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2004/08/15(日)
観察日記
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インドのような過酷な暑さの中で暮らしていると、皮膚の老化が早い。人の年齢を当てるとだいたい予想より年下だし、30歳半ばでも白髪が出てくるそうだ。授業中胡坐をかいてみんなで歌うのだが、ふと足をみるとヒビが半端でない。はだしで生活しているから仕方ないか。それとはまた話がちがうけど、同級生は若い割りにみんな大人びている。インドの女性は20歳くらいでも25歳くらいにみえる。学校でしっかり教育されてきた子は特にしっかりしている。全体的に年をとるのが早いのも手伝って大人びている。 上級生は貫禄があって、私より全然年下でも、アッカ(お姉さん)と呼びたくなる(先輩をアッカと呼ぶのが習慣)。 インドの顔のパターンというものは顕著だ。ついグループ分けしたくなってしまう。時々同じ人かと思ってしまうくらい。パーツが似ているのだろう。髪はほとんどの人がカーリーヘアだが、 生え際までくるくるしている人は少ない。みんな腰まで髪を伸ばしている。赤ちゃんのときに女の子はみんな剃って、髪を太く するからうらやましいくらい髪が多い。三つ編みすると、踊りのとき着けるつけ毛位はある。 みんなお洒落さんなので、髪のアクセサリーは安いながらも いろいろかわいらしいものを着けている。暇なのか三つ編みをいっぱいつくって凝った髪型にして来ることも。 髪につける花は私も毎日買っているが、不経済なのにもかかわらず、みんな欠かさない。私のお気に入りはバラ。 ジャスミンはいいにおいだけど虫が寄ってくるので あまりつけたくない…。朝はみんなきれいな花だけど、夕方になると当然枯れている。 サリーまたはハーフサリー(ロングスカートに上半身はチョリとサリーの上半分を着るもの、若い子のみ)の好みは千差万別だが、なぜか茶色とかカーキ、エンジ色を着る子が多く、肌の色も手伝ってとってもくらーい印象をうける。肌の色とコントラストのある色はよく映えるのに。眉がキッとつりあがっている上級生がカーキ色のサリーを着ていると女性警官みたい。 スカートの柄は田舎くさく見える柄が多い…(たまにはそうでない人もいるけど)。半日片時も離れず一緒に行動していると 観察癖が身についてしまう。
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