−風来坊の砦−
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2004/10/25(月) 土曜スタパ♪
本日は私貝殻の誕生日。
一年の中で一番「時間」というものの大きさを実感する日です。
誕生日を祝う習慣の無かったかつての日本人は、皆揃って年初めに一歳歳をとるわけだから、あんまりこういう感慨ってなかったでしょうね。しみじみ。

さて、週末はまたしても色々盛り上がる情報が…!!
今週の感想はまだ途中なのに、こっちを先に吐き出してしまいましょう!(感想は明日になります)

まず、土曜スタジオパーク。


「確かに今まで何人の浪士を斬ったか知れない。だが、その分我等の仲間も死んだ!」
「我らが命を賭けて戦ったこの五年、お手前方は一体何をした!!一度でも御公儀の為に命を賭けたことがおありか!!」


かっ…

カッコイイ……!!!


今後の予告を見て、息を呑みました。
上の勇の台詞にはホントに震えがきましたよ…!
言葉の響き・声の迫力、香取慎吾君の声とはとても思えなかったです。紛れも無い、近藤勇。自分との戦いでもあった長い年月を経てきた勇の心の叫びに、ものすごい剣幕なのに、悲壮さを感じさせられました。
楽しみだし、今すぐにでも見たいけど、あのシーンが流れる頃にはもう終焉も近いのかな…(涙)


そして、クランクアップの映像が!
前室で勇の最期の撮影を見守る出演者の姿にうるっときて、熱心にモニターを見詰める耕史さんの表情にジン、となって、呆然と放心状態になっている慎吾君の姿にグワッときました(涙)

花束を渡して、抱き合う慎吾君と耕史さん。
耕史さんは既に泣いていたんだろうな、顔が赤くて、慎吾君の手が背中をぽんぽんと叩くのが優しくて。
そして、三谷さんとの抱擁。
慎吾君の涙腺が決壊しそうに表情が歪むのが、泣けましたよ…!
三谷さんの為に、三谷さんの夢を叶えてあげたくて、ここまでやってくたんだもんね、慎吾君。
マイクを手にして挨拶の途中、声を詰まらせる慎吾君の姿は、記事を読んだだけでは絶対に伝わらなかった何かを伝えてくれました。
全然ドライじゃない。本当に感無量だったんだろうなぁ。
ほんの短い映像だったのに、すごく泣かされてしまいましたよ〜(感涙)

三谷さんの口から、コラムでもあった「愛の男・山本耕史」(最近すっかりそういうイメージに・笑)号泣エピソードも語られましたね◎「息が出来ない」だけじゃなくて、「もうやめろ!やめてくれ!」と叫び、更には鼻水が…と、三谷さんの口から語られると、感動エピソードですらも何だか可笑しくなってしまう(笑)

そういえば、最近のラジオで慎吾君も打ち上げの様子を語っていたようですね♪
クランクアップの後でやった飲み会の後、一睡もせずに「いいとも」に出て、その足で公式打ち上げに行ったので、三次会あたりでついにダウンしてしまったとか。
で、眠りから覚めるとマネージャーさんと耕史さんだけがいて、そこからトイレに行って復活してまた合流して飲みなおしたそう。
耕史さん、心配していたんだろうなぁ。
それにしても、もうこの日は本当にずっと傍にいたみたいですね、二人◎色んな記事や情報を照らし合わせると、本当にずっと。


土曜の京都でのぐっさん&耕史さんのトークショーでも、またもや慎吾君の携帯番号を盗んだ話が出たらしいし、「愛の男」はまだまだ冷めそうにないですね。熱い!
それにしても、いいな〜〜、トークショー!!
京都だし、いけるかなと思ったけど、土曜日に仕事を休むのは不可能だし…(涙)
またどこか近場でやってくれないかなぁ。


そしてTVナビ。

相変わらずネタバレ満載で、今月は源さんの衝撃的な写真がドーンと載っていました。耕史さん&堺さんのトークショー記事が載ってたのが嬉しかった♪福島までいけるわけもなし…とこちらも泣く泣く諦めたやつだったので◎

で、来月号に、いよいよ慎吾君と耕史さんの対談が…!!

もう、すっごく楽しみです!!
でも、「『新選組!』ファイナル」などと見出しが載っているだけで寂しくなってしまって、待ち遠しいけど、ツライです(寂)

2004/10/21(木) 台風一過!
皆様、トカゲ台風は大丈夫だったでしょうか?
今日はもうすっかり台風一過の青空が広がっていましたね〜♪
台風がひとつ通り過ぎるごとに秋の気配が近くなって(今はもう気配どころではなく真っ盛りですが)、空気も澄んで星も綺麗で、何だか台風の後って好きです◎
昨日雨に濡れたせいで少し風邪気味になってしまいましたが…(^^;)


さて、何だか最近怒涛のようにクランクアップにまつわる話などが耳に入ってきていますが、こちらも台風一過なのか、今日の三谷さんラジオではほとんど新選組!ネタはなかったようですね。
でも、メールで慎吾君の昨日のラジオでの話題を教えていただいて、ちょっと嬉しい気分が続いています◎

