−風来坊の砦−
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2004/05/30(日) 沖田総司命日に寄せて〜紫陽花〜
『 紫陽花 』



 目を開けると、見慣れた天井がそこにある。
木目が波のようにうねり、その波形の合間に渦を巻いている箇所がいくつかある。
その数まで、もうすっかり覚えてしまった。
見慣れて、見飽きた天井。
私はいつまでこの模様を睨み続けなければいけないのだろうか。

 先生方が江戸を去ってから、もう大分になる。
幾日経ったか数えることはとうに投げ出してしまった。
ただ、あの日はまだ枯れ木のようだった紫陽花が、今は雨露にその花びらを濡らしている。

 とん、とん、と屋根を叩く雨音がぼんやりとした意識の中に入り込んでくる。
断続的に続くその音は、太鼓の音に似ている。いつかの縁日を、忘れかけていた何かを、思い起こさせる。

 九つで試衛館に入った私を、いつも可愛がってくれたのは、源さんや若先生だった。
子犬の名前ですら決して忘れない優しい若先生は、嫌な顔一つせず、私をお祭りの縁日に連れて行ってくれた。私が大きくなってからは、忙しくなった先生よりも源さんの方がよく付き合ってくれて、先生にはよく子供だと言われたものだ。そんな先生を鬱陶しく思ったことも正直あった。だけど、眠れないでいる夜などには、傍につきまとう私の話を、笑顔で誰よりも根気強く聞いてくれたっけ…。

 傍にいるのが当たり前だと思っていた人が傍にいないのは、ひどく不思議な感覚だ。
再び閉じていた瞼を開くのをためらいながら、私は雨音に耳をすませた。
何かを、私は忘れている。庭先で跳ねる雨粒のもたらす音は、忘れた何かを思い出すよう、呼びかけてくるようで、私は無闇に焦りを感じた。


 先生の負傷。
 もう刀や槍の時代じゃない、との土方さんの言葉。
 一人、二人、死んでいった仲間達。
 初めて命を奪った相手。
 その私の命を奪うであろう、この病…


 思い出すべきは、そんなことだっただろうか。
塗りに浮かぶ様々な出来事に、何だか可笑しさを感じて苦笑がこぼれた。
たった二十数年しか生きていないというのに。

「色んなことがあったんだよなぁ…」

 楽しいことばかりではなく、ひどく辛く悲しい思いをした事もあったけれど、これだけ中身の濃く、深い人生を送れたのだから。
 それで満足しよう、と、諦めに似た、いっそ清々しいほどの思いを感じ、私は笑みを浮かべてみた。


 ただ一つ願うことは、土方さんが近藤先生の傍から離れないでいてくれること。
お互いにとって最後の砦のあの二人が、分かれることは余りにも酷く辛いことだから。


 雨粒が軒を叩く音が部屋の中に響いている。
ふと、外の様子が見たくなって障子に手を伸ばしたが、届かない。
身体を起こそうとして、思うように力の入らない腰や背に、今更ながら愕然とした。いつのまに、私はこんなに力を失ってしまったのだろう。
刀を振るうことも、歩くことも、身体を起こすことさえままならない。
 突然、恐ろしいまでの焦燥に駆られ、私は何とかありったけの力を使って半身を起こし、障子を開いた。

 障子を開くと、雨の日の独特の空気の匂いと共に、片隅に植えられた紫陽花の鮮やかな紫色が目に飛び込んできた。
しっとりと濡れた小さな花びらの先から、涙のようにしずくが滴り落ちている。
眩しいほどの色彩。
その鮮やかさを目にした途端、視界がぼんやりと揺らいだ。
頬に落ちる感触で、それが自分の流した涙だということに気付く。


『紫陽花の花が咲く頃までには、一度便りをくださいね』


 近藤先生に最後に会った日、別れの時間の近付く中、何を言えば良いのか浮かんで来なくて、咄嗟に庭先の、枯れ木のような紫陽花の木を指差して言った一言だった。近藤先生は少しの間を置いて、ああ、と答えてくれた。そして、先生の着物の膝を掴んだ私の手をしっかりと握って微笑んだ。

 あれから、どれだけ経ったのだろう。
 紫陽花の花が満開を迎え、蕾も残りわずかとなったのに、便りは来ない。

(…先生は、生きているのだろうか…)

一度も考えなかった思いが頭を過ぎり、私は無我夢中で紫陽花の紫色を捕まえようとした。しかし、指先がわずかに雨に濡れただけで、腕は失望だけを掴んで宙を彷徨い、落ちた。

