時に厳しく、時に楽しい、服部ワークショップ☆レッスン記
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2004/11/09(火) 三幕・ラストシーン
クルップ「アドルフ、よくやったよ。君は左を斬り、返す刀で右を斬ったのだ」
     という言葉に対し、舞台中央にて"ハイル・ヒットラー"のポーズをしながら、
ヒットラー「政治は中道を行かなければなりません」
     この台詞で三幕は終幕します。

画像は、まさにこれから"ハイル・ヒットラー"のポーズ(←ヒットラーと言えばこのポーズ…ってヤツです)と共に最後の台詞を発する寸前のさなっちです。

この台詞と共に、ヒットラーとクルップの立場が逆転してしまった様に私には感じました。
きっとこの時クルップは、自分がとんでもない思い違いをしていた事に気付き、「君は左を斬り…」という言葉と共にその事実を認めたのでしょう。

この『わが友〜』はとても難しい題材だと思うし、実在する人物だけあって難関だらけだと思うのですが、皆それなりによく解釈して自分のヒットラーなりクルップを演じているなぁ〜と、本当に観ていて感心してしまいます。まだまだ課題はたくさんあると思うし、一つずつクリアしていかなければなりませんが、確実に近付いて(前進して)いるので、この調子で是非、頑張ってほしいと思っています。

それにしてもヒットラーって、つくづく恐ろしい男だと思う…


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