インド日記
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最新の絵日記ダイジェスト
2011/10/13 サラスヴァティー・プージャー
2009/01/07 長い眠りから覚め
2008/03/20 高貴な役者魂
2008/03/19 止まらない
2008/02/08 八方美人

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2005/10/27(木) 靴下
 インドは常夏と思われているかもしれないが、秋、冬もある。
この頃は靴下をはかないと寒くて寝られない。
 
 北インドでは6つの季節に分かれているという。すなわち春、熱季、雨季、秋、冬(冷季と雪季)。

 だがここは(南インドも本当に広いので今いるところに限る)初夏(3,4月)強風期&夏(5,6,7月)、熱季(8,9月)、雨季(10,11月)、冬(12,1,2月)といってもせいぜい日本の11月程度が一番寒いくらい)という感じ。

 正確な呼び名ではないし、タミルの月は西暦と違うので、季節を決めるのは微妙に難しい。今はやっと窓を閉めたまま料理をしても、汗が出なくなった。

しかし洗濯物が全然乾かず、困っている。コインランドリーなるものはもちろんないし…。

 その数日後また夏がぶり返したように暑い。体も大変。

2005/10/23(日) お祭りシーズン
 あと1週間もするとディーパーワリ(ディーパは光、ワリは道)
光で無知や悪を退治するという意味だが、メインはクリシュナがナラカースラというアスラを退治したという神話にちなむ。

 北インドだとランプをたくさん灯して幻想的なお祭りのイメージだけど、ここは主に爆竹。老若男女爆竹と花火を楽しむ(怪我もあるので外出には注意)。

 家族で着物を新調し、お決まりの隣人親戚訪問。この時期はみんながうきうきしている。サリー、サルワールカミーズを売る店は稼ぎ時だ。

 いつもお祭りごとに聞かれるけど、日本にディーパーワリはあるかとか、お祝いしに帰らないのか(電車で帰れると思っている子がいた)とか、うーんみんな日本のこと知らないのね思っている。

 追記:ディーパーワリには上記に加えて、ガンジス川がどの家にも来ると信じられている。南インドの人たちはなかなかカーシーまで行けないので、この日に朝沐浴し、全ての罪を一掃するという。
 
 アンナープルナ(アンナはご飯、プールナは満たす)という女神がこの期間だけお目見えし、そのお下がりを頂くと1年間空腹に悩まされないとも言われている。金の服をまとってお菓子のお神輿に乗っているとか。

2005/10/13(木) ヴィジャヤ・ダシャミ
 ナヴァラトリが開けて今日は10日目。この間ドゥルガー女神が
アスラを退治して勝利したと信じられているので、カルナータカ州や北インドでは大きいお祭りをしている。

 ここタミル・ナードゥー州では山車などは見られず、昨日のサラスヴァティー・プージャの続きで、先生のお家に訪問して、新しい何かを習い、また1年学業に励むことが出来るようお祈りする。先生のお家は生徒であふれ、入りきれないほどだった。

 また、隣人は訪問しあって、特に年長者のいる人にナマスカーラムをする。歌の先生宅に行ったら、習っている人のおうちに急遽呼ばれた(行くことが大事で、普通何もしないでおしゃべりをする)しかし歌を習っている人ばかりが集まっていたので、歌大会のようになってしまった。

 結局4軒ハシゴしてたくさん歌うことに。以前は踊りで留学だったので、一曲踊ってといわれるのが普通だったが、それよりははるかに良いけど。

 写真は帰りに頂いた品々。サリーのブラウス生地、果物、ビートルナッツの葉など。

2005/10/11(火) サラスヴァティープージャ
 今日はナヴァラトリの最終日、サラスヴァティーを祀る日。学問と芸術の神様なので、楽器や本を神棚に置いて、白檀の粉を溶いたものと赤いクンクマムという粉をつけ儀式を行い、今日は練習せず明日から新しいレッスンを受ける。

 乗り物(バスや車、スクーターなど)も今日点検に出し、花輪で飾りつける。お店などもこの日からバナナの葉っぱを門に飾り、街中頭痛がおきそうな大音量の映画音楽をかけていて、賑やかである。

 プージャの進行は以下のような感じ。参加する人は家で水浴びなりシャワーなりすませて、体を清めておく。

 用意されるものは花、ココナッツ、果物、バナナの葉、クシャという草、白檀の粉、お香(普通の線香と煙がモクモク出る2種類)水、ランプ、綿を紐に等間隔でつけた輪っか(サラスヴァティーに新しい服をお供えするという意味)。

 ターメリック(ウコン)を水で練ったもので小さい塊をつくり、ガネーシャに見立てクシャという細く小さい草をお供えする。
 
 黄色くした米、花、水をサラスヴァティーの別名(いくつか数えられなかった)を読み上げるたびに少しずつ神様、楽器、の方に投げる。
 
 サラスヴァティーの絵に綿の首飾りをかける。

 そのあとお香(これは粉)を火の熾った炭の上に置き、その煙で楽器、神様すべて焚き染める。

 皆で花をお米をかける。

 最後にココナッツを割り、お供えものを分け、ゲストにはビートルナッツの葉とともにプラサーダム(お下がり)を渡す。

2005/10/05(水) Navaratri
 今日はナヴラトリ(9夜)の2日目。ナヴラトリとは、それぞれ3日間パールヴァティ(力を司る)、ラクシュミー(富を司る)、サラスヴァティ(学問、芸術を司る)3女神を祀るお祭り。
 
 その間、ひな壇に人形と言う人形を飾り、それぞれの人形に
神が宿っていると思われている。各家々を訪問し、挨拶しあい、人形を鑑賞するのどかな風景が見られる。
 
 女性は帰る時に必ずクンクマム(赤い粉、吉祥の意味がある)をつけ、訪問された方はお土産にココナッツやビートルナッツの葉(消化をよくするために食べる)、小額のお金など縁起のよいものをを持たせる。

 特に子供はお菓子をもらえるので家をくまなく回り、あげるほうも9日分のお菓子を用意しなくてはいけないので大変。9日目があけるとサラスヴァティプージャ(学問の向上を願う)がある。

2005/10/03(月) ガンディー
 今日はガンディーの記念日(誕生日)。インドのお札は全てガンディーが印刷されている。本当に尊敬されているのがわかる。
パキスタン、バングラデシュといつかまた一緒の国になったら、喜ぶと思うのだけど。今の状況を見たらどう思うかなあと考えた。

2005/10/02(日) 大きいナスと小さいかぼちゃ
 グリーンの小さいナスは一般的だけど、大きいのは初めて見た。紫のなすよりとろっとして美味しい。
 
 かぼちゃは薄い黄色で、甘くないけど瓜の一種としてサンバルに使う。オレンジの大きいかぼちゃも試したけど、やっぱり甘くはなかった。

 季節ごとに野菜が変わっていくのは面白い。当たり前のことだけど、少しずつなので去年は気づかなかった。原始的なサツマイモやサトイモ(割と年中ある)も売っている。他にも試していないイモ類があるので、徐々に食べて行きたい。

 ケーララ出身の人が作ってくれたヤム芋の炒め物は美味しかったなあ。

2005/10/01(土) 大きい鳥
 このごろ鳶か鷲のような鳥を多く見かける。悠々と飛んでいるのを見るのは気持ちがいい。
 本当にラッキーなことに近くの枝に止まったので、何枚も撮ったけど逆光でよく見えなくて、唯一写っていたのがこれ。中ほどの枝に止まってます。


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