新型・日記
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最新の絵日記ダイジェスト
2006/09/23 代わり映え、ナッシング。
2006/07/10 引っ越し。
2006/07/01 久しぶりの日記更新。
2006/02/22 水。
2006/02/10 ファイルサーバケース交換。

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2005/05/24(火) 虐待の真相。 (朝刊コラム風)
 「またか。」と思わされる。5歳の男の子が犠牲になった児童虐待の事件。新しい形態の虐待ということも言えるだろう。
 フジテレビジョンに属するGちゃん(5つ)。なんと同局内のバーでバーテンとして働かされていた。れっきとした児童福祉法違反である。
 Gちゃんは年齢からは想像もできないほどのスポーツマンで、スノーボードからスカイダイビング、ロッククライミングもこなすスーパーキッド。最近ではマスコミの取材も増えて、お気に入りのスカイダイビングを披露することもしばしばだった。
 しかし、今回の事件が公になったことで、関係者やファン達は、「あんなに人気者だったのにどうして・・・。」ととまどいの色を隠せない。
 法律上Gちゃんは責任を問われないが、「Gちゃんがフジテレビのショップで真下正義グッズを買って、友達のMちゃんに見せびらかしていた」という目撃情報もあり、バーテンダーの仕事に対して金銭授受があった疑いがある。そのため、管理者には厳しい処罰が科せられる可能性がある。
 児童福祉法第34条の5には、違反行為として「満十五歳に満たない児童に酒席に侍する行為を業務としてさせる行為」が挙げられている。この規定に反した場合、罰則として一年以下の懲役又は三十万円以下の罰金が科せられる場合がある。
 大人による児童虐待は年々数を増し、またその形態も変化してきた。陰惨かつ巧妙な手口で子供に被害をもたらす。「見えない」犯罪が増えているが、そんな犯罪の温床を作り上げてきたのは、われわれ大人たちであることを改めて認識しなければなるまい。

2005/05/22(日) メッツのMetsは、MetsとかMETSのメッツ?
 よくわからんタイトルだけど、なんてことはありません。

 キリンビバレッジの炭酸飲料「Mets」と、松井稼頭央が在籍している、ニューヨーク「Mets」、それとどっかのホテル(JRグループだったかな?)の「METS」のこと。何か関連があるんだろうか?

 特にドリンクのMetsなんかつづりも大文字・小文字表記も同じだし、フォントも似ているような気がする。う〜ん・・・。ちょいと調べた限りじゃぁ全然関連性がないんだよなぁ・・・。辞書で調べたら「meetの過去形」とか書いてあるし。むぅ・・・それは知っているが。やっぱ関係ないのかなぁ・・・。

2005/05/21(土) 肉肉しい?
 牛丼騒動はどこ吹く風。今やってないのは吉野屋だけだよね?あんだけ「困る困る」と連呼していた牛丼チェーンはオーストラリア産の肉を使ってる。まぁ、σ(・з・)はあんまり食わないから別にいいんだけどね。金が無いときはおにぎり2個でも十分だし。

 でさ、アメリカ産の牛肉の輸入再開がどうのこうのとか。まぁ、アメリカの言うこともわからなくもない。狂牛病を発症した牛は1頭だけ、しかもカナダ産。確率にして1億分の1以下。宝くじよりも当たらない。しかもBSEの病原体(プリオン)が蓄積するのは脳やせき髄のみで、その部分は除去される。何の予備知識もなしにこの話を聞けば、「じゃぁ、別に平気じゃん?」ということになるし、科学的にも安全性が高いと考えられる。
 
 ただ、問題なのはアメリカの姿勢。日本人はアメリカ牛に対して、「危ないような気がする。」とか、「なんだか怖い。」という感情を持っている。一方的な報道が一番問題だと思うけれども、でもそれを取り除こうと努力しないアメリカ政府の姿勢が一番問題。アメリカ議会に対する食肉連盟や畜産の盛んな地区から選出された議員による日本政府に対する圧力や、「科学的に安全だから、買え。」というアメリカ政府の姿勢に対して嫌悪感を持っている日本国民も少なくない。だいたい、日本国民にとってはアメリカの畜産ビジネスが崩壊しようがそんなことは知ったことがない。それを理解せずに押し売りをされるんだから、アメリカの信用はどんどん落ちていく。国の信用は、企業のブランド力と同じくらい強烈な効果を持っている。日本製のテレビと中国製のテレビ、同じ機能、同じサイズ、同じ値段だったらよほどの物好きでない限り日本製のテレビを買うだろう。それが国の信用というもの。そこには中国の工業製品の信頼性の問題から、中国に対する感情までが含まれている。
 アメリカにも同じ事が言える。安くて味の良い肉は食べたいけれども、安全じゃなかったら買いたくないし、安全だと言われても言っている国が信用できないんじゃぁ買う人もいなくなる。消費者が買いたいものを作るのが本来の姿なんだから、望まれていないものを押しつけられても困る。資本主義を絵に描いたような国なのに、そんなこともわかっていない。

