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2005/06/16(木)
抱きしめて
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昨日の夕方からまっすぐ立てなくなり、歩けなくなった。 早々からベッドに入ったけど、痛みですぐに目が覚める。 何度携帯を見ても、クロちゃんからの連絡はなく、時間だけがいたずらにすぎる。
夢を見た。 泣いているまいを後ろからぎゅうって抱きしめている人がいる。 何が悲しいのかわからないけど、涙が止まらない。 何も言わずに、ただ抱きしめてくれる。 とても暖かくて、優しい腕。 泣きながら、眠ってしまったようで、目が覚めて、振り向くと・・・クロちゃんがまいを抱いたまま、寝ていた。 「あ、クロちゃん、お帰り(^^)」 「お〜ただいま」 まいを抱きしめていたのは、やっぱりクロちゃんだったんだ! だから、眠れたんだ。
雨の音で目が覚めたら、3時半だった。 携帯は、何も着信していない。 どうしたんだろう? 事故にでもあってないといいけど・・・
今朝、電話をくれたらしい。 今朝4時に家に帰ったけど、今から会社へ入るとメールも入っていた。 腰の痛みと熱で、うとうとしていて気づかなかった。 何度かコールしたけど、出ないので切ろうかと思ったら・・・お仕事用の声でクロちゃんが出た。 「まい」というと、「はい、お世話になっております」というので 「切るね」といおうと思ったら、 急にまいモードの声で「今、外に出たから大丈夫(*^^)v」とクロちゃん。 「打ち合わせでもしてたんか?」 「ううん、しんどくて寝てたの(>_<) 昨日からまた歩けなくなったから」 「ヘルニアか?」 「うん。熱もある。」 クロちゃんの声が、体に染みていく。 ひとりで泣いていたまいの心と体が、柔らかな愛で潤っていく。 「来週火曜日、行くから!」 「どこに?」 「そっちに」 「あ〜仕事?」 「違う(ーー;) 逢いに行くから、空けとけよ」 「うん」 逢いたいよ。 歩けないけど、今すぐ逢いたい。
「打ち合わせ中に、急に抜けたから戻らなきゃ」 「電話出なくて良かったのに(>_<)」 「そのノー天気な声が、聞きたかったからな」 「今日は、あんまりノー天気じゃないよ」 「くもりノー天気ぐらいか?」 「そだね」
愛されたいと願うから、不安になる。 自分は、愛されてないんじゃないか?と思うから。 愛する人がいることに感謝しよう。 自分が、これだけ愛してると思える人が存在することに、その人がこの世にいるということに感謝しよう。 あなたが恋しくて、愛しくて、どうしようもなくて。 淋しくて、淋しくて、淋しくて、ただ一言声が聞きたくて、ただ逢いたくて。 抱きしめてほしくて、その温もりの中にいたくて。 あなたとひとつになりたくて。 当たり前のことなんて、何ひとつない。 でも、あなたはこういったよね。 「まいは、クロちゃんが大好きだよ(^^)」 「それって・・・当たり前のことだろ?(笑)」
不安になることはないと言いきったクロちゃんは、なんて強いんだろうと思ったけど、それは違うんだね。 まいのことをとてもとても愛してるから・・・不安にならないんだね。 まいに愛されたいと思ってるのではなく、まいを愛してるから。 だから、あなたは、気持ちが離れることなんてないって言い切るんだね。 逢えない日が続いても、声が聞けなくても、あなたは大丈夫なんだね。 まいをとても愛していて、まいを信じてるんだね。
ごめんね。 ずっとずっと、まいを抱きしめてね。
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