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2007/11/05(月)
「美しき天才 殺人者の危険な誘惑」
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朝イチで新聞のTV欄見て、↑のサブタイトル見てビックリしたよ〜。 『美しき天才』って凄いな。 慎吾君にこんな肩書き(?)つけられたの初めて見た気がする。(事実カッコイイ人なんだけどね) で、ドキドキしながら久々に画面を食い入るように見つめた一時間も過ぎまして。
『ガリレオ』、予想以上だった〜!!
も〜〜カッコよすぎる! 湯川教授VS田上昇一、つまり探偵VS殺人鬼の構図がハッキリしてた今回は、ドラマ自体に緊迫感があって面白かった。 毎回、内海刑事は必死なんだけど、湯川はあくまで謎を解明することにだけ興味を示すものだから、時効警察ぽい感じもなきにしもあらずだったんだけど。
とにかく、慎吾君の演じる田上が良かったなぁ◎ 何せ、普通の人間役というだけでもどれだけ久々か…! しかも秀才大学院生役(学才役〜!)だし、茶髪で痩せててビジュアルもいいし、ゲスト出演ならではの旨味もあって嬉しかった。 シャワーシーンは衝撃だったし。 もう、ビックリした〜〜!! 上半身だけだと思ってたら全身裸で、TVの前でドッキリを仕掛けられたような気分に(笑) でも、本当にすっかり痩せたんだね、慎吾君。感動◎
殺人鬼というと、『沙粧妙子最後の事件』の時の谷口(私はリアルタイムで見てなかったので、最近見たばかりなんだけど)があったので、ああいう感じなのかな?と思ってたんだけど、今度はまた全然別の危うい人格を演じてたね、慎吾くん。 谷口は人に操られてた殺人鬼だとすると、田上はどちらかというと、優秀ゆえに自分の力を過信する天才という感じで。 そう、デスノートの夜神月にちょっと似てるかも…?
慎吾君の容姿って不思議。 前向きな善人役を演じたらどこまででも愛嬌ある可愛い善人になれるのに、ひとたび悪人を演じさせたらこれ以上ない程ピタリとはまる。 シャワーシーンの冷たい眼とか、ホテルのロビーで湯川を見つけて振り返った時の冷え冷えとする酷薄そうな顔とか、紅茶の葉もろともポットを捨ててしまうシーンの無表情さとか、不気味さにぞっとさせられたよ。 人間くさいところもありそうに見えて、その実全てが演技にも見える、不思議な残酷な殺人者・田上。 一時間じゃ物足りない…!とすごく思った。 この役が慎吾君で正解だったと思うけど、できれば映画とかSPのような長い尺で湯川との直接対決をもっと見たかった気もします。
それにしても、衣装チェンジも多く、色んな姿を見せてもらえて慎吾君ファンとしてはこれ以上ない程大満足◎ 個人的には慎吾君にはタートルの衣装よりも、首もとが大きく開いた格好の方が格好よく見えるな〜。 ドレスアップしたホテルでの田上は怖いんだけど、男前すぎる。 柴咲さんの内海刑事のドレス姿も可愛くて、画面的にもすごくよくお似合いだと思ってしまった。 また共演しないかな。すごく映えるとりあわせだ◎
でも、田上はどうして最後自分の手を汚そうとしなかったのか。 ハラハラしたけど、そこだけは腑に落ちないかな。 湯川との最後のやりとりはすごく良かったけど。 あそこでの田上は、暴走ぶりがひしひしと感じられてちょっと気持ち悪かった(汗) でも、湯川から渡された「より完璧な殺人方法」を見てからの表情と、「あの人はやっぱり天才だ」の言い方と、わなわなと震える手、一連の慎吾君の演技が改めて素晴らしかったと思う。 できれば、逮捕されるところまで描きこんで欲しかったかもな〜。
うーん、感想が全然言い足りない。 けど、まだ興奮が収まりきらないので、後はまた後日、かな。 とにかく、カッコよすぎて死にそうだったわけです。本気で◎
あーもう、スマスマどんなだったかよく覚えてないや(汗) うちの妹が数年前からずっと騒いでる最愛の小栗旬くん、すごく感じのいい男の子で好感度UP。 うちの妹がうるさいせいでずっと彼の存在は知ってたけど、最近すごく売れてきてるよね。 もやしが好きで六畳間で暮らしてるという庶民的なところが可愛くて、ヒットでした◎ 慎吾君、本当にそんなに小栗ファンだったのか〜。 意外なよな妥当なような? 少女の心を持った人だなあ、本当に。 さっきまであの冷たい殺人者を演じてた人と同一人物とはとても思えないというか…。 そこが香取慎吾最大の魅力かもしれない、とつくづく思った月曜の夜でした◎
ガリレオもういちど見てから寝よう。
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