インド日記
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2004/08/21(土) ただしい姿勢は?
バラタを主に練習しているときは、私の場合、大腿部、足首、ふくらはぎなどが痛んでくる。腰はあまり痛くならないのだが、
先月から歌や楽器を主に練習するようになり、胡坐で一日の半分を過ごすようになると、腰が痛くなることが多くなってきた。どの授業も胡坐が基本だが、歌うとき以外はたいてい、同級生たちは恐るべき猫背で、ひじを膝につけてあごを突き出した格好でいる。これは確かに楽だが、腰が曲がりそうなので
まっすぐな姿勢を保つようにしているのだが、返ってこれが腰痛の原因のようだ。
整体の先生が、椅子に座るときはお尻を突き出すようにして浅く座れば腰に負担がかからないといっていたが、胡坐でも同じことなのかもしれない。
去年お三味線を習わせて頂いたとき、正座で弾き続けることが拷問のように感じられたが、胡坐も長時間座っているとなかなか大変だ。私の場合は膝にも強い痛みを感じる。
バラタをやっているために、膝のねじれのようなもの
があるせいかもしれない。アラマンディーでは、膝を無理に開いているので、座る姿勢が多くなると膝の筋肉が緩んできて、痛みを感じるようだ。耐え切れなくなって、授業中何度も足を組みかえるが、胡坐でいる限り一向に痛みが退かない。授業が終わるころにはいわゆる体育座りで膝を抱えている。先生の前では胡坐以外で座ることはいけないらしいのだが、大目に見てもらっている。
他の子は、というと、少しは辛いようだけど一度も組み替える様子がない。胡坐のとき膝がぺたんと床についているタイプだ。
日本人でももちろんそういう人はいるので、インド人特有のものではないと思うが、胡坐で生活をしてきた民族には、これが一番自然な座り方なのだろう。
休憩のとき胡坐のまま上半身を折り曲げて寝ている子がいるのには驚いた。
また、ヴィーナを毎日練習するようになって首、肩のコリがひどくなった。私のヴィーナが体には大きすぎるのか(プロが使う大きい立派なヴィーナ)、左腕を楽器のアームに回すことにまだ慣れていないせいかもしれない。
ヴィーナはジャックフルーツの木をくりぬいてつくる。大きなお椀型の音を出す部分を床につけ、膝の上に、アームについた大きい瘤のようなものを支えにして弾く。長時間胡坐で弾きつづけると、足がしびれてきて立てなくなる。これは私だけではないよう。1年くらいたったら少しは慣れてしびれもなくなるといいのだけど。なんにせよ一生懸命やると体に負担がかかるものだから
仕方ないのかもしれない。


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