慎吾君、ラジオで耕史さんとの携帯番号バトルについて触れてたみたいですね〜vv


「一年間一度も電話した事ないけど、かけてくるのは構わない」



と言っていたとか。
構わない…ということは、嫌がったり迷惑ということでは全然ないですよね◎
返事しないのは単に意地を張っているのか、忙しいからなのか、それとも大河が終わって少しリハビリ期間で大河から離れようとしているのか…。
とにかく、毎日留守電&メール攻撃を繰り返していたら、いつかは返事が返ってくるかもしれないですね(*^^*)
ついつい耕史さんを応援してしまいたくなります♪


ところで、ラジオネタが気になって色々ネットを渡り歩いていたところ、同じラジオ番組で慎吾君が「人間やめてやろうかと思った」とまで大河の辛さを思いつめていたという話にぶつかりました。
クランクアップ時のスポ紙でも「すべてをやめれば…」というコメントが載っていましたが、これってよく考えると「死のうかと思った」という事なのでは、と思い至って、思わず青褪めました。

慎吾君の仕事は、その特異さだけでなく仕事量もスケジュールも殺人的に多くて、現場で見てきたキャストやスタッフが口を揃えてその大変さを語っていましたが、視聴率(という世間一般的な評判の目安)それほど伸びないし、精神的にも本当に極限まで追い詰められていたんだろうと考えると、涙が出ました。

大河ドラマの主役という大役を手にしていながら、どれが一番とも言い難い様々な仕事を抱えて、どれひとつ片手間にこなしていたようには見えない慎吾君に、「プロ」としての揺ぎ無いプライドを感じて頭が下がります。
ハットリ君PRもスマステも他の番組も、何一つ手を抜いているようには見えなかったよ。
大河の近藤勇は言うまでもなく。もし慎吾君が辛さのあまりに手を抜いて演じていたりしたら、これほどはまり込める筈が無かったと思います。

耕史さんをはじめ、精神的に支えてくれた素晴らしい仲間に囲まれて、きっと居心地の良い環境で、過酷な一年以上を乗り越えてくれて良かったと、今本当に心底から思ってしまいます。
慎吾君、改めてお疲れ様…!!

2004/10/20(水) 耕史さんの涙。
台風ようやく通過したみたいです。
結局、早く帰れたのはよかったものの、日曜出勤が確定してしまってツライです(涙)週1しかない休みをこれ以上奪わないで…!!

しかし、そんな今日も朝日新聞に載った三谷さんのコラム「ありふれた生活」
を読んでほっこりした気分になってます♪
台風のせいで、週刊誌もTV誌も未読ですが(^^;)

もう読まれた方も多いでしょうが、三谷さんのコラムでは、局長クランクアップの時の様子が書かれています。撮影が終わりに近付くにつれ、様々な共演者が集まってきて、最後の撮影が終わると、ボーッと佇む慎吾君に駆け寄った、と。これはスポ紙の記事と同じですね。


「僕の知ってる香取慎吾は決して役と同化しないタイプの役者だった。
驚異的な集中力で本番は渾身の演技を見せるが現場を離れると、役のことは一切忘れる。
その彼が最終収録の前、昨日は眠れなかったと、そっと打ち明けてくれた。
この数日、近藤勇が自分から離れなかったそうだ。
ドラマの中で彼は死を迎えるが同時に自分も死んでしまうのではないか、そんな恐怖を感じたらしい。
幸い、収録が終わっても香取慎吾は生きていたが、ふだんは意外と冷静でクールな彼が人前で涙を見せたのは意外だった。
一年にわたって、一人の人物を演じるということは、きっとそういうことなのだろう。」



この部分、よく耳にした(私もそう思っていた)、『役と同化する役者・香取慎吾』とは違う事が書かれていて、そばで見てきて人間観察力の鋭い三谷さんならではの見解なんだろうな、と思いました。

それから、疲労困憊している慎吾君を支える耕史さんお様子が描かれています。


「一年間苦労をともにしてきた二人はプライベートでも局長と副長の間柄だった。」


うんうん。
昨日のラジオ発言が頭の中を駆け巡ってしまいます◎
最高の間柄だったんでしょうね。互いに支え合って撮影の苦労を乗り切ってきたんだろうなぁ。スタパでの「お前がいるから、何とか乗り切っていける」という慎吾君コメントも思い出したり…。

その気丈な耕史さんが、打ち上げの時、一年を振り返るVTRが会場に流れた瞬間、物凄い勢いで泣き出したそう。
きっと、こみ上げて来るものが多すぎて、糸が切れてしまったんでしょうね(涙)やっぱり熱い耕史さん、感動です。


「いきなりふた回りくらい小さくなったその肩を、今度は香取慎吾が優しく抱きしめる。
ドラマのワンシーンを思い出した。
山南さんが死んだとき、泣きじゃくる副長の肩に局長が手を回したあの場面だ。
ただし違っていたのは、局長の顔。
彼は困ったように眉間に皺を寄せ、そして僕を見て嬉しそうに微笑んだ。
それは近藤勇の顔ではなかった。
あの茶目っ気たっぷりのカトリシンゴがそこにはいた。」



見てみたかったです、この光景…!

泣きじゃくる耕史さんの肩を優しく抱きしめる慎吾君(で、少し戸惑ってる顔)、いいな〜♪
実際には見られない分、大河本編の類似シーン(?)で脳内補完しろということなのでしょうかね(笑)
でも、この慎吾君の様子から考えても、耕史さんが不安になっているように、慎吾君が大河の事耕史さん達の事を忘れることなんてないように思えますv
どうなんでしょうね、耕史さん。今日も慎吾君が気になって気になって、留守電&メール攻撃してるのでしょうか??

