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2004/11/15(月)
自分達のサウンド。
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UAの「傘がない」といい、玉置浩二の「白い一日」といい、布袋の「東へ西へ」といい、忌野清志郎の「少年時代」といい、みんな良い味出してるなぁ・・・。まぁ、原曲がいいんだろうな、やっぱし。井上陽水は偉大です。俺の中で。Yosui Tributeの話。 誰かが誰かの曲をカヴァーするっていうのが多いけど、結構好きなんだよね。自分がバンドやってからかな。そういう感情を持ち始めたのって。中学とか高校の初めの頃って、XとかLUNA SEAが最強!とか思ってて。んで、バンド仲間とかと「Xのギターとかむずいな〜」みたいな会話をしてた。そのとき、LUNA SEAのSUGIZOが難なくXのSilent Jelousyっていう曲を弾いてたのを見て「すげー!」って思って。ある領域まで行くと関係ないな、っていうのがあって。最近でもその二つのバンドとかSIAM SHADEとかたま〜に聴くけど、当時日本では結構イイ感じだったような気がする。日本人のロック(ハードロックというか、メロディックコアと言うか・・・)だから日本人には心地いいのかも。そのあとはもう洋楽を聴き始めるんだけど、まぁ、そんな風に一時ちょっと夢中になって、最近俺の中でまた盛り上がってきた。きっかけは、去年のMTV Iconかなんかで、Metallicaの代表曲をいろんなアーティスト(SUM41とかアヴリルとかKORNとかLimp Bizkitとか)がカヴァーしてたんだけどね、それが結構カッコいいのよ。まぁ、それなりに実力のあるヒトらがやっているっていうのもあるんだろうけどさ、みんな自分のバンドのサウンドなんだよね。だから、パンクでメタリカ、ラウドでメタリカ、みたいにね。 それは日本のアーティストだって同じ。それなりに実力のあるアーティストが自分の得意分野のサウンドを使って過去の名曲をカヴァーするのってかなりカッコいいと俺は思う。まぁ、元の曲がよくないとダメなんだけどね・・・。
「いい曲」と言えば、なんか最近日本ではいい曲があまりない気がする。いや、別に洋楽の方が優れているとか、進んでいるとか、そういうことを言うつもりはない。日本には日本人の感性に合った曲とか、日本人にとって心地よい曲があるし。そのベースがたとえ海外から入ってきた音楽にあっても、それを日本のアーティストが上手く利用すればいいんだし。俺の言ういい曲っていうのは、う〜ん、なんだろう・・・。流行に流されるとかそういうことと同じにしろ、「長くヒットしている曲・アーティスト」っていうのはやっぱりいい曲をつくるいいアーティストだと思う。何も万人受けするものがいいとも思わないけど、宇多田ヒカルとか浜崎あゆみとか、何気なく聴いたりするもんな。ウチの親父だって聴く。曲名は知らないけど、CD貸してくれって、来るもんな。その辺は結構分け隔てがないというか。若い層から中高年層まで聴くっていうのは、万人受けすると言うけれども、裏を返せば、誰にとっても聴ける、聴きたくなる曲とかアーティストなんじゃないかな。 ん〜、なんだろう。最近じゃぁ、2ヶ月とか3ヶ月とかに1回新曲を出すようなペースになっているけど、もっともっと吟味していい曲に仕上げて欲しいような気もする。ベストアルバムだって、ヒットしてから5年から10年くらいで出してほしいな。全部が全部ヒット曲なら話は別だけど、全然聴いたこともない曲がベストアルバムとかに入っているとなんか引くなぁ・・・。ファンが選んだ、とか言っても、まだまだ選択肢は少ないんだろうし。デビューから時間が経っていないと、そもそもの母体の曲数が少ないからね。もっともっとじっくり、ゆっくり、いい曲を作って、みんなに聴かせてほしいね。
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