|
2004/07/21(水)
ツボ場面大会♪J
|
|
|
さて、お次のツボ場面は迫力あった新選組最大の見せ場、第28話『そして池田屋へ』より、宮部とのラストシーン!
戦闘の終わった二階へと戻り、そこに散らばる血痕を追っていくと、暗闇の中に動く人影が。
「新選組局長、近藤勇」 「肥後脱藩、宮部鼎蔵」
静かな声で名乗る勇が迫力あります。 対する宮部は既にかなり負傷している様子。
「総て終わった。潔くお縄を受けられよ」
しかし、宮部は荒い息の下から「幕府の犬め…!」と吐き捨て、なおも勇達を睨みつける。
「わしらを斬っても時代の流れは止められん。己のやっていることの愚かしさになぜ気付かん!」
この言葉に反応する歳三。
「愚かなのはそっちだろうが」
勇は鋭い眼差しで宮部を見据えたまま低く言い放つ。
「今、我等のお役目は京の治安を守ること。己の生き方に一点の曇りもない!」
か、カッコイイ……!!! 語尾に強く力を込めた言い方が本当にカッコイイですvv
「我等の後には何千何万の志士が続く。お前はそれを悉く斬っていくつもりか」 「それが御公儀に楯突く者ならば……斬る!」
ああ、もう…! 多摩の勝ちゃんを思い浮かべると(2話推奨)信じられない思いだよ…切ないなぁ(涙) 人を斬った時のどうにも拭えない嫌悪感と罪悪感。 決してそれを忘れた訳ではないのに、結果的に彼の選んだ道は人を斬らずには進めない道な訳で。 悩み苦しみ、仲間の思いと期待と、自らの描いていた理想と現実との狭間でもがきながらも、この修羅場へきて「一点の曇りもない」と言い切った勇の力強さと悲しさを強く感じたシーンでした。
冷淡なまでに宮部を一刀の下に斬り捨てた勇の、わずかにのぞいた苦しみの表情も見逃せない場面です。
そして、とにかく勇がカッコよかった!!!場面なのも間違いありませんvv
|
|
|