インド日記
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2005/07/31(日) お弁当の問題
毎日お弁当を持参しなくてはいけないのだが、朝は練習タイムに当てなくてはいけないので自分でつくるのはなかなか大変だ。
1年生の途中まで、毎日レモンライスとココナッツライスとトマトライスのローテーションにうんざりして、ついに近所の若奥さんに頼んで、しばらくお弁当を買っていた。しかしこのお宅も朝に野菜のおかずをつくる余裕はないらしく、朝食のイドゥリとドーサのどちらかしかなく、これもかなりうんざりして、自分でまたつくることにした。
友達のお弁当はお母さんが作った、野菜たっぷりのサンバルライス、ラッサムライスカードライス、ベジタブルビリヤニなど。
うらやましい。夜につくっておくという手も考えたが、暑いので
すぐだめになってしまう。
朝から野菜切っていられないし、今のところまたレモンライスか
ポンガルになりそうだ。

2005/07/27(水) オリッシーダンス
ありがたいことに、一流のダンサーや歌手の公演を見てもらおうと、とあるNGOが主体となって、ボランティアで各地の学校を回ってくださっている。今日はオリッシーを見ることが出来た。
この方はSujatha Misraさん。テレビでも見たことがあるような気がする。パンフレットはスリムな方だったが、本物は
ちょいとドスコイだった(自分を棚に上げてすみませんが)。

ずっと南の音楽ばかり聞いているせいか、北インドのハルモニウムやパッカワージの音が非常に心地よく聞こえた。
ヴォーカルの哀愁漂う歌声もよかった。
北インドのラーガは南インドと重なっているものも多く、
いろいろ勉強になる。

いろんな歩き方や、動物のデモンストレーションもあり
ナヴァラサなどの長いアイテムもあり、結構楽しかった。
北と南の人たちの共通語は英語だった。インドの広さを実感。

2005/07/24(日) 日本のミックススパイスといえば
やはり七味だろう。たまには七味も必要なので、
ちゃんと持ってきてある。開けようとすると、日本語と英語で
寛永2年創業と書いてある(1625)。
結構昔から、日本人もスパイスを楽しんでいたのだなあと思った。ちなみに「や○ん堂」。
インド料理に七味を試したことはないが、どうだろう。

2005/07/20(水) 日本のアニメ
日本で見ることのないアニメも、こっちで見ると懐かしいので
ついついチャンネルを合わせてしまう。
でも新しいアニメの邦題はほとんどわからない。
私が小学校のときによく日曜日の夕方に見ていた
ハウス劇場(だったと思うけど)の「小公女セーラ」と
「若草物語」はすぐわかった。
他に今やっているのは「Monkey Tyhoon」、「Samurai X」
「たれぱんだ」、「アフロ犬」(共にローマ字で)、「Avenger」、「Princess Comet」、「Inuyasha」などなど。
しかしこれらの内容のどこまでが、インドの人たちに伝わっているか。それにしても、日本のアニメのクオリティは世界一
だと思う。ちなみに吹き替えは主に英語、ヒンディー語。

2005/07/15(金) よい点、悪い点
聞いた所によると、インドの大学によっては大変休講が多く、文字通り学位をとるためだけの学校もあるらしい。
ありがたいことに、ここの学校は一応シラバスを終えるまでは2日に1日くらいはみっちり授業がある。
しかしそのやり方はちょっと大変。去年も経験して面食らったが、新学期の1ヶ月くらいで3か月分くらい教えてしまう
というのはどうだろう。私は6月22日から学校に復帰したが、7月15日の今日、もうそろそろ前期のシラバスは終わろうとしている。
当然どの曲も中途半端にうろ覚え。もともと、学校では個人レッスンのような密度は期待する方が無理なのだが。
それでも皆、試験のころには何とかなってしまうのがすごい。娯楽がないから練習するしかないということかな。
しかし、それ以上上手くなるには、やはりプライベートレッスンにに頼らざるを得ない。


いろんな曲をつまみ食いのように習って、得したことも少しはある。CDを聴いてラーガの名前を当てるのが前より早くなった。
まだまだ知っているラーガはごく一部だけど、魅力としては
ある特定のの感情を呼び覚ます力。
1つ音が違うだけで、明らかに違う。

ダンスでは特に、その曲のメインとなる感情〈ラサ)に合わせてラーガが選ばれている〈ラーガに合わせて振付けている
かもしれないが)。踊りを習い始めたころは、ラーガによって特定の感情が出てくるということが全然わからなかったから
私の場合、踊りを習ったことで、そのラーガのイメージが
刷り込まれているということも考えられる。

写真は、チャナマサラ(豆のカレー)が美味しい
軽食屋。

2005/07/07(木) ちょっとこわい?
昔ながらのインドの台所は、ガス台こそ立って使うものの、
野菜をむく、切る作業は大体、床で行う。
夕方人の家を訪れると、ニンニクやらたまねぎを
ばーっと床一面に広げて、奥さん(と、たまに使用人)が
せっせとむいている。
たまねぎもニンニクも普通サイズと
小さいサイズがあり、小さい方が味がよいので好んで
使われるので、結構大変。
たまたま行ったお宅では、珍しいがご主人がたまねぎを
切っていた。ナイフは使わないでこういう器具を使うのだが
ちと経験が必要なので、私は結局買わなかった。
この方は手元は見ずに、テレビを見ながら切っていた。

2005/07/03(日) 強い皮膚
昨年11ヶ月同じ場所に住んで、また振り出しの月
7月に戻ってきて、大体の1年間の季節分けをしてみたい。
私の感覚では7月〜9月が盛夏、10月〜11月が雨季〜秋
12〜2月冬、3〜6月初夏。1年の半分は暑い方に入るわけで
インドの人たちは体力あるなあと思う。
スクーターに乗っている人の90%以上が
帽子を被っていない。私なんて10分もしたら頭が焼けるように
なって頭痛がしてくる。
そして皆、裸足力がすごい。学校の屋上にも教室があって
そこに行くまで、鉄板のように熱い石の床を歩いていく。
私はサンダルを欠かさないが、裸足の子達もいる。
うっかり裸足で歩いたら、2日あとまで足の裏が
ひりひりしていた。
よく日中に石造りの寺に詣でるとこのような目にあう。


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