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2005/10/09(日)
イタコ
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本物のイタコは、いたって普通のおばあちゃんだったよ。 タバコも吸うし、お菓子も口にしたり。 口寄せしてもらっていた人たちは、偶然か年配の女性が多かった。 先立ってしまっただんなの魂や、自分の子供の魂に会いにやってきたんだね。
あの日離れてしまった人とは「もう会えないかもしれない」っていう悲しみに暮れる日もあるけど、誰かが言ってたみたいに 「どこかで交わる日が来るまで、またね」 って思ったら、さよならも前向きだよね。
霊感なんてまったくないし、神や仏といったたぐいはあんまり信じてないけど、本州最果ての地では清らかさを感じたよ。 ふつう「清らか」なんて言葉出ないかんね。
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