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2004/03/04(木)
何故こんなに私は・・
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涙もろいのだろうか?? ふと自分が書いてきた評価を見直しあきれた・・ これでは正当なというか、客観的な評価や鑑賞と言えるのか? 正直、これは泣ける!と人に勧めばかにされた映画もある。 愛すべき、フィッシャー・キングもそのうちの一本。 エイリアン2もだ。ターミネーター2は泣かない。 考えて見た。 もしかしたら、感受性が強すぎて映画に操られているのか? 考え直して見た。 音楽が盛り上がり、映像がきれいで、登場人物が泣いている。 特に家族愛や報われないものへの愛・・ に・ほん・じんだ〜!! ところが・・また考える。 晩秋、レナードの朝は泣けずしらけていた・・ 何故なんだろう??ツボをはずしたのか?
う〜ん・・静かに流れる人生の終焉は合わないのか? これには映像美というキーワードもあるかも。 でもでも、白黒の素晴らしき哉!人生や十二人の怒れる男も 泣いたぞ??(この二つは別格か) よくわからないが、私は多分感受性が強い。
グリーン・マイルはツボに合わず深刻に一緒に考えていた。 そのまま終わり帰路に着けば暗い映画で終わる。 ところが、最後の最後、死ねず老いたトム・ハンクスが 同じく死ねないねずみを見つける。 それにかぶさる、若かりし日のトム・ハンクス・・ それは涙腺の引き金となる・・みんなが哲学的で暗いと言い、 私はすっきりして、哲学的だけど感動したとなる。 ちょっと得な人間。製作者の思うツボ!?
ところが海の上のピアニストでは、ツボは前半も前半。 ニューヨークに船が着き海の向こうの自由の女神が・・ ご、ゴッド・ファーザーやっっ!? うるうるきていたのはたぶん私くらい。 それからエンディングまで、ピアニストの思い出を 回想するトランペッター(だっけ)第二第三の山だと期待。 あれだけ音楽も映像も良かったのに、最後では怒っていた。 盛り上げといて何故壊すって・・
よって、私が泣けなかった感動作というのにも、自分でも 大いに興味がある。マイシネマパラダイスを読んでくれてる方 にはそれも引いて、自分の感性で見てほしい。
ちなみにタイタニックは泣けず・・?? (船を壊すからというのではない)ディープ・インパクトの、 ちゃちなSFX映画でも泣けた。それぞれの死に方階級が、 こちらの映画のほうが共感できたのは不思議。
↓こ、このドリュー・バリモア、えらくかわいい!
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