「死にたくない」

 忘れようと封じ込めていた気持ちが口をつく。一度も口にした事が無かった言葉。

「死にたくないよ…先生」


 もう一度。
 せめて、もう一度。
 あの昔に戻りたいと。
 一度堰を切った思いは止まることがなく、溢れ続けた。


「私はずっと近藤先生達と一緒にいたかったんだ…」


 あの日、そう真正面から言えば良かった。
 取り乱すまいと心配をかけるまいと、これ位大したことじゃないと、自分に言い聞かせて、思いは全て紫陽花に閉じ込めて。


 
 降り止まぬ雨音の響く中、紫陽花の紫色だけがひっそりと、移り変わりゆく時の流れを伝えていた…。





−5月30日、沖田総司命日に寄せて…−

2004/05/27(木) Web拍手!
しばらく前からトップページにこっそりつけてるWeb拍手
最近、拍手が少しずつ増えてきていてとっても嬉しいです♪
拍手と同時に送られてくるメッセージは全て、何度も何度も読み返しています。
とろとろ更新のサイトなのにちゃんと見てくださっている方がいるのが、うれしくてうれしくて(*^^*)


最近寄せられたメッセージの中で、特に嬉しかったのが、香取慎吾君についての23日の語りについて、「私も同じ思いです」というものがいくつかあったことv
もう何年も慎吾君ファンだという方からも共感していただいたみたいで、何だかとてもあたたかい気持ちになりました。
どれもお人柄が伝わってくるような言葉ばかりで、慎吾君はこういう人達に愛されているんだなぁ、凄いなぁ…と。

慎吾君は、明るいまっすぐそのものだった初期の笑顔から、今まさに苦悩し、成長していっていますね。
人を信頼し何かを任せるのは、最終的には自分が全ての責任を負う、その覚悟があるということ。
大河のはその覚悟をいとも自然にやってのけてしまう。人を信じることの裏にある深い覚悟を、芹沢は自分には不可能と感じ取り、劣等感を掻き立てられているのでは。
どうしても大人しく見えがちな大河勇ですが、それを考えると大きさがわかる気がします。
同様さらりとその覚悟を演じてしまう慎吾君、これから最終回にかけて残り半年、どれだけの成長を見せてくれるのか、楽しみで仕方ありませんv

今回の大河、始まる前から五ヶ月経った今でも、私の慎吾君・山本さん、この二人にかける期待はいつも同じだけ大きくて、この先も絶対に変らないんだろうな、と思います(^v^)



ところで、今日のNHKの『お元気ですか日本列島』山本耕史さん会津から生中継でしたね!
リアルタイムでは見れないので今から録画を見るのですが、近藤さんのお墓参りをしたとのコメントがあるそうで、なんだかもうドキドキしてしまいます(笑)

2004/05/26(水) スマスマ&TVナビ
さて、随分と遅れをとってしまいましたが、TVナビ今月号&スマスマを見ました(^v^)/

スマスマ♪

今回はアレですか、慎吾君DAYなんですか?と言わんばかりの慎吾君づくしで嬉しかったですね〜。
ビストロゲストの優香田畑智子さん、二人とも可愛かったですv
(貝殻と)同い年か…なんて羨ましいお仕事を(笑)
特に田畑さん、とってもキュートでしたが、なんでも京都の老舗料亭のお嬢さんだとか。じゃあ、本来は逆の配役の方が良かったのかもね◎優香の太夫姿は綺麗だったので、満足ですが♪

ゲスト試食の「おいしー!」の所の慎吾君のリアクションは大河仕様v
カツラから前髪がはみ出してる上に、「会津藩御預、ぎょ、こっ…新選組である!」とカミまくりの局長(笑)
でも、「深雪太夫とは京都で遊んでいる」と言った後の「切腹すれば…よろしいですか?」の声が何か切なかった気が。
しかも田畑さん、首を振って不安そうな表情になっちゃって、夫の身を案じる妻の表情になってたのが可愛かった〜(*^^*)
それにしても、あの剣舞(?)は何?今後大河で登場するのかな?もしそうなら楽しみv
妻&愛人に同時にキスをしてもらえるなんて、そんな世の中はありえませんね(笑)
でも、慎吾君チームの勝利でよかったね〜v

コントも慎吾君づくしって感じで嬉しかった♪
『草ヤギ剛』の殴られ慎吾君が素敵vv
それにしても『竹ノ塚』って息の長いコントだな〜。まだやってるんだ。

スマスマ、次回は是非山本耕史さんを…!!(願)


