会を約束するのだった・・・？？

	2004/07/27(火) カルマパ君とのプライベート（ここ重要！）謁見の巻

今日は説法はお休み。
先日予約したカルマパ君プライベート謁見にでかける。
男勝りカップルと約束したが時間すぎても来ない。もしかしてぶっち？？と思ってたらぺちゃくちゃしゃべりながら仲良くあいあい傘で待ち合わせと違うところへ行ってるんで声かけると、女の方があわてふためき「か、か、彼がお腹の調子が悪く後から後れていきます」やっぱ時間すぎれば勝手にいくわってぶっちする気だったのねー。
くる気ないならはじめから約束なんかしなけりゃいいのに。感じ悪っ！！
「ふざけんな。死ね」くらいいえばよかったかしら？？
１０時からということなのでギュトー寺院には１０時前にはつく。応接室で待たされる。スーザンがいるが中国語でギャーギャー話して中国人て感じ。
本当にあえるのか不安なまま待つ。スーザンはかなり金をつんでるみたいで
カルマパ君にプライベートで祈願なんかしてもらってるみたい。
自分の祈祷がおわればとっとと帰ろうとするんで「ちょっと待ってよ。どうすりゃいんよ？」と聞いても「とにかく待ってればいいから」と誘った本人がこれ。むかつく。
「もうすぐもうすぐ」といわれ動きがあったのは２時間もたってから。
ドイツへ出稼ぎに行ってるチベタンファミリーとお話する。
やはり中国人に対しては表面上はにこやかにしているが、はらわた煮えくり返ってるらしい。そりゃそうよねー。あの、スーザンの態度。でかい声で中国語で話すのを控えるって気まったくなし！！
で、いよいよカルマパ君とあう。なんかアイドルの楽屋訪問に抽選かなんかであたった気分笑特別室に案内されプロマイドと赤いリボン？？みたいなのもらう。
握手してもらっただけで舞い上がる。外人はサインしてもらえるとはゆうもののさすがにお願いできなかった。ちょっぴり後悔。
「質問とか考えてきてください」いわれてたんで色々考えたが、そんな余裕なし。
もっと質問コーナーとか写真撮影会～みたいなんがあって和気藹々してるんかなー思ったけどめちゃくちゃ厳粛で、周りは五体投地してるし「外国へ移住するための祈願」とか「子供の断髪～」みたいなでかなり場違いやったかも？？？ここにいる人もかなり苦労してアポとった感じ。そんなところにミーハーひろしをいれてくれるそこがチベタンの懐のでかいとこなんよねーあー満足満足。
夜はルンタで夕食。子供たちが「宿題宿題～」そして目がイッテル決まったイスラエル女にからまれいつもに増してにぎやかなテーブルの夜であった・・・

	2004/07/26(月) 韓国の最近の若者に物申す。？

今日は朝から大雨。遅刻してしまう。
大雨のためか来てる人もかなり減った様な・・
明日はお休みだそうだ。「明天（明日）」とだけ聞き取れたんがそのことゆうてたんや。今日はお世話になった「ルンタ」のお子様に編んだコインケースあげる。
みちこちゃんは喜んで早速肩からかけたりしてなかなか可愛げがある。
部屋に見知らぬ荷物がおいてある。あとから取りに来た日本人が「ひろゆきさんてしってますか？その人にここの宿おしえてもらったんですぅ」久々に聞いたその名前。
スパッツのことだった。
まさこ様は今日デリーへむけて出発。見送る。
ＪＪＩカフェでキム（韓国人沈没男）と会うが、最近の若い韓国人パッカーの批判が始まる。「奴等はダライラマをしらないでここへ来ている」「中国がチベットにどんなことをしたかもしらない」等など・・・そう韓国人がすごくおおいけど
２ー３日ででていってしまうんよね。折角ダラムサラまできてダライラマの説法も聞けるのに「興味ない」んだって。
今韓国では、猿岩石みたいな旅をインドでしたのが受けたらしく、インドがはやってるんだって。そういえばみんな同じわらけるくらい同じ格好で、同じ物もってるなー。
そろそろ韓国人の夏休みは終わりらしくドミはみほさんと２人になってしまった・・

