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2004/08/20(金)
ツボ場面大会♪M
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原点に帰ろう企画は続きます! さあっ、ついにこのシーンですよ〜♪ お次は大好きな第2話『多摩の誇りとは』より、ラストの幼馴染みの場面です(^v^)/
捨助の家の盗賊騒ぎがひと段落つき、帰路につく勝ちゃんと歳三。 わらで作ったかかし(標識代わり…なのかな?)が立つ分かれ道のところまで歩いてきて、立ち止まる。 にこにこと笑い合い、雰囲気の良さに、勝ちゃんはある提案を切り出そうとします。
「お前、もし良かったら…」 「俺達は、違う道を歩き出したんだ」
遮るように、歳三は言い放つ。 お前は、その才能を認められた武士の道へ。 俺は、家業を継いで薬売りの道へ。 その言葉を聞いて寂しそうな表情の勇だが、歳三が胸に提げた巾着の中から、あの日に拾ったコルク栓を取り出してみせると、笑顔になって自分も腰の袋からコルクを取り出す。
生まれて初めて異国の船を見た日に、一緒に拾ったコルク栓。 大事そうにコルク栓を見せあい、笑いあう姿が、物の正体を知っているだけに可笑しくもあり、可愛くもあり(*^^*)
短く挨拶を交わし、分かれ道を別々の方向に進み始める二人。 勇はふと足を止め、歳三を振り返って、大きな声で呼びかける。
「うちの道場に来ないかー!一緒になんかデカイ事やろうぜ!」
「…考えとく」
少し躊躇い、それから同じように大きな声で返す歳三と、その姿を見て満足そうに満面の笑みで手を振る勇。 青空の下、歩き出す勇の笑顔には、これから先の未来を信じる希望の色が広がっていた…
今まで32話観てきましたが、この場面が今でも一番大好きです!! 画面も青空に緑色が映えてすごく明るくて、その中でこの先の未来を信じて疑わない二人の姿が眩しくて…
この場面でかかる『勇姿颯爽』の音楽も好き♪ 1話・6話とかもそうだし、これから…!と希望を感じさせる終わり方の回にはこの曲が使われてて。
とにかくね、1話ではそれほどでもなかったのに、この回のこのラストを見て、完全に『大河(三谷)新選組』の世界観にハマったんだよね。 新選組物でここまで明るいストーリーなのか…これって1年まるまる使う大河だからできることだよなぁって感心したし。 元から大好きな近藤と土方の幼馴染みコンビを友情という視点から真正面から描いてくれるのも本当に嬉しくて! 2話が一番、幼馴染み二人を描いてるよね〜v
ここの勝ちゃんの笑顔、満面の笑顔でそれこそ一点の曇りもない、太陽のような笑顔なんだけど、今見返すと無性に切ない…(涙) 別々の道を進んだように見えて、この後しっかりと交わった二人の道。 次に道が分かれてしまう時が、二人の生涯の別れになるのかと思うと寂しいです(T_T)
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