|
2005/01/11(火)
意味ねぇ係員と客の会話。
|
|
|
客:今日はここでなにやってんの? 係員;今日はイタリアフェスティバルってのをやってるんですよ。 客:ふーん。で、入場料はいくらするんだ? 係員;1500円になります。 客:高いな。そんなに払う意味はあるのか!? 係員;どういうことですか? 客:だから、1500円払う価値があるイベントなのか? 係員;それは、お客様の好みも様々でしょうが、いろんなブースがあるので多分楽しめると思いますが・・・。 客:じゃあ、なにがあるんだ? 係員;自分は中で仕事してないんで細かくは分かりませんが・・・。 客;だめだよそれじゃ。客に説明できないだろ! 係(そんなこと言われたってなー) でもですね、イタリアの代表的なものが一通りそろっていますよ。 客:たとえば? 係員:パスタ、ピザなどの食べ物とかサッカーや自転車などのスポーツ(ここ強調)からファッションなどがありますよ。 客:自転車!?(客なぜか食いつく)そんなの毎日乗ってるじゃんか? 係:いえ、ママチャリとかではなくてですねレースに出るようなやつですよ。 客;ふーん。俺は65だからそんなのには乗れないがね。 係:そうなんですか。お客様のつぼもそれぞれ違いますから、いろいろ揃っているので何かしらのブースで楽しめると思いますが・・・。 客:そうかね。 係:どうですか、いらしてみませんか? 客:おぅ、お前の態度とか言い方とか気に入ったから見てくるよ。ところで、お前面白いな。なんか夢とか持ってるのか? 係;そうですね、いつかは教員になりたいなと思ってますが。 客:そうか。じゃあ、なんか自分の哲学持ってるか? 係;んー。とりあえず、いつも思っていることは【人の輪】を大事にしようと思ってますが・・・。 客;お前、それ大事にしろよ。なんで今の世の中がおかしいか分かるか? 係:やはり自分中心の人が増えたからだと思いますが・・・。 客:そう。〈この間、カントの話を引き出して数分間の講義が行われる。〉だからお前みたいなやつがいっぱいいなきゃだめなんだよ。これからもがんばれよ! 係:あ、はい。ありがとうございます。 客;じゃ、そういうことで行ってくるからな。 係;はい。ごゆっくりお楽しみください。
<これは実話。おじいさんは、その後22ゲートから入場されイタリアフェスティバルを楽しまれました。おしまい>
|
|
|