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2007/12/20(木)
「かっちゃん…」
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再来年の大河『天地人』の主役が発表されましたね〜。 主役の直江兼続を演じるのは、
妻夫木聡…!
おおー妻夫木君かー。 …いいね◎ えっ、妻夫木くんて27歳(になったばかり)なんだ!? 知らなかった。 じゃあ、大河が始まる再来年で28歳かー。 妻夫木くんは嫌いじゃないので、 それにしても今年やったばかりの同時代を一年おいてすぐにやるなんて、NHKは何考えてるんだか。 映像やセット衣装もろもろ使いまわしできて合理的、ということなんだろうか。 戦国時代は好きだけど、こう立て続けだと、正直もっと過去の時代が見たくなるんだけどな。 でも、妻夫木くんということで、また若々しく爽やかな風を吹き込むような大河が見れたらいいなあ、ととっても楽しみ。 重厚な感じのは今年やったから、きっと次は違うテイストで来るんだと思うけど、どうなるのかな。 期待してます、妻夫木くん!!
◇◇◇
さてさて、今日の『新選組!!〜土方歳三最期の一日〜』ですが。
はーーー。 終わっちゃったなあ…。
という気持ち。 燃え尽き症候群再び。 このどこまでも続く草原を鉄之助少年がたった一人で駆けてゆく、そこにメインテーマが流れる、そのラストシーンがたまらないんだよね。 新しい時代の波にもまれ、方向を見失いつつもがき、まっすぐに不器用に生きた、そんな人間達のドラマを締めくくるのにこれ以上のシーンはないんじゃないかってくらい。
今回はどこがカットされてたのかな? 今日はあんまり気にならなかった。 それよりも、一週間待って後編というのがすごくドキドキして、04年当時みたいで楽しくて◎ 改めて、自分は『新選組!』が大好きなんだな〜とつくづく実感。 うちの母も喜んで見てた。(親子揃って組!好き)
やっぱり耕史さんの土方は格好良いな〜! あんなに男前な土方歳三なんてかつて見たことなかったし、あんなに男前な耕史さんもまだ見たことがないくらい◎ あの、近藤さんと半分こした羽織をぐっと額に結びつけるシーン、またあそこに泣かされた(涙) でも、試衛館ズやとのや斉藤さんとの回想は皆前編に集まってたせいで、今回はただひとり取り残された歳三、という図式がよりくっきりとしていた印象。
かっちゃんの最期とリンクするあのシーンは、これこそ絶対にカットされるもんだと思ってたから、あってよかった。 でも、今回が初見の人には伝わったんだろうか? というか、あれは最終回を見てきた人じゃないと絶対にわかんないところだろうな、と思うんだけど。 あのシーンの是非については、私の中でもいまだに答えが出ないところ。 でもね、お迎えが…とか、大人の事情で…とかじゃなくて、あの二人の最期の一瞬が偶然重なり合った。 そういう解釈が、私は一番好きだなあ。
もひとつ。 本音を言うと、続編は最初から三谷さんが言ってた通りのディスカッション劇で、あまりにも会話シーンの多さに反して動きが少ないところが、第一印象ではイマイチだった。 ただでさえ、もっと長いかと期待してたら1時間半だったし、もっと動きのあるドラマにしてほしかったという気持ちもあったり。 もちろん、続編も大好きなんだけどね。 もう少し密室劇じゃない方がよかったなーと、当時は思ったんだよね。 でも、こうやって改めて見てみると、「動」な本編に対し、「静」の続編とも思えるし、この長い会話劇がじわじわひたひた胸に来る感じで、ちょっと印象が変わったなあ。 最期の一日というよりも、本当に「最期の夜」。 実際にああいう会話が繰り広げられていたかもしれない。 降伏という考えを前にして、もっとやれるはずだという希望が生まれていたかもしれない。 そんなリアルさを、今回はより強く感じた、そんな「組!!」でした。
でも、ほんと、放映終了から3年、続編からでも2年経ってるというのに、いまだにこんな熱狂的に愛されてる大河なんて、他にあるんだろうか? NHKにも大事にされてる気がして、ちょっと嬉しい◎ こうして、時々サプライズが待ち受けてるものだから、いつまで経っても『組!』から離れられない私のような視聴者もきっとたくさんいるんだろうな〜。 来年こそは地上波再放送を…!(しつこい?) NHK、本当にありがとう!
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