TVナビ♪

さて、毎月結構いい記事を載せてくれるTVナビ、今月号は『収録余話』のところが良かったです。
山本さんの力強い「収録2時間おしたら切腹 歳三の墨文字の下に、慎吾君のへろへろ字で「何時間おしてもイイよ 勇」
なんて可愛い…vv
二人とも、役柄になりきっているのか、実際にそんな気持ちなのか。
明日から知り合いが東京行きで、スタパも行くらしくて羨望の余り仕事に集中出来なそうな私ですが、ホント、こんな可愛い遊びをする大河役者達を生で拝んでみたいものです(切望)

そして、鴨暗殺については、記者の感想が入りすぎてて詳しい内容はあまり書かれていなかったのですが、まさにその夜と思わせる写真が何枚かあって想像力をかきたてられる…!
鴨暗殺のその夜の土方の格好、赤のたすきがけで凛々しいですv
きっと苦しい話になると思うのですが、それでも、今からその瞬間が楽しみで♪

山本さんの連載はGW中の全国行脚について書かれていましたが、山本さん謙虚で、そして本当に土方に対する思いの強さを実感させてくれる文章で、ますますいいなぁと思いました(*^^*)


何か長くなったな〜。
結構新選組関係のメディア露出は抑えてる方だと思うのですが、なかなか時間無くて感想とか書けなくて(汗)
もし情報持っている方がいらっしゃれば、ぜひぜひ教えて下さい〜!

2004/05/25(火) ツボ場面大会G♪
深刻な場面の多かった印象の第20話『鴨を酔わすな』より、宴会の場面がエントリー♪


「少しばかり、酒が過ぎたようですね」


酔い始め、会津の広沢に絡み始める芹沢を制するようになだめ、宿に帰ることを促す勇。
劣等感に苛まれる芹沢は、その勇の顔に酒を浴びせかけ、暴言を吐く。


「水戸の天狗組から弾き出され、京の都に来てまでうだうだやってるボンクラ野郎。そう思ってんだろ!」


なだめようと柔らかく声をかけた太夫を突き飛ばし、まさに勇に掴みかからんばかりの勢いの芹沢。
睨み合う二人。
二度も酒を浴びてもじっと耐える勇の表情がいい。

芹沢が腰を下ろすと、勇は太夫に深々と頭を下げ、何とか場を盛り上げようと多摩の踊りを披露すると言い出す。


「おいトシ、唄え!」
「俺が!?」
「いいから唄え」



広沢に対して最高の営業スマイルを浮かべていた歳三の、ええっと戸惑う表情が可愛いv
そして、「そ〜れ、ご祈祷じゃ、ご祈祷じゃ」の掛け声に合わせて唄い始める歳三が素敵過ぎて…!!
振りを知らないと平然と言い放ちながら踊りに参加する永倉や、なんと黄色い褌を見せびらかしながら踊る原田もよかった♪
素朴で楽しい田舎の踊りが、荒んだ宴席の空気を和ませていく…。

自己嫌悪と、場の雰囲気を取り戻させた勇に対する強烈な劣等感で、表情が変わっていく芹沢。
その姿を見つめる勇。


続く縁側でのシーンも印象深いのですが、20話はとにかくこの宴会の一連の場面が最高でしたね〜!

2004/05/23(日) SMAP香取慎吾
掃除をしていたら昔撮った懐かしいドラマなどのビデオが出てきたので、ちょこっと見ていたら、何だか無性に香取慎吾君について語りたくなりまして(笑)



前にも日記などでちょこちょこ書いたのですが、私・貝殻は結構香取慎吾君にはお世話になっています。正確に言えば、彼の出てきたドラマとかバラエティとか結構色々見てきたというか。
なので、特別スマップファンというわけでもないけど、慎吾君には結構愛着があるんだよね。

スマスマが始まった時に高1だったので、クラス皆スマスマを見てたりしたスマップ世代(?)。
一人暮らしをしていた時には、『サタスマ』もよく見てたな。慎吾ママとか怒られ侍とか。慎吾ママなんか初登場から見てたからよく覚えてる◎

ドラマでは『ドク』『恋はあせらず』『蘇る金狼』『未成年』『合言葉は勇気』など。根っからドラマ好きな私ですが、『ドク』はほんとーに格別に好きでした(*^^*)あのドラマを見て日本語教師っていいなと憧れたりもしたし(単純)。

歌では一人暮らしを始めた時に『朝日を見に行こうよ』というスマップの曲があって、実生活と合わせて泣かされたことも…。いい曲なんですよ、あまり知られてない地味な曲だけど、歌詞がたまらなく好きです(^v^)
就職の時は『世界にひとつだけの花』で元気貰ったし、ね。色々お世話になってるなぁ、ホント(笑)


で、貝殻的慎吾君のイメージという話になるのですが◎
やっぱり、スマップの最年少で、皆に可愛がられてかつ苛められてきた末っ子、というイメージが強いんですね。いじられキャラというか。
誰とでも仲良くなれそうと思っていたので、ドラマ現場では人見知りだと去年知った時はショックでしたが…(汗)