それから、最後の部分を読んで、何だかとても泣けてしまいました。慎吾君&耕史さんのところももちろんなのですが、最後の「近藤勇」から「カトリシンゴ」に戻った慎吾君の笑顔が…。ひとつのものが終わった、という三谷さんの感慨と慎吾君の安心感などが凄く伝わってくるようで。…少しだけ寂しくて。
彼の中の「近藤勇」は完全に消えてしまったのかというと、きっとそうじゃないんだよね。勇の人生を演じきって、一回り大きくなった慎吾君を感じさせられます◎

それにしても、三谷さん、さすがだなぁ…。
これだけのめり込んでる作品は、思えば三谷さんの手から生まれた物語なんだもんね。改めて、三谷さんに感謝とお疲れ様を伝えたい気分です♪

2004/10/19(火) 会いたくて仕方ない…
台風接近中、台風接近中(またか…)。
私のお仕事は、台風が来ると休日出勤になってしまいかねないので(というか今回来たらもう確実だよ・涙)、何が何でも来てもらっては困るのです。
てるてる坊主を山ほど作らなければ…!!

が、そんな鬱々とした気分を吹飛ばしてくれる山本耕史さんのラジオが…!!

ラジオ普段聞かないのでうっかりチェックし忘れた上、地方的にも聞けたか怪しいのですが、親切な方のレポなど読ませていただきまして◎

「会いたくて会いたくて仕方ない」というお相手はもちろん、慎吾君。気になる人ベスト3をあげていたそうなのですが、こちらの1位も慎吾君。大河が終わってから会えなくなってしまった慎吾君のことが気になって、毎日考えてしまうのだそうです♪

以下、教えていただいたレポより抜粋させていただいて(P=パーソナリティー)


耕史:もうね、気になってしょうがないんですよ、毎日。
P :普段から毎日?(笑)どうしてんのかな〜とか?
耕史:彼も仕事離れると他の現場に行く訳じゃないですか。新選組もあるけども別に仕事いっぱいやってることあるから…。
P :人一倍やってるからね。
耕史:なので、この1年が…2日くらいで忘れられてるんじゃないかと思って…。僕のことを。
P :僕のことを(笑)
耕史:だからもう、ね。毎日、忘れてないかなぁと思って。
P :気になるんだ。
耕史:気になりますよ〜!すごく。やっぱ1年ずっと一緒にいたから、いきなりいなくなると、なんか本当に…もう失恋したみたいになって。


し、『失恋したみたい』…!!


毎日傍にいたんだもんね、そりゃ心に穴があいたような気持ちにもなるって…と思いつつ、凄い台詞だなぁ、と◎
更に、以前盗んだ携帯の番号を、ついに慎吾君も許してくれるようになったそうで。祝・携帯番号GET!!長かったけど、さすがは耕史さんです♪
慎吾君には毎日電話したりメール(ショートメール)送ったり、留守電にメッセージ入れたりしてるんだけど、出てくれないし返事もくれないとの事…。


耕史:(返事くれないことに対して)それはわかってるんです。でも彼はちゃんと見てる。
P :一方的に恋文は…メッセージは発しているわけだ。それくらい気になってるわけだね。
耕史:もうそのくらい!「忘れるなよ?」ってくらい。
P :「俺がいるだろ?忘れるなよ」、と。
耕史:『俺達の新選組は終わらねえぜ!』ってそんなメールを送ったりして。
P :いいね〜。



返事は来なくても、慎吾君がちゃんと見てくれてるということには確かな自信を持って答えていたとのこと。それにしても、メッセージの内容が、熱い…!!!

それでこそ、山本耕史さん。

それでこそ、大河土方…!!


と、もう肉声は聞けなかったとはいえ、嬉しくなってしまいました♪
慎吾君は多忙に多忙を重ねている人だもんね。なかなか返事は出せないんだろうけど、耕史さんの言葉が少し切なくて、是非返事をしてあげてほしいなぁ、と思ってしまいました。
こんな素敵な共演者との絆を大切にして欲しい、いつまでも勝ちゃんとトシのように仲良くしていって欲しいなんて、ただの視聴者なのに非常におこがましいんだけど…(^^;)
でも、大河の撮影が終わって、一つ目の最終回が終わったような気がして寂しかったところに、耕史さんの新選組!慎吾君に対する熱い愛のメッセージを聞かされて、ホッとするような切ないような、でもやっぱりとっても嬉しい気持ちになってしまいましたvv

他にもスタパで言ってた2話のシーンが印象に残っているという話や、八嶋さんと喧嘩した話などなど、色々お話されてたようです◎

今日は他にも週刊女性にクランクアップの記事が載っていたそうですが、昨夜その記事の見出しを目にして、どこのスキャンダルかと吃驚しましたよ〜〜(笑)

『12時間追跡スクープ!香取慎吾 泥酔抱擁 10月11日・渋谷」撮った!』

………抱擁の相手はスタッフや鴨さんや耕史さん達だったそうですが(笑)
こちらの雑誌は買うのも立ち読みするのも気が引けるんですが、素敵な写真や記事が載っているそうなので、勇気を出して明日立ち読んできます…!

