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2004/10/22(金)
門バナナ
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今日はサラスヴァティープージャ*学問、芸能の神様 にお祈りする日だった。期末試験までほとんどの生徒 は里帰りをして大学は閑散としていたが、音楽学校なので すべての楽器や本、ダンス用のタタカリなどを並べて それに花や米、お香、果物ランプなどをお供えして 1時間ほどプージャをした。この日はどの科目も勉強 してはいけないというのがあまり納得いかなかったのだが サラスヴァティーがお休みをする日と言う意味だそうで、 やっと理解できた。 さて、町の至る所で目に付いたのがバナナの葉っぱ売りだ。 南インドのご飯はバナナの葉をお皿にするが、そのためではなく 店や家の門または屋根などにバナナの葉(枝ごと)を飾る習慣 らしい。日本では松竹梅が縁起のよい植物だが、こちらでは バナナ、マンゴー、ココナッツといったところだ。 食べるだけではなく、バナナの葉は皿、マンゴーの葉は縁起のよい 飾りとして活躍、ココナッツの葉は屋根を葺くのに使われる。
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