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2005/11/02(水) 必要なモノ。
 田舎で商売するにあたってかな〜り大切な要素の一つに、「駐車場」っていうのがあると思う。どんなに小さな店でもある程度の駐車場があれば客は集まってくるし、逆に店が大きくて品揃えが良くても、駐車場がなければ客は集まらない。コレ、田舎の商売の鉄則。

 ところが、田舎にあるのに駐車場がなくても、駐車場が狭くても人が集まってくる場所がある。それが、銀行・郵便局・役所・警察署・病院。まぁ、正確に言えば「商品が欲しいから」人が集まってくるのではなくて、「必要に迫られて」人が集まってくるところ。
 で、そういう所って例外なく駐車場がなかったり、あっても台数が少なかったり、さらには1台あたりのスペースが妙に狭かったりする。最近じゃぁ「満車の際には第2駐車場へ」などという張り紙も見かけるが、そんな遠い場所に駐車場を作っても誰も使わない。その第2なんとやらを探して停めて歩いて・・・・な〜んてしているうちに入り口正面のゴールデンエリアが空いたりする。

 言ってみれば、ある意味での殿様商売。「駐車場がなくても我慢しろ」で済むという何ともうらやましい商売ではある。まぁ、役所なんていうのは街の中心部に位置していて、その街が発展する前からあるものだから、多少駐車場が確保できなくても仕方がない面がある。同じく街の中心部にある警察署や郵便局もしかり。
 しかし、郊外の銀行や郵便局がなんであんなにこじんまりとした面積で客を迎えようとするのか、理解に苦しむ。土地取得にあまり苦労しないであろう田舎の郵便局にも、駐車スペースは2〜3台しかない。まぁ、「たまにしか満車にならないし・・・。」なんて考えているのかもしれないけれど、みんなが郵便局や銀行を利用する(したい)のは「満車になるとき」だけ。客の視点から考えれば、「利用したいときに利用できる」ようなインフラ整備が必要なのに、そんな意識は全く見えない。狭い駐車場のために警備員を雇うくらいなら、その金で駐車場用の土地を買っとけ、とか思ったりする。

 そうそう、あと、銀行の「混雑日予想カレンダー」ってヤツ。アレも同じだよね。「この日は混んでいるから別の日に来い」ってことだろ。混むのには決済だの給料日だの、必ずそういう理由があるワケだし、そこまでわかっているならなんとか対応できるシステムを作っておけって。客の利便性を犠牲にするくらいなら、いざというときのために窓口要員やら駐車場やら増やして迅速な対応ができるような体制を整えておくのが、本来客を迎える立場の企業がすることなんじゃないかなぁ・・・。

 病院だって、体調が悪いときに駐車場待ちで待たされて、診察待ちで待たされて、治療に金払って、駐車場代まで払って帰る。ますます体調悪くなるっつーの。「患者=金を落としてくれる客」っていう意識が皆無だね。金もらってお礼言われる良い商売なんだから、その辺、よく考えた方が良いと思うな。

 郵便局も郵政公社になって、民営化されるワケだから、そういう客の視点に立った経営戦略をとって欲しい。入り口が狭ければ、入りづらければ誰も来なくなっちゃうよ。


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