2004/10/17(日) ツボ場面大会♪Q
41話は泣けましたね…!それでも、一番印象に残ったシーンは冒頭の「勝ちゃん!」「トシ!」熱い抱擁シーンだったという、根っから勇&歳三好きな私(^^;)
さて、ツボ場面今回は、最近ゆっくり今までの回を見返しているので、懐かしのこの場面。幼馴染みコンビではありませんが、こっちもまた私の大好きな二人です♪
10話『いよいよ浪士組』
より、勇と総司、京行きをめぐって言い合う場面です◎


試衛館の面々を見回し、「思えばわれらは不思議な縁で…」と語る勇。一同、声を揃えて決意を口にした後、嬉しそうにはしゃぐ総司に声をかける勇。


「総司、お前は残れ」
「えっ」



今まで誰よりもにこにこと嬉しそうに笑っていた総司は、何を言われたのかわからない様子。


「お前は連れて行く訳にはいかん」
「ちょっと待ってくださいよ…」
「お前には道場を託す」
「何言ってるんですか!」
「遊びに行くわけじゃないんだ!」
「わかってますよ、そんなこと!」



テンポのよい台詞の応酬。顔色の変わった総司は必死で食い下がるが、勇の決意は固い。


「…お前は最初から連れて行く気はなかった」


もちろん、勇の真意は弟のような総司を危険にさらしたくないからだけど、この時の興奮している総司にはそれがどこまで伝わったか。


「……はっきり言いますけど、この中で一番腕が立つのは私じゃないですか」
「塾頭は道場を守るのが仕事だ!」
「道場なんて閉めちゃえばいいじゃないですか!門人だって数えるほどしかいないんだし」
「そうはいかん」



こういうところ、やっぱりすごくコドモな総司。思わず自分より年下の平助の顔を振り返り、


「平助が行けて何で私が駄目なんですか!!」
「…とにかく駄目だっ!!」



こ、近藤先生、カッコイイ…!!!(惚)
いつもいつも思うことですが、年下を相手にする場面だとすごく自然に厳しさとか包容力が引き出されるような気がします、慎吾勇。


「なんなんだよそれは……。何でいつも俺ばっか子供扱いなんだよ…」


涙目になった総司はついに、勇が呼び止めるのも聞かずに部屋を飛び出して行く。溜息をつく勇。総司に同情している平助がおそるおそる総司も連れて行って上げられないか、と尋ねると、勇は本心を吐き出します。


「総司は剣が立つ。あいつは剣が立つだけに危険な目に遭いやすい。しつをあの若さで死なせる訳にはいかん」


勇と総司の関係を考えるとき、いつも頭に浮かぶのは第一話で、勝ちゃんの頭を竹刀でポカンとやった総司を、勝ちゃんが「惣次郎!」と笑顔で追いかけるシーン。あれなんだよなぁ…♪
総司が本当に幼い頃から一緒に暮らしていて、傍にいることに慣れている。まさに、兄弟のような関係だと思うんですよ。あちこちで親子説も見かけますが、親子…というよりは兄弟◎(勇&平助だと親子って感じ)
歳三のような友達じゃなくて、無条件で愛しい、それだけにツライ思いをさせたくない。そんな、勇の気持ちをちゃんとわかってる親友のフォローも含めて、この場面は大好きです!


「皆、近藤さんの思いをわかってやってくれ」


歳三、グッジョブ!
歳三にとっても、総司は生意気だけど可愛い弟分なんでしょうね♪勇の総司に対する思いとは似て非なるものだと勝手に介錯してますが(*^^*)

新選組!を一話から見返してみると、少ない少ないとばかり思っていた勇と総司の絡みも、意外なところでふと絆の強さを感じさせられたりして、深いなぁと感心してしまいますね◎

2004/10/15(金) トシ。
「トシ」こと土方歳三。
日本史好きな私の中で、二番目に好きな歴史上の人物。
大河のトシはある意味斬新で、そしてある意味ふつう?
とにかく、安心して見ていられる人物ですね◎
彼自身の人生が実に波乱に富んでいて、華やかで、劇的。
大河は板橋の近藤最期で終わるけれど、叶うものなら土方最期まで描いて欲しかった…(でも、今大河では勇に思い入れも深いので、悲しすぎて函館編見ていられないかも・汗)
『慈母のように隊士から慕われる』土方、大河トシで是非とも見たかったです。

多摩のトシ。
女好き。軽い。人見知り。口が悪くて生意気で。意外に繊細で優しくて。知恵が回る。口も回る。中途半端に剣も強い。蕎麦が好き。そして何より、勝ちゃん大好き!
多摩のトシといえば、こんな感じ♪
自分の人生に焦りと不安を感じている、悩める青年・歳三が大好きでした。
月代頭にいなせな着流し・薬売り姿に惚れこみましたvv
この頃はまだ知恵も空回り気味で、目的も定まらず、勝ちゃんにも振り回したり甘えたりで頭が上がらなかったトシの姿は、可愛かったな〜◎
見た目も今までにない若さと可愛らしさで、この頃の髪型が一番好きだったりv

鬼の副長、土方。
言う程鬼にも感じられないのは、従来のイメージに比べて、勇も傍で鬼になっているのがわかるから(鴨の頃は山南さんも)だと思う。
勇の為なのはもちろん、二人で誓った夢の為というのはすごく伝わるんだけど、時として暴走気味な熱い男・大河トシ(笑)
優しさを持ちながら、誰よりも早く自分自身を戒めることを悟った歳三の、迷路に迷い込んだかのような戸惑いが最近感じられるようになってきましたね。
それでも、腹を決めたからには混乱の中でも迷わずに突き進む力強さは、さすがに頼もしいものがあります◎


