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2004/10/08(金)
覚クルップ
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「動きを入れられたら動いてみて」という九二先生に「いや、いいですっっ」と答えていた覚クン。そして二人は左右それぞれのテーブルに着き、イスに座り、本読みが始まった。覚クルップと、賢成さんヒットラーだ。(10/3の画像を見てね)
足の悪いクルップが、持っていた杖を床に落としてしまうシーンがあった-- それまで特に動くこともなく、ただ普通に座っていると思われた覚クンの手から杖が落ちた-- 拾おうとするクルップ-- 手が杖を探す-- あともう少しだ-- もう少しで手が届くのに…-- やはり手は届かない-- 諦めたのか、ヒットラーに取ってくれるようにお願いすることにした--
本当に何秒もないシーンなのだが、本人は意識してかしないでか、覚クンの手から杖が落ちるのが見えたのだ。もちろん彼の手には杖などない。なんせ、まだ本読みの段階なのだから…
芝居をする上でウソをつく事も大事な事なのかもしれない。だが、こういう時に自然と出る仕草や動作には、妙なリアリティが生まれたりするんだな…と思った瞬間でした。
この時、"役者・赤石 覚"を見たような気がしました。でも、あんまり褒めると間違いなく図に乗るので(笑)、これくらいにしておこう!(^.^)
P.S. カメラマンが悪いのか、なぜか顔を見せてはくれない赤石 覚さんであった…
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