−風来坊の砦−
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2004/10/20(水) 耕史さんの涙。
台風ようやく通過したみたいです。
結局、早く帰れたのはよかったものの、日曜出勤が確定してしまってツライです(涙)週1しかない休みをこれ以上奪わないで…!!

しかし、そんな今日も朝日新聞に載った三谷さんのコラム「ありふれた生活」
を読んでほっこりした気分になってます♪
台風のせいで、週刊誌もTV誌も未読ですが(^^;)

もう読まれた方も多いでしょうが、三谷さんのコラムでは、局長クランクアップの時の様子が書かれています。撮影が終わりに近付くにつれ、様々な共演者が集まってきて、最後の撮影が終わると、ボーッと佇む慎吾君に駆け寄った、と。これはスポ紙の記事と同じですね。


「僕の知ってる香取慎吾は決して役と同化しないタイプの役者だった。
驚異的な集中力で本番は渾身の演技を見せるが現場を離れると、役のことは一切忘れる。
その彼が最終収録の前、昨日は眠れなかったと、そっと打ち明けてくれた。
この数日、近藤勇が自分から離れなかったそうだ。
ドラマの中で彼は死を迎えるが同時に自分も死んでしまうのではないか、そんな恐怖を感じたらしい。
幸い、収録が終わっても香取慎吾は生きていたが、ふだんは意外と冷静でクールな彼が人前で涙を見せたのは意外だった。
一年にわたって、一人の人物を演じるということは、きっとそういうことなのだろう。」



この部分、よく耳にした(私もそう思っていた)、『役と同化する役者・香取慎吾』とは違う事が書かれていて、そばで見てきて人間観察力の鋭い三谷さんならではの見解なんだろうな、と思いました。

それから、疲労困憊している慎吾君を支える耕史さんお様子が描かれています。


「一年間苦労をともにしてきた二人はプライベートでも局長と副長の間柄だった。」


うんうん。
昨日のラジオ発言が頭の中を駆け巡ってしまいます◎
最高の間柄だったんでしょうね。互いに支え合って撮影の苦労を乗り切ってきたんだろうなぁ。スタパでの「お前がいるから、何とか乗り切っていける」という慎吾君コメントも思い出したり…。

その気丈な耕史さんが、打ち上げの時、一年を振り返るVTRが会場に流れた瞬間、物凄い勢いで泣き出したそう。
きっと、こみ上げて来るものが多すぎて、糸が切れてしまったんでしょうね(涙)やっぱり熱い耕史さん、感動です。


「いきなりふた回りくらい小さくなったその肩を、今度は香取慎吾が優しく抱きしめる。
ドラマのワンシーンを思い出した。
山南さんが死んだとき、泣きじゃくる副長の肩に局長が手を回したあの場面だ。
ただし違っていたのは、局長の顔。
彼は困ったように眉間に皺を寄せ、そして僕を見て嬉しそうに微笑んだ。
それは近藤勇の顔ではなかった。
あの茶目っ気たっぷりのカトリシンゴがそこにはいた。」



見てみたかったです、この光景…!

泣きじゃくる耕史さんの肩を優しく抱きしめる慎吾君(で、少し戸惑ってる顔)、いいな〜♪
実際には見られない分、大河本編の類似シーン(?)で脳内補完しろということなのでしょうかね(笑)
でも、この慎吾君の様子から考えても、耕史さんが不安になっているように、慎吾君が大河の事耕史さん達の事を忘れることなんてないように思えますv
どうなんでしょうね、耕史さん。今日も慎吾君が気になって気になって、留守電&メール攻撃してるのでしょうか??

それから、最後の部分を読んで、何だかとても泣けてしまいました。慎吾君&耕史さんのところももちろんなのですが、最後の「近藤勇」から「カトリシンゴ」に戻った慎吾君の笑顔が…。ひとつのものが終わった、という三谷さんの感慨と慎吾君の安心感などが凄く伝わってくるようで。…少しだけ寂しくて。
彼の中の「近藤勇」は完全に消えてしまったのかというと、きっとそうじゃないんだよね。勇の人生を演じきって、一回り大きくなった慎吾君を感じさせられます◎

それにしても、三谷さん、さすがだなぁ…。
これだけのめり込んでる作品は、思えば三谷さんの手から生まれた物語なんだもんね。改めて、三谷さんに感謝とお疲れ様を伝えたい気分です♪


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