|
2004/11/12(金)
ツボ場面大会♪S
|
|
|
最新44話『局長襲撃』より、もうひとつ「How To Use 朝鮮人参」の場面もエントリー♪
病床で刀を抜き、刀身に自らの姿を映して物思う総司。 薄く開いた障子の外では、雪がちらついている。 そこへ、すっと障子が開き、現れたのは斉藤一。総司といくつか言葉を交わした後に、何かを差し出す。
「これ、精がつくらしいから、良かったら」
見ていた誰もがこけしを取り出すのかと思ったに違いない。
見た目は無頼でも、恩義に篤い律義者の斉藤。 遠慮がちに差し出されたその奇妙な物体を見て、訝しげに眉根を寄せる総司。
「…なんですか、それ」 「……知らん」 「知らないものを持ってこないで下さいよ」 「店の物が言っていた」
吹き出しましたよ、もう(笑) 何でこう、やることなすこと面白いんだ、斉藤一! 結構人の言う事を信じるタイプだね。悪徳商法にひっかかるタイプかもね。いつか高級羽毛布団買わされるよ◎見た目コワイからまず声かけてもらえなそうだけど(笑)
「で、どうやって使うんですか?」 「………」(戸惑ったように沈黙) 「…何か色々やってみますよ」
ぶっっ!!(笑) 見舞いに来たのに、見舞った相手に気を使われてるよ〜! また総司の言い方がツボなんですよね◎呆れてるというのがありありと伝わるような言い方なのに(いつも正直者…)、本人は精一杯のフォローなつもりなのが可笑しくて(笑) この二人って絡みはそんなに多くないけど、結構いいコンビ。 最強のボケと最強のツッコミ…(私の中では)!
そして、場面は変わって、歳三が木箱に入れた高級な例の奇妙なブツ(朝鮮人参)を持ってきます。 画面に姿が映っていないうちから、その「オラ、オラ」という箱の差し出し方で誰かわかるのが面白い◎
「ありがたくいただきますけど…斉藤さんから貰ったやつがまだ残ってるんですよね…」
困惑気味の総司。 何だよ、という表情の歳三の反応がカワイイ。
そして、続いて近藤先生からの差し入れという籠いっぱいの朝鮮人参が登場。 同じ朝鮮人参の差し入れでも、いちいち性格出てて面白いな〜♪ 勇は豪快に、心配してる気持ちの分だけ沢山の人参を。 歳三は慎重に、心配している気持ちの分だけ良質の人参を。 斉藤は律儀に、正体も判らぬまま、とにかくどうやら身体にいいらしい人参を携えて。
「心配してくれるのはありがたいんだけど、皆考える事は同じなんだよね」
それでも、こうして皆が総司の身体を気遣って差し入れをしたり見舞いをしたりしているのは、ほのぼの温かくていいなぁ◎ この後の、お孝とじゃれあう総司を見て、安心したように頬を緩める歳三が嬉しかった。笑顔、久しぶりな気がするなぁ。 勝ちゃんも撃たれてしまったし、しばらくは笑えるような心境じゃないだろうしね…(涙)
勇の方が先に死んでしまう今回の大河では、総司の悲劇性をどう描くかも見所だと思っていますが(個人的に)、こうして少しずつ明るさを取り戻している総司を見ると、やっぱりもう家族のような気持ちになってほっとしてしまいます。
そして、総司の部屋には今日も人参が山のように届けられているに違いない…!!(笑)
|
|
|