でも、末っ子なのに背が一番高くてがっしりしていて、ギャップが面白いなあ、と思っているところに例のドラマ『ドク』を見て。
なんだかんだ言って、このドラマでの印象って根強いみたいなんですよね、私。

ご存じない方もいると思いますが、『ドク』での慎吾君の役は、日本に働きに来ているベトナム人青年ドク役。日本語教師のユキと淡い恋をするんですが、もうこのドラマのドクは真面目で一途で純粋で、何か憂いを含んでいて、(ドラマだから当然だけど)来て欲しいと思ったところに来てくれたり、素敵なんですよ…v
このドラマを見てから慎吾君に好感を持った身としては、やっぱり慎吾君のドラマが見たいと思うし、「純粋で男らしい」役をやってほしい、と願ってしまう。


『新選組!』の近藤勇役、「魅力が感じられない」「迫力がない」などなど、余所様の感想を拝見していても手厳しい意見を眼にしたりしますが、私はこの役ほど慎吾君が演じるにふさわしい役はないのでは、と最近思えるようになって来ています。
最初は総司役を希望していましたが、ドラマで彼に期待するのはやっぱり「末っ子の可愛い慎吾君」より「純粋で男らしい役」なんですよねv

慎吾君には、こういう視聴者もいるんだよという事で、気を楽に、そして身体を壊さずに一年間演じ通してもらいたい。(何でも胃潰瘍度パーフェクトらしいとか…心配)
そう、切実に願っています。


こんなまとまりのない呟きに付き合っていただき、ありがとうございます♪
次は、「近藤勇を演じる香取慎吾」についてもだらだら語ってみようかなぁ(*^^*)

2004/05/18(火) ツボ場面大会F♪
久々ツボ場面のお時間です♪
本当に久しぶりすぎてFだかEだか不安ですが…(苦笑)

エントリーNo.7は第19話『通夜の日に』より、近藤&斉藤の場面

小六に呼び出されるが、世話になった八木家の通夜ということもあり渋る斉藤。
線香の火が消えぬうちならば…と急いで仲間の元に向かい、加勢するも、刀で血を流そうとはせず。
慌てて書け戻った斉藤の視線の先に映ったのは、取り替えられたばかりの線香から立ち上る細い煙。

一体誰が…。
呆然と座り込む斉藤の傍を通り過ぎ、穏やかに話す近藤。
誰よりも恩義を感じている相手。
その近藤が、替えてくれた。
自分の代わりに、死者を弔う細い煙を、繋いでくれたのだ…


「ほとんど消えかけていたので、新しいものに替えておきました」


ここの勇が凄くいいなぁ、と思います。
とてもさりげなくて、それなのに本当にほっとする心遣いが感じられて。


「島田さんも道に自信がないなら、初めからそう言ってくれればいいのに。人が好いというか、何というか…」


人が好いのはアンタだよ〜〜!
こういうところに、惹かれるんだろうな。
斉藤の表情がまた凄くいい!ただでさえ感じている恩の上に、更なる恩…というか尊敬というか、ある種の衝撃を受けてさえいるような目で。
地味な場面なんだけど、勇の人柄を感じさせる、本当にいい場面だと思いますvv

2004/05/15(土) 30の質問つづき
16.この人のこんなシーンが見たい!というのがありましたら教えてください。
    大河土方が発句をするのを見てみたい。勇にすら理解して貰えない拙さとかだと面白いな。

17.史実と照らし合わせておもしろい解釈だなと思われた部分がありましたら教えてください。
    う〜ん、今のところはあまり。

18.お好きな組み合わせを教えてください(友情、師弟、夫婦、君臣等)。
    言うまでもなく、近藤勇&土方歳三。
    史実でも大好きな二人ですが、「新選組!」のこの二人は格別です!
    ある意味、上の項目の関係、四つともクリアしているような二人ですね。

19.今後、出てきて欲しい人物や組み込んで欲しいエピソードはありますか。
    発句…(しつこい)。

20.お薦めの新選組映像作品がありましたら。
    『壬生義士伝』ドラマ版。
    こっちの方が映画版より時間も長いし、深く感情移入してしまいます。

21.同じくお薦めの新選組小説・資料本等がありましたら。
    木内昇 『新選組 幕末の青嵐』
    広瀬仁紀『土方歳三散華』『沖田総司恋唄』
    浅田次郎『壬生義士伝』
     最近のオススメは木内さんの小説!切なくて胸が締め付けられる印象です…

22.映像化してほしい新選組関連作品がありましたら教えてください。
    特には。今年は『新選組!』のイメージを大切にしたいので。

23.その中で、この役にはこの人に演じて欲しいというのがありましたら教えてください。
    あ〜でも、やっぱり映像化するなら、山本耕史さんの土方は捨て難い…!!
    あと、香取慎吾君には、本当は沖田をやって欲しかったなぁ、とも…(笑)

24.新選組作品を書いて欲しい(作って欲しい)作家(監督)はいますか。
    いたような気もするけど、思い出せないなぁ?