 車もそう。フォード・GM・クライスラーのビッグ3がアメリカ国内で苦しんでいるし、日本政府にも「もっと輸入しろ」と圧力をかけてくる。でも、高くて、燃費が悪くて、日本車に比べて信頼性が低くて、近くにディーラーが無くて、きちんと整備できる工場も少ない、そんなアメリカの車を誰が買うんだ、という状況を果たして彼らは理解しているのだろうか。みんなが欲しいものしか売れないんだから、その辺の超基本を理解して欲しい。ビッグ3とは裏腹にアメリカ市場でシェアを伸ばし続けているトヨタは、緻密なマーケティングを行って、消費者が欲しい車を作っている。だから売れる。小学生にだってわかる話だ。

 まぁ、とりあえず牛肉に関しては、アメリカ政府や議員はもう少し低姿勢に、謙虚になって交渉に当たるべきだろう。店員に欲しくもないものを「買え。」と言われて買うやつなどいないということをよく理解するべきだと思う。 

2005/05/04(水) むしろ、「今後」が大切。
 NHKのBSのニュースが好きだ。余計な情報は入れず、事実だけを簡潔に報道する。アレが報道の本来の姿だと思う。必要な情報は「いつ」、「どこで」、「何が」起こったかということであって、それ以上でもそれ以下でも意味はない。必要にして十分の情報である。
 情報が不足している報道はまた別として、余計な情報が入っている報道が非常に多く感じる。最も必要のない情報は、感情的な情報だ。ニュースを聞いている最中に「なんと」とか、「悲痛な」とか、「信じられない」とか、そういう形容詞が入っているととたんにガッカリする。また、実際は「接触」程度の事故が起きたとしても、それを「衝突」、もしくは「激突」などという表現に置き換えている報道がある。それはもはや「事実」ではなく、「虚構」である。
 感情で構成された報道番組はもはや報道ではない。報道は客観的に事実のみを伝えるべきものであると思う。制作者の感情、加害者の感情、被害者の感情、そういうものを知らせたかったら、報道というフィールドではなく、ドキュメンタリーというフィールドで表すべきはないのだろうか。
 また、どこの馬の骨ともわからないジャーナリストが、さも現場に居合わせたかのように解説をするのもいいとは思えない。マスコミの勝手な推測による情報だけで原因を分析したり、当事者の感情を推察し、それが事実であるかのような解説をする。あまりにも不安定な「事実」が作り上げられる。それがテレビや新聞で公開される。世の中の人々はそれを事実だと思いこむ。結局、報道番組や新聞報道が「嘘」を伝える結果となる。そんなことが毎日のように繰り返される。結局、事実を知っているのは当事者のみとなり、その情報は永遠に広まらない。報道の存在価値自体が疑われる結果となってしまう。
 さらに、報道を見て、それが「良い」ことなのか、「悪い」ことなのかを判断するのは見ている人自身である。報道する側の考えなどは広めるべきではない。例えば日本航空の一連の不祥事。どのような不祥事があったこと自体は伝えるべきであるが、乗客やコメンテーターの気持ちなどは伝えるべきではない。「怖いですね」、とか、「けしからん」とか、そんなことは見ているこちら側が判断するべき事であり、押しつけられるものではない。
 起こってしまったことは仕方がないのだから、大切なのはむしろ、「これからどうすべきか」ということではないだろうか。同じ事件・事故を起こさないために、今後どうするべきかを考えさせるような内容の報道が必要であるように感じる。起こってしまった事件・事故に対していつまでも執着したり、加害者をいつまでも攻撃するのではなく、同じことを繰り返さないために取った対策が果たして有効なものであるかどうかを検証するような報道をしてほしいと思う。ジャーナリストもむしろ、その対策についての意見をあくまでも客観的に述べるべきである。
 大きな事件・事故が起こるたびに感情的な報道が錯綜する。オウムの一連の事件、阪神大震災、最近ではJR西日本の事故など、もはや客観的な事実のみの報道ではなく、加害者・被害者・マスコミの感情が中心となった報道ばかりが目立つ。今後の対策など、それらの感情の波にかき消されてしまっている。例えばJR西日本が今後多くの安全対策を行い、他社路線と比較して格段に安全になったとしても、それが報道によって周知されない限り、世間の人々はいつまでも「JRは危険だ」と思い続けてしまうだろ。そうなれば結果的に「嘘」を報道したことになってしまう。これでは報道の存在意義がない。なんとか軌道を修正して欲しいものだ。


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