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2004/06/08(火)
手記を読んで・・・
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長崎県佐世保市で起こってしまった悲しい事件。 今朝の新聞に、亡くなられた少女のお父さんの手記が載っていました。そしてテレビでもその手記について語られていました。 その内容はとても痛々しくて読んでいくうち悲しみよりもくやしさで涙が出そうになりました。 今回の事件、娘の死を受け入れられない・・・父親としてどうだったのかと自問し後悔している・・・本当に痛々しい姿。。。 でも、この手記を読んでただ悲しいとか悔しいとかいうだけでよいのだろうか? 実はまだ自分がどうすべきかという答えを出しているわけではないし、それが正しいのかも分かりません。 ただ、今は、「命の大切さ」「大切な人ががそばに居ること、大切な人のそばにいられることの喜び」を子供たちに伝えること。そして自分自身もそのことについて真剣に考えなければと思っています。 今回の事件そして手記については、昼休みに先輩や後輩とも話題になったのですが、様々な意見があり、色々考えさせられました。 過去から、被害者の方やその家族のことは、いつもマスコミによってどんどんさらけ出されていきます。いったい何のために? でもそれを読んだり見たりしてしまう自分もいます。 どんなに僕が被害者のことを知ってかわいそうと思っても、ただ思うだけで、その方が生き返ることも無くて、そのかわいそうと思う気持ちも驚くほど短い時間に忘れてしまっている。無責任なマスコミとそれに踊らされる無責任な自分。これでいいのだろうか?少なくとも今回は、自分の心に、そして子供たちの心に何か残さなければと思っています。 少女の冥福を祈るとともに、お父さんはじめ家族の方の大きな心の傷が早く癒えることを願います。 このHPでは、開設以来、あえて社会の出来事や事件に触れないでおこうと思っていたのですが、今日は思うところが多々あったので日記に書かせていただきました。
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