25.上でいると答えた方、どんな作品を書いて(作って)欲しいですか。
    誰でもいいけど、臨場感があって、心情がリアルに繊細に表現されたものを読みたいし、観て見たいなと思いますv

26.三谷さんの脚本についてはどう思われますか。
    結構性に合っているみたい◎
    脇の人物まで個性を持たせるのが凄く巧くて、いつも感心してしまう。

27.これからどういうところに期待しますか。
    三谷さんには、多摩編で培った関係を上手く生かして、納得のいく人間関係の描写をして下さることを。
    役者さん達には、それぞれの変化と決意を、今まで以上に見せ付けて欲しいと。
    何より、近藤&土方の友情に。
    一年間絶対に見届ける覚悟なので、とにかく期待しています!!
    エピソードとしては、土方山南の関係・流山別離・近藤最期・土方断髪洋装・もちろん池田屋が楽しみ〜♪
     
28.三谷さんによると、ドラマの最後は近藤勇の一言で締めくくるそうです。その台詞とは・・・?
    「皆…ありがとう」(ありがち。でも可能性ありそう)
    「後は頼んだぞ…トシ」(ありえない…。勇はこんな無責任に土方に託したりしないだろう。でも、最期に名前呼んで欲しいな)

29.ちなみに、サイトで歴史上の人物を扱う上での自分の中での決まりごとは何ですか。
    自分のやっている事がフィクションであることを常に自覚し、故人の人格を著しく傷つけるような真似だけはしないよう、気をつけています。

30.最後に大河「新選組!」へメッセージをお願いします。
    何があっても一年間最後まで付き合います!(決意)



以上、大河『新選組!』好きに30の質問でした!
初挑戦でしたが、結構楽しいものですね♪

2004/05/14(金) 30の質問
大河『新選組!』好きに30の質問


01.あなたの名前とサイト名を教えてください。
    貝殻 『風宵』

02.その由来がありましたら。
    言葉の響きが好きだったのでv

03.大河「新選組!」を見始めたきっかけを教えてください。
    日本史が好きで、新選組という題材が以前より好きだった。
    中でも、近藤&土方という人物の絆が凄く好きで。
    で、脚本三谷幸喜、香取慎吾が近藤勇役で主演、土方は近藤の無二の親友という描かれ方をすると耳にして、少しずつ興味が高まっていったという成り行きですね♪

04.従来の新選組モノとの一番の違いはどこにあると思われますか。
    何と言ってもやはり若さと清々しさ!

05.今回の大河で良いなと思うところはどんなところですか。
    緩急の組み合わせと、意外に細やかな人物それぞれのエピソード配置。

06.大河「新選組!」で好きな隊士は誰ですか。
    土方歳三・近藤勇v

07.大河「新選組!」で好きな佐幕派人物は誰ですか。
    容保様。
     
08.大河「新選組!」で好きな倒幕派人物は誰ですか。
    今のところはいないかな?

09.大河「新選組!」で好きな女性は誰ですか。
    つねさんv おのぶ姉さんも好きだな〜

10.脇役だけど、この人に注目しています!という人を教えてください。
    山南さん。胡散臭い…!と驚かされた一話から現在まで、どんどんイメージの変わる人物です。面白すぎ。
    でも、まだ腹黒説は捨てきれない…(笑)
    佐々木只三郎。男前!殿内さんも好きだったなぁ。

11.新選組以外で好きな団体・組織(藩、隊等)を教えてください。
    特には。強いて言うなら、会津藩?

12.今までに、印象に残ったシーンがありましたら。
    2話『多摩の誇りとは』の、勇が歳三を試衛館に誘う場面。爽やかで眩しくて、友情!って感じで、これは今までの新選組とは一味違うな、と◎

13.同じく、今までに印象に残った台詞を教えてください。
    上と同じく、勇と歳三の「一緒に何かデカイ事やろうぜ!」「考えとく」。
    蕎麦屋での勇と歳三「俺は心で武士になる」「決めたのか」「決めた」。

14.この小ネタがたまらない!という場面はありましたか。
    小ネタ…あまり思い浮かばないけど、殿内氏やら原田氏にはなにかと笑わされてばかりです(笑)
     
15.はまり役だな、と思う人はいますか。
    土方役の山本耕史さん。根っからの土方好きですが、脱帽です。素晴らしい!

