時に厳しく、時に楽しい、服部ワークショップ☆レッスン記
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2004年10月
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2004/10/30(土) 【Akaishing】これが貴公子の現在進行形…
ある意味、一番"役者魂"を持っている人が覚クンである。頑固なまでに自分の中にある役のイメージを大切にし、取り敢えず自分の思うままに進んでみるタイプの人である。だから自分の中のイメージと違えば、当然「今は放っといて」となる。そんな状況の彼に何度も遭遇した事がある。その都度、この人は根っからの"役者"なんだなぁ〜と思った。

思えば『蜜の味』の稽古の時にも、似たような状況の中にいる彼の姿を何度か見たような気がする。彼の中には「何かが違う…」というような、自分自身で納得のいかないような感じがあったのだろう。その時にも「放っといて」と、取り敢えず自分の思うジェフ像を演じ続けていた。暫くそのままでいると、そこから新たに何かが生まれる事もあって、覚ジェフも当然変化していくのだが…

以前、『わが友ヒットラー』の本読みの段階で、"覚クルップの手から杖が床に落ちる瞬間が見えた"と書いた事があった。あの時は、正直ドキドキした。なんか"瞬間"を見てしまった事に対して小さな興奮を覚えたからである。意識をしていない時に出るリアルさって、なんて凄いんだろう…と思ったのだ。でも彼の場合、意識をし始めるとそれが崩れてしまう所があるようだ。クルップが杖を落とす場面、今ではなんだかお約束のような感じに落ちる杖を見ると、少し残念な気がする。


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