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2004/12/01(水)
ゾロ誕部屋外したので
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こっちに移動させました。サイトにUPさせようかな、とも思ったんですけど、やっぱ写真サイトなんで、イベント物や誕生企画はこっちに移動させようと思います。 ----------------------------------------------------------
「ゾロサン」という意味がわからない方は、観覧をお控えください。
サンジの想い
一年に一回だけ 心の底から素直になりたいと思う日。
いつもはケンカばかりだけど 今日は休戦。 ちょっとくらい憎まれ口を叩かれたって許してやるよ
だから ほんの一時でい――お前を独り占めしたいんだ クルーの皆が寝静まった頃、高台に上ってこいよ 誰にも見つかるんじゃねぇぞ
二人で過ごす大切な時間。 そこに座り、肩を寄せ合う。 そして ヤツの耳元で囁く言葉 「Happy Birthday ゾロ」
*End*
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※「ゾロサン」という意味がわからない方は、観覧をお控えください。 35巻現在のお話。
かけぬける想い(サンジ視点)
だんだん離れ離れになっていくような気がした。
あの日、ロビンちゃんがいなくなり、ウソップがこの一味をやめた。 “ゴーイングメリー号が修理不可能”になり、ウソップと共にメリー号ともお別れした。 その日を境に、俺達一味は、バラバラになっていった。 夕食の時間だというのに、誰一人、喋ろうとするヤツもいない。 あのルフィでさえ、食欲がないのか、あんまり食べなくなった。 以前のような楽しかった時間が、まるでウソのように感じられる。
この先…、また仲間の誰かがこの船からいなくなるのだろうか? そして、また新しい仲間を見つけ、そしてまた別れる。 別れたヤツらの事は…、忘れちまうのか?
――ゾロは? ゾロはどうなるんだろう? あいつもいつか、この一味を抜ける日が来るのか? それとも俺が――? そして、いつかは忘れちまう――?
せっかく明日は、お前の誕生日だって言うのにな。 こんなんじゃ、誕生日パーティーなんか、やってられないな。
誰かの誕生日には、必ずパーティがあって。 それを皆で夜が明けるまで騒ぐ。 毎回行ってきた事が――、今年はできなくなっちまうのか?
『寝くさってってんじゃねーぞ、クソマリモ!』 『んだと、このグルマユゲ!いつもはナミにこき使われてんだから、ちったぁ寝かせろ!』 『あんたはいつでも寝てるでしょッ!!!』 『ぐぁ…っ。てめ…っ、今殴ったな!?』 『さすがナミさぁぁんッ。』 『おい、サンジ、てめぇ調子乗ってんじゃねーぞっ!!!』 『ケンカはやめなさい!!』 『あははははは!!!!』
ゾロと俺がケンカして。 ナミさんが怒りながらそれを止めて。 周りのやつらが、「またやってるな」と半分あきれながらも、それが面白いのか笑い出して――。 何気ない日常。 でもそんな日常が楽しくて。 笑ってる事が楽しくて。
なのに―――。
いつか戻れるだろうか? 馬鹿げた事ばかりした毎日。 笑顔を絶やさない日々。
『誕生日パーティしてあげられなくてごめんな、ゾロ―――。』 だけど俺は。 心の底から、お前を祝うから。
*End* ----------------------------------------------------------
ワンピ次巻の発売はいつだろう〜。
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