2004/05/11(火) 本日、土方氏命日
旧暦5月11日は、函館にて土方歳三が戦死した日。
また詩や小説でも…と思っていたのですが、用意する時間がなかったので、また後日、ということにしたいと思います(汗)
4月30日の義経命日にも何も出来なかったしな〜。あーあ。

関東の土方の地元では、慰霊祭なども行われたようですね。山本耕史さんも出席したとか?近場なら行ってみたかったなぁ…。

あ、今日の写真は京都旅行の続き、八木邸です。



それでは、北の大地に散った彼の人のご冥福を祈って…

2004/05/05(水) 土方さんの誕生日。なのですが…
京都旅行日記、AとBはまだUPするのが少し遅れそうです。
明日からまた地獄の!仕事が始まってしまうので…(泣)

ずっとストップ状態の掲示板といい、ツボ場面、小説・イラスト、本の感想(すっごく素敵な小説を読んでしまったので近い内更新予定♪)などなど、今月はとろとろペースながらも頑張るつもりなので、見捨てないでいてやって下さいませ(悲願)


…で、写真。→


「とぁーーーっ!!」
「!」
「ふ。まだまだ甘ぇな、土方サン」
「…新八…。俺の椅子を返せ(怒)」



…副長、空気椅子で足腰の鍛錬中。

スミマセン、京都のお宿でこんなことばっかりして遊んでました…(汗)

2004/05/03(月) 京都旅行!B
引き続いて旅行二日目です♪

Cカフェ・ド・武家屋敷
壬生寺のすぐ正面にあるこちらのカフェは、由緒ある武家屋敷を喫茶店として開放しているもの。本日、私たちは門が開くが早いかの一番乗りでした♪
内部は広々としていて、畳に座って丸いお膳がテーブル代わり。トイレも『厠』と書いててなんか洒落てました。
そして、お庭の綺麗なこと!綺麗な景色を眺めながらお茶する…とっても贅沢なひとときが味わえました◎
私が注文したのは『南蛮セット』(三色カステラ+紅茶)、同行していあた姉が注文したのは『維新セット』(和菓子+抹茶)で、共に1050円でした。とっても、美味しかったですよ〜♪

D光縁寺
壬生寺から東へ歩いて約10分ほど。今は観光シーズンなので、結構歩いている人が多く、散りがよくわからなくても簡単に辿り着けます。
こちらにあるのは、総長山南敬助氏はじめ、新選組隊士達のお墓です。ここの住職さん、大勢の観光客を相手にしてきている為か、非常な早口で説明されて、リスニング力に乏しい私たちには半分程しか聞き取れませんでした…(汗)ただ、どうも見物客に辟易している様がうかがえました。マナーを守らない人もやっぱり多いんでしょうね。ちゃんと手を合わせてお参りしてくれる方のみ!と念を押されていましたが、それでも、「ここは唯一の新選組オフィシャル墓地です」とか「生身が埋まっているのはここだけですよ!」等と、ひ〜、となるような説明をして下さいました(^^;)
山南さんのお墓はひっそりと、(木犀かな?と思われる)木の下に佇んでいました。史実では、本当に大好きな山南さん。剥離が始まっている墓石の表面を眺め、ここでも不思議な気持ちに包まれました。沖田氏縁者のお墓も隣にあります。本当に普通の墓地なので、迷惑にならないよう静かにお参りするようにしないといけない場所ですね。

D黒谷金戒光明寺
ここを訪ねるのは初めてです。この日は真夏日だったので、暑くて暑くてもう死にそうになってました(汗)大河OP撮影場所と思われる石段を発見!脳裏に「この身は〜露と消えても〜♪」と歌が流れましたよ♪
内部は後悔されているところだけでも、すごく広くて、会津守護職本陣がここに!と納得の威容でした。各間でそれぞれにガイドさんがいて、丁寧に解説してくれました。
16話で登場した、容保候に近藤&芹沢が謁見した間もありましたが、広くてびっくり。近藤達がこの辺に、容保候はあの辺に…と説明された双方の距離はかなり離れていて、これはろくろく表情もわからないのではないか、と(笑)
他にも容保候の直筆とか、壬生浪士の名の残る古文書とか、色々興味深くて面白かったです。

F今宮神社
ちょっと新選組からは脱線して、突然食べたくなったあぶり餅を食しに今宮神社まで足をのばした私達♪
やすらい祭で知られる今宮神社、ここの門前のあぶり餅は最高です!京都一の美味です!!(勝手に断言)神社を出て左側が一文字屋和助(京都で最も古いお店だとか)、右側がかざりや。私たちが入ったのはこのかざりやさんで、美味しく2皿も食べてしまいましたvv15本で500円。香ばしくて甘くてクセになる一品です♪

