|
2004/09/30(木)
ほな、また、来るで
|
|
|
台風一過、和歌山は昼前頃からいい天気になってきました^^ 風も気持ちよくて、この台風で一気に秋になったような気がします。 そして、今夜は月もめちゃくちゃ綺麗に輝いていました^^ 十五夜お月さんではないけれど、快晴(たぶん^^;)の夜空に浮かぶ今夜のお月さんは優しさの中にどこか強さも感じられました。 そんなお月さんに照らされている自分が、とても贅沢に思えて、みんなにもこの光を分けてあげたい。そう思いました。 さて、台風ですが幸い僕や僕のまわりでは被害は無かったですが、今回も各地で大きな爪あとを残していきました。 愛媛県や三重県では大変なことになっていて、ニュースを見て驚きました。 いつもながら、自然は手加減無しなので本当に恐いです。でもたった一日の違いで今夜はあまりにも穏やか。。。 このギャップに戸惑いさえ感じてしまいます。でも、それが自然。 僕たちはそんな「自然に生きてる」ということを改めて自覚し、謙虚に、そして覚悟を持たなければならないのかもしれない。そう思います。 でも、すぐ忘れてしまうんですよね。そして、天災は忘れたころにやってくるんですよね。 但し、今年は次から次へとやってきてますが・・・ 被害に遭われた方々はこれから大変だと思いますが、1日も早く笑顔が戻るように祈ります。 ところで、先日先輩に本を貸してもらいました。 タイトルは「ほな、また、来るで」 早川一光さんというお医者さんが書いた本ですが、かなりの高齢にも関わらず、文章がとてもやわらかくて、人情に溢れています。まだ、途中までしか読んでいませんが、今回も素敵な本に巡り会えたと感謝してます^^ この本の帯に書かれていることを書きますね。
『告知と宣告は違うんだ。このおっちゃんにとっては、病気の名前はどっちゃでもええのや。ただな、「あんた、最後まで看てくれるか、つきあってくれるか」と問われているんや。最後までつきあう覚悟が、僕たち医療人には必要なんだ。そこや。』
毎日のように悲惨で暗いニュースが流れる社会で、人が恐いと思うこともありますが、やっぱり人間っていいなあ。人間に生まれてきて良かったなあって思わせてくれます。 でも、形だけ人間でも心が「人」じゃなきゃ、人間じゃないと思う。 今夜は、無い頭で色々考えてしまいました^^; 秋の夜長、たまには真剣に考え事をするのもいいかな(^_^)ゞ
|
|
|