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2004/08/13(金)
ニオブン
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僕らの未来
「あーーーー、つっかれたぁーー!!」
倒れこむようにベッドに横たわると、スプリングがぎしりと音をたてた。
テレビも音楽もついてない1人きりの部屋は自分がつくりだす音以外は存在しない。
ブン太は顔をくすぐる自分の髪を指に絡めながら、白い天井をぼーーっと見つめていた。
そうしていると今日一日の記憶らしいものが頭の中をとおりすぎていく。
今日の部活はどうだったとか、帰りに見つけた小さな喫茶店のことだとか、焼けるような真っ赤な夕日だとか・・・。
ふっ・・・と目を閉じる。
視覚を欠いて、他の感覚はいっそう敏感になっているはずなのに、今はいつも耳につく時計の秒針の音さえ聞こえない。
「・・・・・・・・」
静かすぎる部屋は嫌いだ。ひどく憂鬱な気分になる。
それに今は思春期真っ只中。
柄にもなくセンチメンタルになることだって少なくない。
漠然とした不安と孤独感が、急に押し寄せてくるのだ。
中学を卒業して、高校をでて・・・その後はどうなっているのだろうか。
きっとその頃にはこの家をでて、1人暮らしなんかをしてたりするんだと思う。
はたして自分は1人で暮らしていけるんだろうか・・・。
金には困らない。洗濯はできるし、掃除もたぶんできる。
だけど料理はからっきしだめだ。包丁なんて学校でやった調理自習で持ったことがあるという程度だ。
その時に習得したのはきゅうりの輪切りだった。
え??何これ・・・な、なんちゃってニオブン小説。(まだまだ途中) めんどくさくなったのでたぶん書きません(笑)気が向いたら書いてるかもしれません。 将来のことを考えると不安になったりするのです。
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