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2004/03/18(木) 太陽の帝国 特典紹介
映像特典 49分&オリジナル劇場予告編&ギャラリー
別ディスク
 
1.イントロダクション
2.国際居住区
3.クリスチャン・ベール
4.上海侵略
5.戦争の残虐さ
6.世界一の国際都市 上海
7.50年前にタイム・スリップ
8.バラードの記憶
9.不思議な光景 静かな勇気
10.ジムの希望の星
11.子供時代の終わり
12.低空飛行シーン
13.平和のメッセージ
14.エンド・クレジット


これは、太陽の帝国二枚組み、特典映像のメニューです。
たぶん、本編が地味な映画ですので特典つきを買うまでの、
ファンは少ないと思います。特典コレクターか、
スピルバーグ作品コレクターくらいでしょう。
コレは買ってよかった。

原作者のバラード自身が出ています。
映画で物足りなかったところも、原作者自ら語ってますし。
じゃあ原作を映像化できてないのか?というとその逆で、
バラードの原作は子供時代の自身の回想で、
フィクションもおおいに入っているので、
バラードは満足してたようです。

スピルバーグの演出も丁寧で、またいつものように
(君は子供を撮るのがうまい)と褒められてて、
おかしくて笑ってしまった。
撮影中での子役との会話や遊び相手をするのを見ると、
素のような天然のような感じでした・・
でもきっちり演技指導は厳しかったです(当たり前か)
ベールが泥にまみれるシーンでは、
汚れ方が気に入らないと取り直させてたし。
ラストも、(ここが泣かせるところだ)と、ベールに
教えていた。そして、(母親には涙は見せるな)
これを理解し演技でも目をそらすベールもにくい。

映画とは観客をだます手段。究極は、役者も自分をだますこと。
それがほんとの意味で演技になる。
母に会え泣くも、その嬉しさも素直になれず、
そのシチュエーションは難しい。思わず泣いてしまった
クリスチャン・ベールの涙も、監督は逃さず目をそらせと言う。
プロだなあと感心しました。

つまり、実際にあったこととフィクションが半々なので、
この世界は映画に携わった人と、バラードしかほんとには
理解しにくいのかもしれない。
そういう意味で、まさに特典はよかったです。

どこからこんな子供を見つけてきたのかとびっくりするくらい、
原作者の子供時代とクリスチャン・ベールは瓜二つ。
時代背景もよくわかり、平和な奇妙な街上海の様子が
国の中の国のような上流社会の居住地で、
バラード=ジム=クリスチァン・ベールふんするお坊ちゃんが、
12歳というティーンエージャーになる前の少年期から、
子供ではなくなる瞬間のみずみずしくも哀しい時間。
本当によく再現されていて、また本編が見たくなりました。

特典つきをあつめるきっかけは、DVDを買っても何度も見ない。
ビデオと同じ棚の本と化してしまう。
DVDの意味がない。特典はDVDの大きな特徴です。
もちろん最初は、撮影裏が見たかったくらいですが、
映画の意味や役者の熱意、原作の細かい解釈などなど、
映画だけではわからないものもあり、
置いておくだけではもったいないので、
何度も見れる特典つきのを集めることにしました。


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