−風来坊の砦−
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2005/05/06(金) 油小路の変。
昨日とはうってかわって雨模様の一日でしたね。
そういえば昨日の5月5日は土方歳三の誕生日だったのに、何のコメントもなかったなぁ、私。
端午の節句生まれというのが、なんとも「らしい」土方さん。もちろん、当時は誕生日なんて何の意味も成さなかったわけだけど。
まもなくの土方命日にはUPしたいと考えているお話がひとつあるので、何とか完成させてお目にかけることが出来ればと思っています◎
あ〜、でも間に合うかな〜〜(途中で止まっているので^^;)


ところで、DVD第壱集
の方は一日に2〜3話の割合でさくさく見進めていたのが、第弐集になってからは、ほぼ一日一話ペースでなかなか進みません。
終わってしまった後の喪失感(もちろん達成感もあるんだけど)を再び味わうことになりそうで、この先を見ていくのがツライんだよね…(汗)


とはいえ、今日観たのはもう43話『決戦、油小路』
伊東さんが馬鹿にされ、局長暗殺を決意し、局長に説得され、ぶすりと暗殺され、平助まで命を落としてしまうあの回です。(とんでもないまとめ方)
一度目に観た時と、今こうして再び通して見返している時とでは、抱く感想や思いも若干違っているのが自分でも不思議。
本編放送後は毎回自主再放送で、少なくとも3回は見返してた気がするのに、いまだに新鮮なのは凄い。
本当に私はこのドラマが好きなんだなぁ、と改めて実感してしまいます◎

伊東甲子太郎
今まで平助の名前をまともに覚えようともしてこなかった彼が、岩倉卿の前で名乗っても興味を持たれず、笑いものにされる場面。
飄々とした雰囲気で新選組の中にあった伊東という人物の、小ささ・弱さを垣間見た瞬間で、何度目かの今回が一番伊東に感情移入してしまいました。

彼は彼なりの志を。
だが、それは容易く他人に受け入れられるものではない。
伊東の危うい立場を見透かし、暗殺の意図を知った上で一対一で会談に応じた近藤局長。
「近藤マジック」とか「宗教」とか色々言われていたけど、やっぱりこの場面の勇は物凄いですね…!

「それはいけませんな。それでは到底私を言いくるめることは出来ない」

勇が静かに口を開いてからはもう、息を詰めて画面に見入ってしまいます。
ここでの勇は、言葉に表すなら、ひとこと『静』の迫力だと思う。
48話の有馬とのシーンにも通じる、静かな低い声でゆっくりと話す姿の後ろに感じられる、のような圧倒的な威圧感と揺ぎ無さ。
これまでずっと、そして最後の最後まで、近藤勇というこの主人公の性格や志の描き方にはブレが無いからこそ、こういう場面での勇の心情は理解できるし、言葉にも説得力があるのだと思います。

谷原伊東の表情の変化も凄ければ、香取勇の眼差しの迫力も凄い。
勇は伊藤への言葉を話している間はほとんど視線を動かさず、瞬きもしないんだけど、それだけに伊東が「負けた」と言ってからは、気持ちが解けたのは一気にそれはもうたくさん瞬きをするんだよね◎
そして、「やがてまた手を取り合う日が来るやもしれません」と静かに言って微笑むところではまた視線がまっすぐに固定される。
細かいとこだけど、こういう表情の変化や眼力が香取勇の魅力のひとつだと思うのです(^^)


そして、平助の死…。
これも、今回が一番悲しかった。
最初に観た時はどうしても近藤土方中心で見てたわけだけど、今回通して観ると、色々な登場人物の気持ちがよく見えて、そのせいか凄く胸に来る。

「逃げろ」と永倉に背中を押されて呆然とする平助の、言葉にならない葛藤、その末の決断が凄く痛くて辛かったです。
原田の「なんで逃げねぇんだよ!」という言葉に、泣けた…(涙)
原田、いい男だよ…この男の魅力も、(最終回を知っているのもあってか)今の方がよくわかる感じがする。
仲間思いの情に厚い男、原田左之助。最後の泣き顔が、もう…(泣)
何度か斬られて、それでも最後の力を振り絞って永倉に斬りかかったその刀を受け止められてしまい、崩れ落ちる平助。
彼が命を賭けても構わないと思い慕ったもう一人の人物の腕の中で息を引き取る姿が悲しすぎました…。

「また一人、逝ってしまった…!」

源さん、やめてよぅ(涙)


何か、初見の時並みに長々と感想を語ってしまった(^^;)
明日は44話を観たいと思います◎
44話といえば…「お手前方は何をした!!」香取局長の存在感を知らしめた回ですね♪
楽しみだけど、もう終わりが見えてきててツライな〜…。


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