G御苑
地下鉄丸太町下車、徒歩1分。
京都で一番大好きな場所、広くて気持ちのいい御苑です。今回は新選組ツアーを気取っているので、やっぱりお目当ては蛤御門◎銃弾の痕を見たり、御苑内を散策したり、気持ちよかったですv

Hお宿・旅館「平新」
今夜のお宿は大丸の裏手にある旅館です。ネット予約で一人一泊8000円。(和室・朝食付き)中も綺麗で大満足!
何より気に入っているのが、朝食がお部屋で食べられるところでしょうか♪お値段の割りに豪華で美味しくてサービスも快適で、大浴場とかもあるし、立地も申し分なく便利だし、すっかり気に入ってしまいました(*^^*)前日に申し込んだのに、二連泊できた点も助かりましたよ〜〜(計画性なさすぎ?)
京都に行ったら、次もここに泊まろうかなぁ。


それでは、残すところあと一日のみですね。
写真は、光明寺です♪

2004/05/02(日) 京都旅行!A
とろとろ更新でスミマセン…!さて、GWに正面突入の京都はというと…。

5月1日(土) 旅行2日目

@壬生寺
市バス『壬生寺道』下車、徒歩3分。
朝イチで訪れた壬生寺は人気もまばらで、明るい日差しの中、何とも静かで情感たっぷり…と思いきや、あれよあれよという間に人が増えていきました。さすがGW中!そして、さすが大河!
実は学生の時は割と近くに住んでいたのですが、その時からは想像も出来ないほどの賑わいっぷりに、視聴率の低迷だなんのと言われてはいても、大河の影響って大きいんだなと実感◎
この八木邸・壬生寺の周辺って、以前は全然土産物屋なんてなかったのになぁ…(しみじみ)

驚いたのは、拝観料をとるようになった壬生塚!!スゴイ。
恥ずかしくて何となく聴けなかった『ああ新選組』を聴いてた人たちがいて、こっそり便乗してしまいました(笑)
いつ見てもトミーズ雅な近藤勇の胸像を拝み、芹沢や河合の墓にお参りした後、売店にて面白い物を発見♪
隊士それぞれの名前のついた飴があったのですが、近藤さんは壬生菜、土方さんはゆず、沖田総司はレンゲ蜂蜜味、永倉が抹茶、そしてなぜか斉藤一はミルク味でした…う〜ん、どういう基準!?買ってくればよかったな〜。

A八木邸
次はかの有名な新選組屯所八木邸、二度目の訪問です♪
こちらも門の前に誠の旗が飾ってあったり、部屋の中には青いカーペットが敷いてあったり、更には鴨居の刀傷跡を透明なボードで覆ってしまっていたり…と、何やら雰囲気が変わっていました(^^;)
ガイドさんも何人かで交代で。私達を担当してくださったガイドさんは、あまり大河については触れていませんでしたが、次のグループの方では色々その話が出ていたみたいで羨ましかったり。
芹沢が泊まっていた部屋、斬られた部屋、歩いた廊下、明暗を分けた文机。彼らが見たであろう景色とはおそらく違っていたのでしょうが、百四十年の時を隔てて同じ空間にいることが不思議で仕方ありませんでした。
でも、鴨居の傷を隠すためのカバー、あれはないよね〜〜。だって、鴨居に画鋲でブスブス穴を開けちゃってて…それ自体が貴重なものなのに…(汗)

八木家の方がやっている和菓子処『鶴屋』さんで抹茶&屯所餅をいただきました♪壬生菜のあっさり感が美味しかったですvvちなみにこちらは京都駅でも買えます。手軽さを考えると駅で購入する方がいいかもしれませんね◎

B前川邸
こちらは、土日祝日のみ入り口付近を開放してお土産物屋さんに変身しています。ちょうど土曜だったので、今までは閉ざされていた長屋門の内側に足を踏み入れることができました♪
邸内な一切公開されていないのですが、玄関先にちょこっとだけ入れるだけでも感激です。入って左側のところで『彩色の京都展』というのをやっていました。かつて隊士が宿舎にした敷地内でお土産物を買うなんて不思議な感じだ…(笑)ここでは、前川邸の古写真のポストカードを購入◎山南さんと明里さんが別れを告げた出窓も写っていて感動です。


長くなるので、一旦分けることにします(^^;)
ちなみに、写真は壬生寺です♪(携帯で撮影)

