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2004/10/15(金)
トシ。
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「トシ」こと土方歳三。 日本史好きな私の中で、二番目に好きな歴史上の人物。 大河のトシはある意味斬新で、そしてある意味ふつう? とにかく、安心して見ていられる人物ですね◎ 彼自身の人生が実に波乱に富んでいて、華やかで、劇的。 大河は板橋の近藤最期で終わるけれど、叶うものなら土方最期まで描いて欲しかった…(でも、今大河では勇に思い入れも深いので、悲しすぎて函館編見ていられないかも・汗) 『慈母のように隊士から慕われる』土方、大河トシで是非とも見たかったです。
多摩のトシ。 女好き。軽い。人見知り。口が悪くて生意気で。意外に繊細で優しくて。知恵が回る。口も回る。中途半端に剣も強い。蕎麦が好き。そして何より、勝ちゃん大好き! 多摩のトシといえば、こんな感じ♪ 自分の人生に焦りと不安を感じている、悩める青年・歳三が大好きでした。 月代頭にいなせな着流し・薬売り姿に惚れこみましたvv この頃はまだ知恵も空回り気味で、目的も定まらず、勝ちゃんにも振り回したり甘えたりで頭が上がらなかったトシの姿は、可愛かったな〜◎ 見た目も今までにない若さと可愛らしさで、この頃の髪型が一番好きだったりv
鬼の副長、土方。 言う程鬼にも感じられないのは、従来のイメージに比べて、勇も傍で鬼になっているのがわかるから(鴨の頃は山南さんも)だと思う。 勇の為なのはもちろん、二人で誓った夢の為というのはすごく伝わるんだけど、時として暴走気味な熱い男・大河トシ(笑) 優しさを持ちながら、誰よりも早く自分自身を戒めることを悟った歳三の、迷路に迷い込んだかのような戸惑いが最近感じられるようになってきましたね。 それでも、腹を決めたからには混乱の中でも迷わずに突き進む力強さは、さすがに頼もしいものがあります◎
【貝殻的トシ名言ベスト3!】
1位、「勝ちゃんには、俺はもう要らないから」(7話) かつてこんなに寂しげな目をした土方がいたでしょうか…!ってくらい、トシが可愛かった台詞ですvv大先生も優しかった〜
2位、「違う…。違う。違う!!」(3話) ひも爺に農民の極意を教えられて、己の姿に疑問を感じるこの場面。同じ台詞なのに、少しずつ感情のこもり方が違っていて、未だに頭から離れない、トシの原点的言葉です◎
3位、「勝ちゃん…」(38話) 河合切腹の決断。苦悩の末の決断。勇が傍にいない心細さを感じて、トシがとても小さく見えた呟きでした。
次点、「待たせたな!」(28話)「俺達の頭は、俺達が思っている以上に大したお方かもしれねぇな」(13話)
改めて考えてみると、大河トシは台詞というよりも表情とかシーン全体で好きなものが多いような気がします。そして、好きな台詞も場面もほとんどが勝ちゃん絡み(笑)ピンでも一番好きな人物の筈なのにおかしい…ま、もともと「仲の良い近藤土方」が何より好きなので、仕方ないかな??
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