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2004/04/23(金)
思い出。
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今日は私事を長々と。読んでも面白くないです。でも書かずに居られなかったので、つい。
スルーしてやって下さい。
知っている人が知らないうちに亡くなっていたことを聞かされた時ほど辛いときはありません。
もう何年も会っていなかったのですが、あの人の事だから、またひょっこり現れるのだろうと思っていたのに、もう叶わないと思うと暗い穴に突き落とされたような気分になります。
なにせ、こちらからは居所すら分からないのに、どこから聞きつけたのか、こちらが苦しいときには必ずそばに現れてくれる、そんな笑ってしまうほど物語の登場人物みたいな、現実離れした人だったんです。
一緒に折り紙を作って遊んだ事もありました。 「カレー粉焼いて」なんていう手遊びを教えてくれたのもその人でした。 喘息こじらせて入院したとき、突然見舞いに現れたときは本当に驚きました。 ネクタイの変わりにループタイをして、上等な櫛を携えてるおしゃれな人でした。
曽祖父に勘当されて以来、放浪の人生。 遺言の通りに奥さんだけで密葬だったそうです。 あまりにも色んなものを渡しておいて、突然居なくなってしまうなんて、本当に最後まで勝手な人だと思います。 あまりにも勝手で腹が立つので、忘れないとか虫のいいことは言いません。 大叔父さんのことはたまに、思い出すことにします。
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