	2004/07/25(日) いろんな人がいるもんだ。これが旅の醍醐味

本日は昨日のにっこり微笑んでくれたのを気分よくし今度はあわよくば握手。とか思いまた入場柵の１番前を陣とる。またまた「おはようごさいます」にはにっこり反応してくれたものの、さすがにあの雰囲気の中、生仏に手をだす勇気なし・・・
今日は説法を聞きながらまさこ様にダウンのお礼にとペットボトル入れ編みに没頭する。ペットボトル入れはチベタンには非常に評価が高く、後ろの尼さん達はきゃっきゃっゆってるし、隣の貫禄あるお坊さんは、ひろしが試しにボトルを入れてみたのを見て
一言「ひっ」と驚いていた。そして本日も無事に説法も終わりカルマパ君に会いに行く。昨日の男勝りのカップルと合流。ふもとまでは狭いランクルで行く。
カップルはひろしの前の席。男の方が女のほうに腕をまわしてる。え？？？まじで？
女の子の方もなんだかしなだれてるような・・・？？みほさんに「みてみて」と合図を送るが「考えすぎですよー」といわれる。そうかなー？？あとからまさこ様にそれとなく聞いた「そういえばパキの女子ドミでは彼の方が彼女を抱きしめるような格好やったかなー」と淡々と話される。
今日は早くついたんでみんなで食堂でお茶する。そしたらスーザンとかいう中国人風のおばはんが「あんた達日本人でしょ？今日カルマパにプライベートであえるようにしたげるから」えー？？ホントですかー？？
半信半疑の中もしかしてプライベートで会えるの？？とどきどきしながらカルマパ君のお話を聞く。今日は退場の時にこっちむいて手を振って退場していった。
やっぱまだ若いから遊び心満載でなんかかわいいー
そしてプライベートで会えるとさんざんたらい回しされたあげく「忙しいから今日は無理。明後日なら」と側近にいわれる。えー散々期待させといてそれはないやろー
まじむかつく。無理ならはじめから期待させるようなことゆうな。ぼけ、スーザンめ！
でも違う側近からカルマパ君グッズをもらって少し機嫌が治る。笑
宿の近くでお茶しながらしばし今日の余韻に浸る・・まさこ様とカルマパ生写真を仲良くきゃっきゃっいいながら選びお買い上げ。

	2004/07/24(土) 近寄ってダライラマに話し掛けたかった～南野陽子

昨晩の仕返しで朝早くから目覚しがんがんにかけて普段よりもばたばた支度してやる。
フフ早く宿をでたんでチャイなんか飲む余裕もある。
みほさんがカメラ持ち込み（一応禁止）チャレンジしたらあっさりばれる。
男子と女子は並ぶ列が違うんで焦る。知ってる人に「みほちゃんホテルまで帰ってたよ」と聞き、えー？？間に合う？？不安になりながら待ってるとなんと入場がストップしてしまう。慌てていつもの２階席へいこうとしたらここもストップ。えーん。嘘ーん。ドミで一緒のまさこさんが入場がみれるところにいたんで一緒にそこで待つ。
柵の１番前でもしかしたらかぶりつきでみれる？？と思ったら目の前を通って行く。
チベタンは恐れおおいのかみんな顔を伏してるが「おはようございます」なんて
声かけたら確かにこっち振り返ってにこって笑ってくれました。やりっ！！感激っ！
入場制限が解かれあわてていつもの座席へ行ったら知らない西洋人（恐らくイスラエリ）が座ってる。「あのーここは前からリザーブしててそのシーツも僕たちのなんですけど・・・」ゆうてもしらんぷり。そしたらまわりのチベタンが「そうだそうだ。お前どけ」みたいな事いってくれて尼さんなんかはどかーんと突き飛ばしてくれるんで
ようやくどいてくれて着席。さすがにチベット語とスピーカーから通訳されるのは中国語なんでちょび～っとあきてきて、時間をみては編み物なんかしてみる。
マフラー編んでたら感心されて奥様方の羨望の眼差しが熱い・・・・
そして今日はカルマパ君の日。急いでギュトー寺院へ。
今日は赤い紐もらうときに「ありがとう」ゆうたらにっこり「ありがとう」と日本語で返してくれた。ポッ
で、まさこさんの男勝りの友達と話す。格好はどうみても男。可愛い女の子を連れてる。笑「お名前は？」「カメヤマっす」普通パッカー同士では下の名前をいうのが常識。「僕はひろしです。下の名前は？」「ミホコっす」しゃべりかたはなんだかキムタクを思わせる。彼女も世界１周中で南米ではパスポート取られ、次の日に首締め強盗にあったにも関わらずまだ旅してる。
ひろしなら即効帰国するけど・・・汗
夜はまたささきさん宅で今夜は日本のカレー粉を使ったなすカレー。おいしい・・・涙
また遅くまでぺちゃくちゃおしゃべりする。
宿へ帰ると韓国人女子はもう寝ている。昨日のお返し。がーって電気つけてぺちゃくちゃおしゃべりする。そして今日きた韓国人男性は夜中に酔っ払って帰ってくる。
みほさんが「うっわー、こいつ酒くせー」ゆうたのを「彼女は今、シャワー浴びていいですか？と聞きましたね。私日本語わかります」ばっかじゃないの？？
恐ろしくて「そのとおりです」としか言いようがなかった・・・・

