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2005/11/24(木) メディアだらけ。
 そういえば、LD(レーザーディスク。学習障害じゃないよ。)って、ドコ行った?一時期妙に流行った覚えがあるんだけど。っつーか、探せばウチにも何枚かあると思う。まぁ、LDを見るためのハードウェアが無いんだけどね。だいぶ前から。

 っつーか、あの微妙な流行は一体なんだったんだ、と。最近はプレイヤーはおろか、露天の投げ売りも見なくなった。みんなどうしているのかなぁ・・・。


 なんか、LD→DVDってさ、レコード→CDの流れににているような気がする。まぁ、LDからDVDの場合は、劇的な変化っていうのはあんまり無かったような気がするんだけど(と、言うか時期が微妙に重ならない)、とにかくサイズや重量の減少(=扱いやすさの向上)がいちばんわかりやすい変化だったよね。画質や音質なんざどうでも良くて、サイズや重量がコンパクトになればなるほど置き場には困らなくなるし、そもそも使い勝手が良くなる。「すげー、超画質イイよ、音質もイイよ、頭出し便利だよぉ!」ってのは、たんなるマニアの守備範囲だったって事に後々気づくことになる。

 レコード→CDの時はもっとわかりやすくて、音質は上がるわ、スペース効率は向上するわ、音質劣化はしないわ、それこそ劇的な変化だったんだから、どんどん広まるよね。VHS→LDが広まらなかったのは、スペース効率の問題が大きかったような気がする。なんだかんだ言っても、直径30cmのLDなんてやっぱりデカイし、重いし、タイトル見づらいし・・・・ってな具合に、結構欠点があった。画質音質云々の前に、そもそも置き場に困るっていうのが一番の問題だったんじゃないかな。

 こう、メディアの置き換えっていうのはなんだか、中身のクオリティは二の次で、まずサイズや扱いやすさありきっていう感じがする。DATかMDかで論争があったときも、DATのほうが圧倒的に(比べものにならないほど)音質が高かったのに、結局は手軽に扱えるMDに軍配が上がったし、最近のポータブルオーディオはCDやMDよりもさらにコンパクトなフラッシュメモリタイプの製品が売れている。MP3に圧縮するから音質がどうのこうのとか、そんな話はやっぱり二の次になっているんだよね。

 まぁ、コンパクトにするといっても、やっぱり人間が扱う上での限界っていうのがあるでしょう。本体が小さすぎてボタンが押せない、くらいまで技術が進歩しちゃうと、本末転倒というか、そもそも使えない製品になってしまうワケだから、きっとどっかでまた新しい規格というか、新しいコンセプトの製品が出てくるんだろうな。

 今後はブルーレイだとかHDだとか、また新しい規格のDVDが出てくるけど、なんだかそんなのよりも、その技術を使って直径8cmのサイズで現行DVDくらいの画質にするとか、そもそもそういう回転系のメディアを使わないで、もっとコンパクトで大容量フラッシュメモリに作品を入れて売り出したほうがよっぽど売れるような気がする。

 現行の2層式DVDの最大容量が8.5GBなんだから、2GBのフラッシュメモリ4つくっつければそれでいいと思うんだけど。SDカード4枚分のスペースしか必要ないんだぜ。しかも軽量・省電力だし、回転機構無いからトラブルも少ないだろうし。回転機構が発生させるノイズだって無いし。なんか、こう、円盤が全てみたいな考えはもう必要ないんじゃないかな。

 でもまぁ、コスト的にはやっぱりプレス1発で終わる回転系メディアに軍配が上がるだろうなぁ・・・。大量生産したときに、回転系メディアとフラッシュメモリタイプのどっちが安上がりかと考えれば、やっぱり回転系なんだろうなぁ・・・。CD-Rの価格なんて、もう幼稚園児のお小遣いで買えるくらいだもんな。

 ん〜、CD→フラッシュメモリの方がまだ現実的なのかなぁ・・・。シングルは256MBタイプ、アルバムは512MBか1GBタイプにして。プラスチックの小さい箱に入れておくとか、無圧縮で配信して、店先でメディアに入れるとか。そうすれば、販売スペースなんていらないし、在庫を抱える必要もない。まぁ、ジャケットをじっくり見ながら選ぶっていう楽しみが減るけど、レコード→CDだってサイズダウンで成功したんだから、コッチも大丈夫なんじゃないかなぁ。

 簡単にデータを動かせるとなると、著作権保護が問題になるけど、どんなに強固なセキュリティにしようとも、結局それを破るシステムやプログラムが作られるんだから、その辺は結局堂々巡りだよね。CCCDだってもう見る影もないし、だからと言ってウィルスもどきをインストールさせようとすると大騒ぎになるし(笑)。

 ブルーレイだってHDだって、データを取り出して人間の目に映るようにするまでの課程で、必ず複製を作れるようにしようという人が現れて、それを現実のものとするんだろうから、やっぱり同じ。


 なんだか難しいね。こうやっていろいろ考えると。もうVHS対ベータとか、ブルーレイ対HDとか、そういうレベルの問題じゃぁないような気がする。サイズが大きくてもいいなら、500GBのHDDっていう(もはや)メディアもあるし、小さいとなれば2GBのフラッシュメモリもあるし。フラッシュメモリに関しては、これからもっと大容量・低価格化が進むだろうしね。何が一番合理的で、何が一番理想的なのか、よくわかんないな、もう。




 あ、そうそう、PCにつなげるLDプレイヤーって、今出したら売れるかな・・・・?売れねーか。


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