【貝殻的トシ名言ベスト3!】

1位、「勝ちゃんには、俺はもう要らないから」(7話)
かつてこんなに寂しげな目をした土方がいたでしょうか…!ってくらい、トシが可愛かった台詞ですvv大先生も優しかった〜

2位、「違う…。違う。違う!!」(3話)
ひも爺に農民の極意を教えられて、己の姿に疑問を感じるこの場面。同じ台詞なのに、少しずつ感情のこもり方が違っていて、未だに頭から離れない、トシの原点的言葉です◎

3位、「勝ちゃん…」(38話)
河合切腹の決断。苦悩の末の決断。勇が傍にいない心細さを感じて、トシがとても小さく見えた呟きでした。

次点、「待たせたな!」(28話)「俺達の頭は、俺達が思っている以上に大したお方かもしれねぇな」(13話)

改めて考えてみると、大河トシは台詞というよりも表情とかシーン全体で好きなものが多いような気がします。そして、好きな台詞も場面もほとんどが勝ちゃん絡み(笑)ピンでも一番好きな人物の筈なのにおかしい…ま、もともと「仲の良い近藤土方」が何より好きなので、仕方ないかな??

2004/10/14(木) 勝ちゃん。
「勝ちゃん」こと近藤勇。
大河の中で描かれる彼はとてもいいですよね。
よく「美化されすぎ」「いい人すぎ」という評価を耳にする度、どうして素直に受け取れないんだろうなぁ、と好み(結局それでしょう)の違いを実感して寂しくなります。
私は主役が魅力的でないと、絶対に物語にのめりこめないタイプ。
もちろん、魅力的か否かというのは、個人的な価値観の問題なんだけど。
私にとって、大河の近藤勇というのは、良い意味でこれまでの近藤勇像を覆してくれる、今では土方と同じくらい大好きな人物です◎

勝ちゃん。
この呼び方がとにかく好き!!
前半の、若々しくて何かにつけて初々しくて、難しい事はよく判らないけれど頭の良い人は好きで(今も?)、見返りを期待せずに人に優しくしてあげられる、純朴で真っ直ぐである意味単純で天然な勝ちゃんが、すごく新鮮で好き。
ある人のHPの感想で「常に頭に?マークをつけているような」という描写があったんですが、言いえて妙だな、と(笑)
トシだけにはたまにキツイことを言ったり本音を打ち明けたり、だけどそれでも兄貴分な勝ちゃん。何だかいいお兄ちゃんだったなぁ。

そして、近藤局長。
鴨暗殺という事件を経て、自らを強く見せる術を身につけた勝ちゃん。
本心の優しさは心の奥に仕舞いつつ、まずは貫禄威厳体重を手に入れます。
そして、池田屋の死闘や何より山南切腹を経て、正真正銘「鬼」の仮面をかぶった勝ちゃん。
表情を変えることが少なくなったのは寂しいけれど、引き換えに迫力と力強い包容力を手に入れて。

優しくて、まっすぐに人を信じ、変わることなく人を信じようとし、信じた分だけ責任は全て自分が背負う。
そんな、実は婚礼の日の昔からちっとも変わっていない勝ちゃんの懐の大きさが大好きなんだよなぁ。


【貝殻的勝ちゃん台詞ベスト3!】

1位、「一緒に何かデカイ事やろうぜ!」(2話)
やっぱり、どうしてもこれが好き♪この時の勝ちゃんの言葉も笑顔も爽やかで明るくて…不動の1位です!

2位、「芹沢さん…!私は好きですよ、この羽織」(20話)
芹沢の葛藤の胸中を知り、憎しみをぶつけられながら、その後に言ったこの言葉。芹沢が提案した羽織(=芹沢自身)を好きだとまっすぐに伝える勇の優しさがどれだけ芹沢を追い詰め、そして救ったか。鴨編の中で忘れられない言葉ですね。

3位、「御用改めである!手向かい致せば容赦なく斬り捨てる!!」(28話)
だってとにかくカッコイイ!!サッと身体を翻す一連の動作と、張り詰めた声の迫力が…!一度障子を閉めて土方を呼ばせる事で周平を助けようとするところも好き♪

次点、「誰よりも武士らしくなってみせる!」(3話)「内山様のようなお方がいる限り、徳川幕府に明日はない!!」(26話)


さーて、お次はトシ特集〜♪♪

2004/10/13(水) ツボ場面大会♪P
さて、次のツボ場面は40話『平助の旅立ち』より、勇&歳三&捨助の多摩幼馴染みトリオ「竹馬の友」場面♪


佐々木様と挨拶を交わしながらも、その横に何故かいる捨助を睨みつける勇&歳三。
佐々木様が席を立った途端、二人は局長副長の顔から、多摩の勝ちゃん&トシの顔に戻ってましたね◎


「お前は何やってるんだ」
「おい、お前馬鹿だろ」



早速、捨助への容赦ない攻撃開始。


「うっせーなぁ!俺の生き方に口出ししねぇでくれねぇかなあ」
「だっておかしいだろ。こないだまで長州の奴らとつるんでた奴が、何で見廻組に入ってんだよ」



歳三の鋭い問いかけにも、捨は「そういう俺の身の軽さが気に入ったんじゃねぇか」と得意気。
でも、そう言いながらも手では勝ちゃんの大切な加藤清正公の鎧(TVナビより)を壊しそうになってます(汗)


