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2004/09/28(火)
W主役だ!(長語り)
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TOPを金木犀で、ちょっと秋模様に。やっぱり画像あるといいな♪ 小説『茶一煎』も是非読んで下さいね◎
さてさて、あちこちで最終回に向けてのネタバレ(何と捨助が…涙)とかゲスト出演の噂を耳にする今日この頃ですが、最近もう以前にも増して幼馴染みコンビが好きで好きでたまらない私ですvv
近藤勇と土方歳三、私の中では第一話を観た時から完全にW主役というイメージ。 思えば、大河新選組の脚本家&主役が発表された時、「主役は土方じゃないのか〜」と少しガッカリしたんだよね。 私にとって新選組と言えば、土方歳三で、彼の最後まで戦い続けた強さに憧れたりしてたので。
そしてその他のキャストが発表された時、最も心配していた土方歳三が、あんまり知名度の高くなかった山本耕史さんで「ええっ!?」と耳を疑ったりもしたという…(汗) でも、その時どこかで関係者(プロデューサーだったかな)の「香取慎吾さんの色黒でゴツイ近藤と対になるような、色白で綺麗な顔立ちの山本さんを土方にキャスティングした」という言葉を読んで妙に納得したのです◎ まあ、慎吾君の近藤勇は男前過ぎるだろう、とは思っていましたが、役者・香取慎吾が元から結構好きだったのでその点についてはむしろ嬉しいくらいで不安は無かったし。 山本耕史さんの土方についても、演技派実力派との情報を得て、放送前からどんどん期待が高まっていって、月代近藤も珍しいし似合ってるし、最初からこの二人については注目しまくりだったということですね、早い話が(笑)
実際に始まってみて、見た目のハマリ具合以上に何が嬉しかったかというと、やっぱり近藤と土方の二人の関係の描かれ方かなぁ、と思います♪ 子役をすっ飛ばして多摩&江戸の若者時代から物語は始まるわけですが、「勝ちゃんには借りができちまったな」の辺りから、とにかくこの二人は私の理想の近藤&土方でした!(力説)
立ち姿・仕草振る舞い、声の高さや台詞回し、当然色の白さまで山本土方はどこをとっても完璧に「土方」。 香取近藤は、田舎の青年武士という感じがよく出てて、大らかさと明るく魅力的な笑顔に、まさに「新たな近藤」像を植えつけてくれて。
第2話、まだ試衛館の面々とも出会いのない、先が見えないだけに限りない明るい未来を感じさせるあの回で、徹底的に大河新選組と、この幼馴染みコンビに惚れこんでしまった衝撃は忘れられません◎
個々のシーンもそれぞれ大好きですが、二人が揃っているシーンや意志が通い合っている場面などが特に好きですね。
性格も何もかもが違っている二人。 同じ「武士になろう」という夢を掲げても、考え付く方法は違い、目的も異なり、選ぶ手段も同じではない。 近藤は、幕府のため将軍のため、遠い存在を守る為に新選組で命を賭けようとする。 土方は、近藤のため、身近な存在を守る為に新選組に命を賭けようとする。 同じものを見ているようでも、見ている道筋が違う。 だからこそ衝突もし、擦れ違いもし、もどかしさも孤独すら感じることがある。 でも、やっぱりお互いがお互いを何より頼りにし、認め合い、守りたいと考えている、それがこの二人なんだと思います。まさに、二人で一人なんでしょうね。
今までの近藤土方の印象って、史実+残ってる写真のイメージ で、なんとなく『近藤は強そうだけど精神的な強さは土方の方が上』という感じだったんですね、私の場合。 それが、今回の大河で感じるのは『強そうだけど実は脆い土方と、気弱そうに思えて芯の強い近藤』。 だからこそ余計にこの二人が人間的に思えて、魅力を感じてしまうんだと思います。 もちろん、これは私の好き勝手な思い込みなので、人それぞれに見方や捉え方はあると思いますが…(^^;)
ふたりの出会いから、全ては始まった。 ならば、最後の最後はやはりこの二人で終わってほしい。 最終回、この二人の関係を一話から思い入れたっぷりに見守り続けてきている、私のような視聴者が、きっと一番泣かされてしまうのでしょうね…(涙) その時が来るのは待ち遠しいような寂しいような、とにかく大好きな香取近藤&山本土方に全力の期待を賭けて見守り続けたいと思います。
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