2004/05/01(土) 京都旅行!@
今年のGWは、京都へと二泊三日の小旅行に行ってまいりました〜♪
スタジオパークの撮影見学を考えていたものの、GW中は撮影お休みとの情報で、前前日に急遽思い立って京都に変更したのですが、そんな無謀な計画でも、無事に宿も電車の切符も、さらにはいい天気まで手に入れることが出来たのは、自分でもラッキーだなあ、と(^v^)v
一応は新選組メインの旅ということで、レポというほどではないのですが、ちょこっと旅日記をおひろめしたいと思います◎

4月29日(金)旅行1日目

2時過ぎに京都駅着。天気は薄曇り。
まずは、手荷物を預けるコインロッカー探しに苦労しました。
平日とはいえ、観光客の多いこと!駅ビルでは、観光案内所のすぐ前で新選組ゆかりの史跡をパネルで紹介するスペースが設けられていました。大河のポスターもちょこちょこ。駅ビルを出たところには、大きな「歓迎 新選組」の看板があったりショーが行われていたり。駅に降り立った時から気分はかなり新選組一色です(^v^)

@霊山歴史館
市バス『東山安井』下車後、徒歩約15分。途中の坂道(上り坂)が『維新の道』というそうで、これがかなり急な坂で辛かった…。
ここでは、今年一年を通して『新選組展』が催されていて、現在は池田屋事変の辺りの新選組史に焦点を当てた展示が行われています。
とはいえ、お江戸の方で今やってる展覧会に出展してるのも多いせいか、やっぱり前に来た時よりはボリュームが少なかった気がする。
島田魁日記とか、近藤勇晒し首の図とか、実物を前にするとやっぱりかなり感激。でも…近藤晒し首の写し絵は、髪が乱れ、歯を食いしばり、どう見ても小説などで想像するような穏やかな死に顔じゃないように思えて辛いものがあります(涙)
ここで『白の軌跡』という30分ほどの土方歳三を描いたアニメを上映していたのですが、これが短いながらも結構面白くて◎
人一人の一生を30分のダイジェストにするとは…驚きですね(笑)
この作品、霊山では販売していませんでしたが、ネットなどで注文できるみたいです。

A安井金毘羅宮
霊山の坂を下りたところにある、縁切り・縁結びで有名な神社。
新選組とは無縁ながら、気になるので行ってみました♪
百円払うと、お札が貰え、それに悪縁切り・良縁結びの願い事を書いて納めます。すでにかなりの数のお札が連なっていて、そこに自分のもくっつけていくのですが、柳みたいなボリュームになってて壮観。
でも…さすが、縁切り神社。
ふと目にした絵馬には 『○○○死ネ!』 とあり、(しかも一つ二つじゃない)かなり心が冷えました(恐怖)

B大丸『大河ドラマ新選組!』展
数日前に山本耕史さんがトークショーを行ったばかりの大丸で、GW中のみ催されていた『新選組!展』。こちらはおなじみ大河の新選組です♪
俳優のサインから、衣装・脚本・小道具の展示、OPに使われて版画原版の展示、パネルでの解説、メイキングビデオの上映などなど、なかなかの見応えで嬉しい入場無料。
とってもよかった〜〜(*^v^*)

衣装は1話の近藤・土方の兜や具足、土方の薬葛篭、石田散薬、つねさん達女優陣の着物、天然理心流木刀、近藤・土方の隊服や刀などなど、どう見ても近藤・土方の物が多くて満足vv
脚本は、開いているページの内容からすると、どうやら池田屋前夜の様子。(↓以下ネタバレ?かも)

土方と斉藤が祇園祭についての話をしながら、二人で夜の町を歩いて(散歩?密談?公用?巡察?気になるなぁ)いるところに、烏賊(イカ)を食べてる原田と遭遇。「イカは腹にもたれる」だの「戦の前によく食えるな」だの言われても「戦の前だから食うんだよ」といつもどおりの原田…というような雰囲気でしたね♪
楽しみ!!…でも、イカは烏賊って書くなんて初めて知ったよ(笑)

メイキングビデオはというと、年末に番宣で流れていたものみたいでしたね。
四代目襲名の時のNG場面とか、役者の一言メッセージとか。
ビデオとってあるクセに飽きもせずじっくり見てしまいました(^^;)
慎吾君の『新選組…』と低く流すように言う台詞が素敵でしたvv
そして、スタパで売っているのと同じらしいテレホンカードがあって、悩みに悩んだ末に、慎吾勇と山本歳三の2枚を購入♪
でも、テレカって使わないよね〜最近は(汗)


う〜ん、大した事書いてないのに長い長い!
明日はもっと長いかも(汗)UPもゆっくりですので、ゆっくりお付き合いくださいませ(^^;)

写真は霊山歴史館です♪


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