「お願いだから、京へ帰ってくれ!」


大事な鎧を触られた勝ちゃんは、ついに捨に退去命令を!
とうとう頼み口調になっている勝ちゃん。
鬱陶しいからばかりでなく、余計な事に巻き込みたくないと、捨の身を案じてくれているであろうその言葉も、当然ながら捨には一向に通じません(笑)


「やだね!京で偉くなるまでは帰らないって決めたんだ」


勇&歳三の悲壮な決意とはまるで次元の違う、とても単純な捨助の動機。
うんざりしている二人が画面にはっきり映ってます◎


「ま、これからも見廻組新選組共に力を合わせて、ご公儀の為に尽くそうぞ!」


更に調子に乗り、佐々木様の言葉を真似つつ二人の肩に乗せた手は、見事なまでの息の合い方で払いのけられ…


「帰れっ!!!」


勇と歳三のあまりの息の合いっぷりに、自分の入り込む余地はないことに気付けたでしょうかね…捨助(←趣旨が違う)
なんだか第2話を思い出しました♪

捨助もね〜、馬鹿な意地を張って、世間知らずのクセに小ずるく渡り歩いているけど、やっぱり何だかんだいって勝ちゃんが憧れなんだと思うなぁ。
今までは、めったに人に嫌な顔をしない優しい勝ちゃんがぞんざいな態度をとるのが妙に可笑しかったけど、最近では捨を前にすると昔の勝ちゃんに戻るような感じで、嬉しいな〜v

とにかく笑った場面です♪

2004/10/12(火) ツボ場面大会♪O
さても久しぶりのツボ場面、本当はもっと色んなツボがあるのですが、ボーッとしてるうちに話数がどんどん進んでいく…(汗)
まあ、どっちにしろあまり順を追って見ていってはいないので、思いつくままにこれからも、徒然書いていくつもりです(^^;)


ではツボ場面、今回は39話『将軍、死す』より、試衛館一同の前で結婚報告をする原田
の場面です♪

満面の笑みを浮かべ、幸せそうに報告する原田に、どうしても不審を感じているらしい局長、つい口を滑らした一言は…


「しかし、おまささんは本当にそれで良いのですか」


27話で原田につきまとわれて悩んでいたおまさちゃんの相談にのったことが思い出されたんだろうけど。
それにしても、さすが貫禄局長。超失礼なことを至極真面目に言うもんだから、妙に可笑しい(笑)


「向こうのご両親には挨拶したの」
「こないだ行って来たんだよな」
「ね」



目を見交わすラブラブな二人を前に、


「えーーーっ!?」
「もう行ったのかよ!?」



局長副長揃ってびっくり。さすがに息が合ってます◎
驚く勝ちゃん、突っ込むトシ。多摩で培った呼吸です。
そこに、ちっとも嬉しげでない斉藤、何故か曇った表情(照れ隠し?ただ真面目に捉えてるだけ?)で、無言で何かを差し出します。

…モアイ。
……いや、こけし?


誰もがイースター島を連想したに違いない、珍妙な形状のこけしを貰って、戸惑いつつもとにかく喜んでくれる原田に男気を感じた場面です(笑)
あーもー笑った(笑)斉藤のワケ判らなさが時々ひどくツボに入ります♪
ずっと、あれは自分が斬った人間の弔いの為に彫っている仏…
などとベタな想像をしていたのですが、仏様を結婚祝いに差し出す筈ないか。
さすが、三谷氏。視聴者のウラを見事にかいてくれます。


「で、祝言は?」
「昨夜やってきたんだよね」
「ね」



再びアイコンタクトでラブラブな新婚さんの言葉に、


「ええーーーーっ!?」
「やっちゃったのかぁ!?」



どんどんエスカレートする局長副長の驚き◎
勝ちゃんもトシも、それはもう鬼じゃないよ…(笑)
歳三の語尾の発音が上がっているのがおかしくて◎二人の祝言の回想に重なる勝ちゃんの「なんだよ…」もちょっと好きだったりしますv
こういう試衛館ぽい、多摩編ぽい空気が流れるのが嬉しいですよね♪そして、いつのまにかすっかりラブラブになっていた、原田夫婦も可愛らしくて大好きな場面ですvv

2004/10/11(月) 祝・クランクアップ!
昨日10月10日、ついに『新選組!』の撮影が終了したそうです。
スタッフ・キャスト、この大河に関わった全ての方々にお疲れ様と伝えたいです。
キャストの皆様は一年以上の撮影、スタッフの皆様は二年以上に及ぶ企画・脚本etc.本当にお疲れ様でした…!!

