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2004/09/21(火)
負担増は負担増なんだけどね。
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今月の頭からガソリン代が上がったんだよね。リッター4円くらい。ジタバタしたって安くなるわけじゃないし、まぁ、別に何とも思ってなかった。 ところが、街のみなさんはそうは思わないらしい。報道番組やワイドショーなんかでインタビューを放映してたけど、家計を守るオクサマみんながみんなそろいも揃って「家計に大打撃ですよ〜!」と興奮気味に話してた。 でもさぁ、よく考えてみてよ。例えば、平均リッター10キロ走る車を持っているとする。まぁ、軽やらリッターカーやらがだいぶ普及してきたから、結構標準的な燃費かもしれない。んで、それを月に1000km走らせるとする。1年で12000km。これもまぁ、標準的な数字でしょう。 そういう設定を想定した上で、リッター4円上がったことがどれだけキツイのか、ということを計算してみる。1000km÷リッター10km=100リットル。つまり、月に100リットルの給油。1リッターで4円上がったんだから、なんと、月に400円の支出増(笑)。ってオイ、大打撃か?毎週買っている雑誌1冊削った方がよっぽど節約になると思うけどな。 もちろん、運送業とか、まさにガソリンの価格が業績に直結するような業界の人々にとっては大打撃でしょう。値上げ分の負担を顧客に転嫁できない時代だしね。 原油価格の上昇=石油製品や物品輸送費、その他製品の価格上昇=総合的な家計支出の上昇=大打撃!という一連の流れがオバサン達の脳内で瞬時に組み上げられたと言うならば、まぁ納得が行くけれども、とてもそうとは思えない。 まぁ、何事も落ち着いて考えてから騒ごうね、ということですね。
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