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2004/10/14(木)
勝ちゃん。
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「勝ちゃん」こと近藤勇。 大河の中で描かれる彼はとてもいいですよね。 よく「美化されすぎ」「いい人すぎ」という評価を耳にする度、どうして素直に受け取れないんだろうなぁ、と好み(結局それでしょう)の違いを実感して寂しくなります。 私は主役が魅力的でないと、絶対に物語にのめりこめないタイプ。 もちろん、魅力的か否かというのは、個人的な価値観の問題なんだけど。 私にとって、大河の近藤勇というのは、良い意味でこれまでの近藤勇像を覆してくれる、今では土方と同じくらい大好きな人物です◎
勝ちゃん。 この呼び方がとにかく好き!! 前半の、若々しくて何かにつけて初々しくて、難しい事はよく判らないけれど頭の良い人は好きで(今も?)、見返りを期待せずに人に優しくしてあげられる、純朴で真っ直ぐである意味単純で天然な勝ちゃんが、すごく新鮮で好き。 ある人のHPの感想で「常に頭に?マークをつけているような」という描写があったんですが、言いえて妙だな、と(笑) トシだけにはたまにキツイことを言ったり本音を打ち明けたり、だけどそれでも兄貴分な勝ちゃん。何だかいいお兄ちゃんだったなぁ。
そして、近藤局長。 鴨暗殺という事件を経て、自らを強く見せる術を身につけた勝ちゃん。 本心の優しさは心の奥に仕舞いつつ、まずは貫禄と威厳と体重を手に入れます。 そして、池田屋の死闘や何より山南切腹を経て、正真正銘「鬼」の仮面をかぶった勝ちゃん。 表情を変えることが少なくなったのは寂しいけれど、引き換えに迫力と力強い包容力を手に入れて。
優しくて、まっすぐに人を信じ、変わることなく人を信じようとし、信じた分だけ責任は全て自分が背負う。 そんな、実は婚礼の日の昔からちっとも変わっていない勝ちゃんの懐の大きさが大好きなんだよなぁ。
【貝殻的勝ちゃん台詞ベスト3!】
1位、「一緒に何かデカイ事やろうぜ!」(2話) やっぱり、どうしてもこれが好き♪この時の勝ちゃんの言葉も笑顔も爽やかで明るくて…不動の1位です!
2位、「芹沢さん…!私は好きですよ、この羽織」(20話) 芹沢の葛藤の胸中を知り、憎しみをぶつけられながら、その後に言ったこの言葉。芹沢が提案した羽織(=芹沢自身)を好きだとまっすぐに伝える勇の優しさがどれだけ芹沢を追い詰め、そして救ったか。鴨編の中で忘れられない言葉ですね。
3位、「御用改めである!手向かい致せば容赦なく斬り捨てる!!」(28話) だってとにかくカッコイイ!!サッと身体を翻す一連の動作と、張り詰めた声の迫力が…!一度障子を閉めて土方を呼ばせる事で周平を助けようとするところも好き♪
次点、「誰よりも武士らしくなってみせる!」(3話)「内山様のようなお方がいる限り、徳川幕府に明日はない!!」(26話)
さーて、お次はトシ特集〜♪♪
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