	2004/07/23(金) 韓国勢にやや押され気味・・・

今日も朝から説法聞きに行く。
昨日はいろんな人から食べ物をいただいたんでお返しを買って行く。
座席は昨日にくらべたらなんだか余裕ができたような・・・？？
相変わらず、マットを貸してくれたり、食べ物が回ってくる。
しかし３時間地べたに座りっぱなしはきつい・・・修行の様・・・
ドミで一緒のまさこ様にいらないからとコンパクトになるダウンジャケットを
いただく。これを着てマンハッタンの画像をＵＰすることを約束する。笑
韓国人女子が２人ドミにやってきて、このごろ日本人勢やや押され気味・・・
しかもおもきり韓国語で話し掛けられかなりショックー涙
明日も朝はやいゆうのに韓国人女子と男子は夜中までぺちゃくちゃ話されてムカっ怒

	2004/07/22(木) ダライラマ説法始まる。

ようやく念願のダライラマティーチングが始まる。
遠足の前の夜みたいにどきどきしてなかなか寝付けなかったが朝早くから目が覚める。
ダライラマ邸までは出店とかもでてもうお祭り状態。
入場に際してのセキュリティーチェックもかなりの熱のいれよう。
座席はもうすごい人。２階にダライラマの玉座があるが、２階まで行けない人が
１階にいっぱいいる。ひろしは場所取りしてたんでキューキューだがなんとか２階の場所に座れる。前の方は今回は皮肉なことに台湾人がスポンサーのため
台湾人でリザーブされてる。
そしてＳＰに取り囲まれいよいよダライラマ登場。空気ががらっと変わる。
一体になってお経を唱えてる姿は感動的で少しうるっときてしまう。
しかし西洋人はほんとど厚かましい。２００ＫＧはあるでぶがのそのそやってきて
どさっと座りチベタンが小さくなってってもおかまいなし。説法中もちょろちょろしたり。うざい！！みんな真剣やねんやから邪魔って感じ。
その点ひろしたち日本人はおとなしくちょこんと座ってるんで周りの評価も高く
（地べたにシーツ敷いて座ってるだけなんで）自分でもってきたマットを貸してくれる人、そして説法中にバター茶が振る舞われるときにはこぞって食べ物が回ってくる。
そして３時間に及ぶ説法会の第１日は終了。にこやかにダライラマは退場していった。
おわったとたん、雲がでてきて雨になる。
ここインドでは牛は神聖な動物のため、殺せないらしく雄牛ははっきりいって
邪魔なため野良牛化としてるんで町中にごろごろいる。
しかしここはチベットエリア。夜野菜市場でもそもそ盗み食いしてる牛に
ライダーキックを食らわしてるチベット坊さんには笑ってしまった。

7月絵日記の続き