さて、本日スポーツ各紙に記事が載っていたようですが、残念ながら私はその新聞を手に入れることが出来なかったので、ネットで情報を拾い集め、一人で勝手に感動していました…(^^;)


サンスポより。
最後の勇の処刑シーンを撮り終えた後、しばらく慎吾君は呆然としていたようです。そして、予想通り駆けつけてくれた耕史さん・藤原君・優香さん・三谷さんと抱擁を交わしたとか。

香取との共演シーンが一番多かった土方歳三役の山本と目を合わせ、ガッシリと抱き合うと香取の目はみるみるうちに赤くなった。

もうこの記事を読んだ時点で泣いてしまいました、私(涙)
最初から最後まで、役の上でも最も近い存在だった勇と歳三。自然と多くなった二人の共演シーンの分だけ、役者同士の絆も強くなっていたのかもしれません。寂しくなっちゃうね、耕史さんも慎吾君も…。


昨夜は一睡もできなかった。「うとうとしても見るのは新選組の夢ばかり」と香取。「勇が死んだら、僕はどうなるんだろう」というほど役との一体感があった。

どうですか、この入り込みっぷり。役との完全な一体化。
いち役者慎吾ファンとして、最後まで見続けてきて(ってまだ放送は終わってないんだって)本当に良かったな、とここでも感激!
勇が死ぬシーンを撮り終えた今、慎吾君の中に近藤勇はどれだけ残っているんだろう。しばらく引きずるのか、それとも完全に消えてしまうのか…。


この日の斬首シーンにむけ、10キロのダイエットも密かに行っていた。

これも凄い!
やってくれるよ、慎吾君は…(^^;)こないだ9月に見学に行った時、凄く痩せてるように感じたんですが、やっぱり痩せてたんだ…それも10キロ!?身体は大丈夫なんだろうか…(心配)


続いて東京中日スポーツより。

三谷さんも「香取さんが『この撮影が終わったら自分も死んでしまうかも』と言った。いかに勇と一体化していたのか」と熱演をたたえた。

これまた、これまた、慎吾君の勇と同化している様子がわかるコメントです。
読んでいて、ふと、以前に三谷さんが言った「慎吾君の演技には嘘がない」というのを思い出しました。役を作って、「この役ならこう言うだろう」と計算して演じるのではなく、その人物そのものに心からなりきってしまうから、出てくる言葉も、それはもはや台詞ではなく「勇の言葉」なんですよね。本心からの。
だからこそ優しく悩める勇が本物だと信じられる。本当に、「役者じゃない」と言うけど、慎吾君は稀有な役者だと思ってしまいます◎

そして、とどめは報知より。

山本が「香取慎吾君に出会えて幸せ」と語ると、慎吾の目から感激の涙がこぼれた。

こ、耕史さん…!!(涙)
素敵な言葉です。泣いてしまった慎吾君にとっても、何より嬉しい言葉だったんじゃないでしょうか。一人の人間としても、一人の役者としても。「出会えて幸せ」。私も幸せです…!!香取勇&山本歳三に出会えて!(感涙)

あと、耕史さんも「(慎吾君が)大変すぎて死んじゃう」と思ったこともあったそう。
NIN×NINもあったもんね…よくここまで無事にこれました。慎吾君も、耕史さんも、そしてもちろん他の共演者さん達も。

まだ放送は12月12日の本当の最終回まで続くけど、役者さん達のアップを聞いて、なんだか一つ目の最終回が終わったような、寂しさと安心感を感じてしまいます(^^;)
さあ、あと9回じっくり楽しむぞーーー!!(気合)


…あぁ、でもスポーツ誌見れなかったのが…(T_T)
どんな写真が載ってたんだろう。見たかったです…(涙)

2004/10/10(日) 感想A
其の五、勇&歳三。

伊東の離隊を聞く前に、歳三はそれはもう散々勇に言い含めておいてあったんでしょうね。
勇の人の好さを知っているから。
でも、結果的に伊東の離脱を認めてしまった勇。
無駄な争いを避けるため、あえて言いくるめられたと言う勇の、成長と言うか変化をひしひしと感じました。
同じように認めたとしても、昔の勇なら相手の目論見には気付かなかっただろうし、無駄な争いを避けるという一言の中にも、今では依然とは比べ物にならない重さが感じられて。
でも、歳三としては、「そううまくいくだろうか」という疑惑の方が強いんでしょうね。
斉藤に、スパイとして伊東一派を探れと密命を課す姿は、冷静で理知的な副長なんだけど、平助を助けるように告げるそんな優しさが大好きです◎
本当にこの二人、互いにないものを補い合う素晴らしい関係だと思いますね。
ただそれが、いつも必ず良い方向に向かうとは限らないのが、この時代の哀しいところなんだけど…(汗)


其の六、平助$総司。

「斬りますか」

とかつての斉藤のような一言をさらりと口にするようになってしまった総司。
生き急ぐ、まさにそんな総司の姿を、とても痛々しく感じてしまった今回です。
本当に初めて、総司の台詞のひとつひとつに泣かされました…(涙)
試衛館時代からの平助との友情も、切ないながらもあったかくて、本当に「親友」という感じで、すごく良かった!

「何も言わない間柄の方が深いんだ」

とても印象的だったこの言葉。
伊東を本当に信じてついていって良いのか、決心の未だつかずにいる平助を後押しするため、自分と勇との関係を出してたとえる様子に、総司の優しさと本心を見た気がします。
そして、この言葉、三谷さんからのメッセージのようにも思えて◎
思えば最初からずーっと、勇と総司(と歳三)の関係の描写が少ないことに不満をたれていた、私のような視聴者に対して、「本当に家族のように愛しく思っている者との関係はこういうものです」と言われたような感じ。
確かに、兄弟との絆なんて日常生活ではそれほど意識する事ないもんね。
納得です、三谷さん!

