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2008/06/07(土)
若人よ
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今日は息子（１４才）が、初めてシープ講習に参加。
１Ｒ目の１５分はママがやり、２Ｒ目を任せる事を先生に
ご承諾頂いた。
先生は快く承知してくださり、子供の夢や将来を寛大に受
けとめてくれる方だと改めて感謝しきり（感涙）
サルはウナギと共に、ママですら難攻不落と思われるよー
な羊のペンに入って行った。
ウナギは最初、やはりバカにして暴走かましたり、
「なんでサルの言う事きかなくちゃなんないっちゅッ！？」
ってな態度も取ったが、暑さと１Ｒ目で疲れているのか、
落ち着いて動くようになってきた。
先生は子供相手にも熱心に指導をしてくれる。（謝謝！）
ウナギもママとやってきているから、それなりの事はもう
出来ているし理解している。
が。
早くも、終わったところで先生は・・・
「あと少しでジグザグに進ませるとこまできたね〜」とな！
ママちゃんが長らく練習してコツコツ積み上げてきたもの
なんですが〜(￣▽￣;)
サルは今まで幼い頃から、いろんな競技で大会に出たりし
てきたが、犬を操るセンスの無さに頭が痛かったり、だっ
たんであるが・・・
今日、どの競技より難しいシープドッグの世界に１歩踏み
出し、その姿に私の頭に過った言葉。
「後継者」。
今まではそこまで思ったことがない。
けれど今日、私の背中を見て育ち、それに追いつこうと、
そして追い越そうとしている姿があった。
感じた事のない高揚感を覚えた。
サル・１４才。 ディープ・２才。
まだまだ若い２人。これからまだまだ時間はある。
若いって事は、未知の可能性があるってこと。
うらやましい限りである。
子供はいつしか親の知らぬ間に大きくなっていたりする。
今年はマザーのトライアルもサルが出るらしい。
ママの出番はどんどんなくなるけど、彼らの進む道に標し
はつけておいてあげようと思う。
顔が出るのか出ないのか？ってなほど幼き日に初めて犬橇
に乗り、それから数年・・・
エレナから切り開いた茨の道を経て、若い２人が新しい道
を走って行く時期がきたのだね。
世代交代の時がやってきた。
ママと、エレちゃんと、くまちゃんは。
若い２人の行く背中を見守っていくのでちゅ。
ママと、くまちゃんとエレちゃんは、若者たちにバトンを
渡して役目を終える時が近づいたのです。
みんなで頑張って走り続け、ちゃんと、若い２人に繋がれ
ていきました。
それで、いいんだよ。
ディープを息子に与えて良かったと思う。
遠い北海道から彼を迎え、継承者とする為に育て、先住犬
たちからたくさんの事を学び、そして子供と共に成長して。
楽しい事も、苦しい事も、大変な事も、ディープは子供に
教えてくれる。
支え合い、これからの長き道を共に走っていって欲しい。
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