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2004/11/22(月)
魅力的に悪を演じる…
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「オガタさんは、いい事書き過ぎる…」と九二先生がおっしゃっているとの話を佐藤さんからお聞きしました。そうかなぁ〜?そんなにいい事ばかり書いてるのかなぁ〜?ではでは私の書く事は、どーぞ皆様、話半分に…(ウソウソ)
さて、昨日はまっちゃんの集中レッスンと相成りました!まず通しを二回、そして場面ごとにダメ出しが入ります。まっちゃんはヒットラー、佐藤さんがクルップです。
「ヒットラーは悪(あく)だけど、魅力的に客に魅せる!」という、とてつもなく難しい課題が九二先生より出されました。果たしてまっちゃんに"魅力ある悪"を演じられるのか?と思いきや、なかなかどーして魅力的ではないですかっ! まっちゃんの魅力の一つに眼力がありますが、ヒットラーが疲労感と陶酔感を漂わせ、目を細くしながら遠くを見つめる時の瞳が、なんとも言えず本当にいい瞳をするんですよ! そしてもうワンシーン、中盤の長台詞をダーーーっと言った後の「それが罪だった…」の一言も良かった!(この説明じゃ良く分かりませんね?)でも、ラストの長台詞は噛み噛みでNGだったけど…「アドルフは芸術家になるだろう…(ニヤッ)」のニヤッも良かった!(ますます分かりませんね?) きっとまっちゃんは、表情で魅せてくれるタイプの役者なのでしょうね。後から台詞がついてくるような…「人にもよるけれど、まっちゃんの場合はオーバーに演ってもOKなタイプ」だと九二先生がおっしゃっていましたが、言われてみれば本当にその通りだ!と妙に納得。
「長台詞の時には、速度や声の高さを変える」という課題も出ておりました。先ほどにも出てきましたが、ダーーーっと長台詞を言った後のポツリと呟くような「それが罪だった…」の一言。低い声でゆっくり語り始めたかと思いきや、いきなり高音で有無を言わさず一気に捲くし立てる…みたいな感じ、色々ありますが、変化をつけて気持ちの流れ(移り変わり)を表現させていくという事なのかもしれません。
それにしてもまっちゃんは、ここって時に魅せてくれますね…(*^^*)
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