平助にだけ、と病の事を打ち明け、平助が羨ましいと告白する総司の声が、表情が、すごく切なく胸を打たれました。
平助の、

「せめて相打ちに」

と告げた言葉も、総司にとっては何より嬉しい言葉だったんじゃないのかな。
幼い友達同士だと思っていたら、いつのまにかすっかり素敵な親友になっていた二人。
これからの運命が辛いけれど、いいシーンでした。


其の七、愛しき師弟。

「平助は我らの同志。共に戦ってきたこ年月は消え去る事はない」

旅立つ平助に別れの言葉を贈る勇。
この場面の撮影は、幸運にも8月にスタパへ行った時に見る事が出来ました♪
リハの時の方がにっこり、という感じの笑顔だった勇だけど、本番でも穏やかで温かいいい表情ですよね◎

「そして、辛かったらいつでも戻って来い」

この言葉を言えるのが近藤勇という人間なんだよね…。
平助を一人の大切な仲間として想い、手を差し伸べてくれる、この安心感。
慎吾君にもとても思い入れのある台詞だったみたいだけど、それを聞けた平助はどれだけ安心できて嬉しかっただろうと思います。
たとえ、もう二度と戻っては来れないとしても…

切ない、ツライ展開目白押しになってきましたね。
あと少しになってきたけど、最終回の12月12日まで、何があっても見届けるぞ!





いや〜、改めてみると、長いですね(^^;)
来週は普通に天神川にUPできるといいんだけど…

2004/10/09(土) 40話感想!@
いつもの日記が未来日記を受け付けてくれなくなってしまったので、今週の感想はこちらにUPします(^^;)

40話感想

ついに来ました、40話。
もうあと一桁になってしまいましたね…残るは9話のみ!(寂)
そして、今日ついにスタパでの撮影が終了したとか。
慎吾君、耕史さん、三谷さん、そして全てのスタッフ・キャストの皆様、お疲れ様でした…!!
さあ、それでは今週の印象に残った場面いってみましょう♪

其の一、無断の宴。

永倉さんの男前っぷりにまたしてもぐらりときましたよ〜vv
勇に話はつけてあると言って誘い出しながら、実は無断という策士・伊東。
端正な容姿・美声と相まって、絵に描いたような胡散臭い『悪役』で非常に素晴らしいですね♪
だけど、外国語に精通していたり、その技で観柳斎を撃退するなど、なかなかに魅力もあるお人です◎
で、伊東に誘われるも、「新選組を離れるつもりはない、山南さんに頼まれたんだ」と相変わらず一本気な永倉。
勇に無断と知ると、びっくりして即座に立ち去ろうとする忠犬・斉藤。
勇を想い、伊東を今ひとつ信じきれず、決心がつかずに思い悩む平助。
三者三様の姿が見れましたね。
永倉の言った、勇と伊東の人柄の違いって、本当に大きな人間的な魅力の違いだと思います。
どちらについていきたくなるかは人それぞれとしても、私が平助だったら、絶対に勇のもとで働きたいと思ってしまいました。


其の二、無視される男・原田

せっかく呼びに来た使者だというのに、座り込むやがつがつ飯を食らう男・原田。
一生懸命アピールするも、徹底的に無視されまくりの、男・原田。
見ていて思わず笑ってしまいました…(笑)
伊東も、初め入隊したばかりの頃は、歳三に「何故誰も原田君の言う事を取り合わないのですか」とか言っていたのに、今では自分もしっかり『いない者』扱いしてるんだもんなあ(笑)
そういえば、歳三に「そのうちあんたもわかるさ」とか返されてたっけ(^^;)
「なんで俺をよばねぇんだよ」としきりに言っていましたが、呼ばれてたらどうするつもりだったんでしょうね?

其の三、竹馬の友!?

何より今回笑ったのが、この場面。
佐々木様の後姿しか映っていない時から、その後ろにちらちら投げかけられる歳三の視線が面白くて◎
勇も、捨に対しては、声も態度もまるきり変わるし。
そして、佐々木様に気を使われ、あまつさえ竹馬の友呼ばわりされて残される幼馴染みトリオ。
もうそこは完全に多摩の空気が流れてましたね〜♪

「お願いだから帰ってくれ!」

鬼の局長(といってもここでは完全に勝ちゃん)にお願いされ、歳三には「お前馬鹿だろ」と斬り捨てられ、それでも駄々っ子のように得意気な態度で勝ち誇る捨助は、ある意味最強(笑)
捨助、勝ちゃんもトシも、あんたが危険な目に遭いはしないか心配してくれてるんだと思うよ…。
もちろん、鬱陶しいのが何より大きいんだろうけど(笑)
そして、今日の名台詞といえば、これでしょう♪
馴れ馴れしく肩を叩く捨助に対し、見事なまでのハモリっぷりで、

「帰れ!」

全く、捨助は捨助で不思議な人生を送っています…◎


其の四、太夫の死。

ヒロイン、深雪太夫もといお幸さんの死。
何だかとてもあっけなく感じてしまったのは私だけでしょうか?
お幸さん、結構好きだったんだけどな。
もちろん、つねさんほどに愛しいとは思えないのですが…。
あの時代、ああいう仕事をしていたら、いくら太夫とはいえ酷い身体労働だし、やっぱり色々な病気になってしまうんだろうね、と母と話してました。
悲しみを押し殺したような勇の表情と、冷たくなってしまった手を何度も握り締める姿が、降る雪とともにとても印象的でした。


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