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2004/02/23(月)
金木犀
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涙の後を消し、再び背を向けて歩き出す土方の姿を、夕暮れの残光がぼんやりと照らす。
彼自身、この先幾度この香を感じることが出来るかはわからない日々の中にいる。
しかし、それでもきっと思い出すだろう。 思い出さずにはいられないだろう。
黄金色の華が散る度、風に乗って届く度、 その香りのように優しかった、あの人のことを…
懐かしい日々の記憶と共に。
いきなり何?と思われた方もいるでしょう(汗) 実はこれ、以前やってたサイトに載せてた『風光る』のSSの一部だったりします。大河じゃなくて紛らわしいですが。 亡き山南との懐かしい出会いを回想する土方…というような話でした。 読みたいと思われる方がもしいらっしゃいましたら、ご連絡下さいませ♪
季節外れです。当然です(笑)今の時期に金木犀って、ねぇ…? 旧暦2月23日(現行暦3月13日ですが)は山南敬助氏の命日だそうですね。 金木犀は、私にとって思い入れの深い花で、かつ山南さんのイメージだったりもします◎
花言葉は、「高潔」「気高さ」「郷愁」とのこと。
大河の彼は今のところ、私の中では常にネタ扱いですが(失礼)、これから先の土方との関係がどう描かれるのかとても楽しみです(^v^)
それでは、温厚篤実で慕われた彼の人のご冥福を祈って…
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